電源の管理 ユーザー ガイド
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目次 1 電源ボタン類およびランプの位置 2 電源オプションの設定 省電力設定の使用 ................................................................................................................................. 3 スタンバイの起動および終了 .............................................................................................. 3 ハイバネーションの起動および終了 ................................................................................... 4 電源メーターの使用 ................................................................................................................
5 コンピューターのシャットダウン 索引 .....................................................................................................................................................................
1 電源ボタン類およびランプの位置 以下の図および表に、コンピューターの電源ボタン類およびランプの位置を示します。 名称 説明 (1) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でカバーを閉じると、 ディスプレイの電源が切れます (2) 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押すと、 電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときに電源ボタンを押す と、電源が切れます ● コンピューターがスタンバイ状態のときに短く押すと、スタ ンバイが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときに短く押す と、ハイバネーションが終了します コンピューターが応答せず、Windows®のシャットダウン手順を 実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにする と、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、[スタート]→[コントロール パネル] →[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選択 します 1
(3) 2 名称 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスタンバイ状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハイバ ネーション状態になっています (4) fn + f5 スタンバイを起動します (5) バッテリ ランプ ● オレンジ色に点灯:バッテリが充電中です ● 青緑色に点灯:バッテリが完全充電時に近い状態です ● オレンジ色で点滅:電源にバッテリのみを使用している状態 で、ロー バッテリ状態になっています。完全なロー バッテ リ状態になった場合は、バッテリ ランプがすばやく点滅し 始めます ● 消灯:コンピューターが外部電源に接続されている場合は、 コンピューターのすべてのバッテリが完全に充電されると バッテリ ランプが消灯します。コンピューターが外部電源 に接続されていない場合は、ロー バッテリ状態になるまで ランプは消灯したままになります 第 1 章 電源ボタン類およびランプの位置
2 電源オプションの設定 省電力設定の使用 Windows XP オペレーティング システムでは、スタンバイおよびハイバネーションの 2 つの省電力状 態が出荷時の設定で有効になっています。 スタンバイを起動すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータはメモリに保 存されます。スタンバイを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れま す。コンピューターが長時間スタンバイ状態になった場合、またはスタンバイ状態のときにバッテリ が完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを起動します。 ハイバネーションを起動すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスタンバイやハイバネーションを起動しない でください。 注記: コンピューターがスタンバイまたはハイバネーション状態の場合は、ネットワーク接続やコ ンピューター機能の実行が一切できなくなります。 スタン
スタンバイを終了するには、以下の操作を行います。 ▲ 電源ボタンを押します。 コンピューターがスタンバイを終了すると、電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に 戻ります。 注記: コンピューターがスタンバイを終了するときにパスワードの入力を要求するように設定した 場合は、作業画面に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 ハイバネーションの起動および終了 システムは、バッテリ電源の使用時に操作しない状態が 30 分続いた場合、または完全なロー バッテ リ状態に達した場合に、ハイバネーションを起動するように出荷時に設定されています。 注記: 外部電源の使用時には、ハイバネーションは起動されません。 電源設定およびタイムアウトは、Windows の[コントロール パネル]の[電源オプション]を使用して変 更できます ハイバネーションを起動するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[終了オプション]の順に選択します。 注記: ユーザーがネットワーク ドメインに登録されている場合は、[終了オプション]ではなく [シャットダウン]ボタンが表示されます。 2.
電源メーターの使用 電源メーターはタスクバーの右端の通知領域にあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源 設定にアクセスしたり、バッテリ残量を表示したりできます。 ● [電源オプション]にアクセスするには、[電源メーター]アイコンを右クリックして[電源プロパティ の調整]を選択します。 ● バッテリ残量のパーセントを表示するには、[電源メーター]アイコンをダブルクリックします。 コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[バッテリ メーター] アイコンの形の違いで判断できます。 [電源メーター]アイコンを通知領域から削除するには、以下の操作を行います。 1. 通知領域の[電源メーター]アイコンを右クリックし、[電源プロパティの調整]をクリックします。 2. [詳細設定]タブをクリックします。 3. [アイコンをタスク バーに常に表示する]チェック ボックスのチェックを外します。 4. [適用]をクリックし、[OK]をクリックします。 [電源メーター]アイコンを通知領域に表示するには、以下の操作を行います。 1.
電源設定の使用 電源設定は、コンピューターの電源の使用方法を管理するための、システム設定の集合です。電源設 定によって、電力を節約し、コンピューターのパフォーマンスを最大限に向上させることができま す。 以下の電源設定を利用できます。 ● ポータブル/ラップトップ(推奨) ● 自宅または会社のデスク ● プレゼンテーション ● 常にオン ● 最小の電源管理 ● バッテリの最大利用 これらの電源プランの設定は[電源オプション]で変更できます。 現在の設定の表示 ▲ タスクバーの右端にある通知領域の[電源メーター]アイコンをクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 異なる電源設定の選択 ▲ タスクバーの右端にある通知領域の[電源メーター]アイコンをクリックし、一覧から電源設定を 選択します。 または a. [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の 順に選択します。 b. [電源設定]一覧から電源設定を選択します。 c.
スタンバイ終了時のパスワード保護の設定 スタンバイの終了時にパスワードの入力を要求するようにコンピューターを設定するには、以下の操 作を行います。 1. 通知領域の[電源メーター]アイコンを右クリックし、[電源プロパティの調整]をクリックします。 2. [詳細設定]タブをクリックします。 3. [スタンバイから回復するときにパスワードの入力を求める]ボックスにチェックを入れます。 4.
3 外部電源の使用 外部電源は、以下のどちらかのデバイスを通じて供給されます。 警告! 安全に関する問題の発生を防ぐため、コンピューターを使用する場合は、コンピューターに 付属している AC アダプター、HP が提供する交換用 AC アダプター、または HP から購入した対応す る AC アダプターを使用してください。 ● 認定された AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 以下のどれかの条件の場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリを充電またはバッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD または DVD に情報を書き込む場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が始まります。 ● コンピューターの電源が入ると、通知領域の[バッテリ メーター]アイコンの表示が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 8 ● コンピューターの電源がバッテリに
AC アダプターの接続 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに差し込んでください。 外部電源からコンピューターへの電力供給を完全に遮断するには、電源を切った後、電源コードをコ ンピューターからではなくコンセントから抜いてください。 安全に使用するため、必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。2 ピンのアダプター を接続するなどして電源コードのアース端子を無効にしないでください。アース端子は重要な安全上 の機能です。 コンピューターを外部電源に接続するには、以下の操作を行います。 1. AC アダプターをコンピューターの電源コネクタに接続します(1)。 2. 電源コードを AC アダプターに接続します(2) 。 3.
AC アダプターのテスト コンピューターに以下のような現象が見られる場合は、AC アダプターのテストを行います。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときに、コンピューターの電源が入らな い。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときに、ディスプレイの電源が入らな い。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときに、電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. すべてのバッテリをコンピューターから取り外します。 2. AC アダプターをコンピューターと電源コンセントに接続します。 3.
4 バッテリ電源の使用 充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続されていない場合、コンピューターはバッテリ電源 で動作します。外部電源に接続されている場合、コンピューターは外部電源で動作します。 充電済みのバッテリを装着したコンピューターが AC アダプターから電力が供給される外部電源で動 作している場合、AC アダプターを取り外すと、電源がバッテリ電源に切り替わります。 注記: 外部電源の接続を外すと、バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がりま す。ディスプレイの輝度を上げるには、fn + f8 ホットキーを使用するか、AC アダプターを接続しな おします。 作業環境に応じて、バッテリをコンピューターに装着しておくことも、ケースに保管することも可能 です。コンピューターを外部電源に接続している間、常にバッテリを装着しておけば、バッテリは充 電されていて、停電した場合でも作業データを守ることができます。ただし、バッテリをコンピュー ターに装着したままにしておくと、コンピューターを外部電源に接続していない場合は、コンピュー ターがオフのときでもでもバッテリは徐々に放電していきます。 警告!
バッテリ充電残量の表示 ▲ タスクバーの右端にある通知領域の[電源メーター]アイコンをダブルクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]→[電 源メーター]タブの順に選択します。 ほとんどの場合、充電情報には、バッテリの状態がバッテリ残量のパーセントと残りの使用可能時間 (分)で示されます。 ● パーセントは、バッテリの電力の推定残量を示します。 ● 時間は、現在のレベルでバッテリの電力を使用し続けた場合にバッテリを使用できる推定残り時 間を示します。たとえば、DVD を再生すると残り時間が短くなり、停止すると残り時間が長く なります。 バッテリの充電中に、[電源メーター]画面のバッテリ アイコンの上に稲妻の形のアイコンが重なって 表示される場合があります。 12 第 4 章 バッテリ電源の使用
バッテリの着脱 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外す と、情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、作業中 のデータを保存してから、あらかじめハイバネーションを起動するかオペレーティング システムの通 常の手順でコンピューターをシャットダウンしておいてください。 バッテリを装着するには、以下の操作を行います。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 2. バッテリをバッテリ ベイに挿入し(1) 、しっかりと収まるまで押し込みます。 バッテリが装着されると、バッテリ リリース ラッチ(2)が自動的に固定されます。 バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 2.
3.
バッテリの充電 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 バッテリは、コンピューターが外部電源(AC アダプター経由) 、別売の電源アダプター、別売の拡張 製品、または別売のドッキング デバイスに接続している間、常に充電されます。 バッテリは、コンピューターの電源が入っているかどうかにかかわらず充電されますが、電源を切っ たときの方が早く充電が完了します。 バッテリが新しいか 2 週間以上使用されていない場合、またはバッテリの温度が室温よりも高すぎた り低すぎたりする場合、充電に時間がかかることがあります。 バッテリの寿命を延ばし、バッテリ残量が正確に表示されるようにするには、以下の点に注意してく ださい。 ● 新しいバッテリを充電する場合は、コンピューターの電源を入れる前にバッテリを完全に充電し てください。 ● バッテリ ランプが消灯するまでバッテリを充電してください。 注記: コンピューターの電源が入っている状態でバッテリを充電すると、バッテリが完全に充 電される前に通知領域のバッテリ メーターに 100%と表示される場合があります。 ● 通常の使用で完全充電時の 5
ロー バッテリ状態への対処 ここでは、出荷時に設定されている警告メッセージおよびシステム応答について説明します。ロー バッテリ状態の警告とシステム応答の設定は、Windows の[コントロール パネル]の[電源オプション] ([スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション])で変更で きます。[電源オプション]を使用した設定は、ランプの状態には影響しません。 ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態になる と、バッテリ ランプが点滅します。 ロー バッテリ状態を解決しないと、完全なロー バッテリ状態に入り、バッテリ ランプがすばやく点 滅し始めます。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 16 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスタンバイ状態のときは、ハ イバネーションが起動します。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスタンバイ状態のときは、短 い時間スタンバイ状態になってから、
ロー バッテリ状態の解決 注意: 情報の損失を防ぐため、コンピューターが完全なロー バッテリ状態になり、ハイバネーショ ンが起動した場合は、電源ランプが消灯するまで電源を入れないでください。 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 以下のデバイスのどれかを接続します。 ● コンピューターに付属の AC アダプター ● 別売の拡張製品またはドッキング デバイス ● 別売の電源アダプター 充電済みのバッテリを使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 1. コンピューターの電源を切るか、ハイバネーションを起動します。 2. 放電したバッテリを取り出し、充電済みのバッテリを装着します。 3. コンピューターの電源を入れます。 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ ハイバネーションを起動します。 または 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態の解決 ハイバネーションを終了するための十分な電力がコンピューターに残っていない場合は、以下の操作 を行います。 1.
バッテリ ゲージの調整 バッテリ ゲージの調整は、以下の場合に必要です。 ● バッテリ充電情報の表示が不正確な場合 ● バッテリの通常の動作時間が極端に変化した場合 バッテリを頻繁に使用している場合でも、1 か月に 2 回以上バッテリ ゲージを調整する必要はありま せん。また、新しいバッテリを初めて使用する前にバッテリ ゲージを調整する必要はありません。 手順 1:バッテリを完全に充電する 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 注記: バッテリは、コンピューターの電源が入っているかどうかにかかわらず充電されますが、電 源を切ったときの方が早く充電が完了します。 バッテリを完全に充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターにバッテリを装着します。 2. コンピューターを AC アダプター、別売の電源アダプター、別売の拡張製品、または別売のドッ キング デバイスに接続し、そのアダプターまたはデバイスを外部電源に接続します。 コンピューターのバッテリ ランプが点灯します。 3.
手順 3:バッテリを放電する バッテリの放電中は、コンピューターの電源を入れたままにしておく必要があります。バッテリは、 コンピューターを使用しているかどうかにかかわらず放電できますが、使用している方が早く放電が 完了します。 ● 放電中にコンピューターを放置しておく場合は、放電を始める前に作業中のファイルを保存して ください。 ● 通常、省電力設定を利用している場合は、このセクションの手順で放電させると、放電処理中の システムの動作が以下のようになることに注意してください。 ◦ モニターは自動的にオフになりません。 ◦ コンピューターがアイドル状態のときでも、ハードドライブの速度は自動的に低下しませ ん。 ◦ システムによるハイバネーションは開始されません。 バッテリを放電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源から切り離します。ただし、コンピューターの電源は切らないでくだ さい。 2.
手順 4:バッテリを完全に再充電する バッテリを再充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続して、バッテリが完全に再充電されるまで接続したままにしま す。再充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプが消灯します。 バッテリの再充電中でもコンピューターは使用できますが、電源を切っておいた方が早く充電が 完了します。 2. コンピューターの電源を切っていた場合は、バッテリが完全に充電されてバッテリ ランプが消 灯した後で、コンピューターの電源を入れます。 手順 5: ハイバネーションおよびスタンバイを再び有効にする 注意: バッテリ ゲージの調整後にハイバネーションを有効にしないと、コンピューターが完全な ロー バッテリの状態になった場合、バッテリが完全に放電して情報が失われるおそれがあります。 20 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 2. [電源に接続]列と[バッテリ使用]列の項目を、記録しておいた設定に戻します。 3.
バッテリの節電 ● Windows の[コントロール パネル]→[電源オプション]の順に選択し、消費電力設定を選択します。 ● ネットワークに接続する必要がないときは無線接続および LAN 接続をオフにし、モデムを使用 するアプリケーションは使用後すぐに終了します。 ● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのうち、使用していないものをコンピューターから 取り外します。 ● 使用していない外付けメディア カードを停止するか、無効にするか、または取り出します。 ● 必要に応じて画面の輝度を調節するには、fn + f7 および fn + f8 ホットキーを使用します。 ● しばらく作業を行わないときは、スタンバイまたはハイバネーションを起動するか、コンピュー ターの電源を切ります。 ● バッテリが使用されていないとき、または充電されていないときは、コンピューターからバッテ リを取り外します。 ● 別のバッテリを購入し、全体的なバッテリの稼動時間の寿命を延ばします。 ● バッテリを気温や湿度の低い場所に保管します。 バッテリの節電 21
バッテリの保管 注意: 故障の原因となりますので、バッテリを温度の高い場所に長時間放置しないでください。 2 週間以上コンピューターを使用せず、外部電源から切り離しておく場合は、すべてのバッテリを取 り出して別々に保管してください。 保管中のバッテリの放電を抑えるには、バッテリを気温や湿度の低い場所に保管してください。 注記: 保管中のバッテリは 6 か月ごとに点検する必要があります。容量が 50%未満になっている場 合は、再充電してから保管してください。 1 か月以上保管したバッテリを使用するときは、最初にバッテリ ゲージの調整を行ってください。 22 第 4 章 バッテリ電源の使用
使用済みバッテリの処理 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたり しないでください。また、接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでください。 バッテリの廃棄については、 『規定、安全および環境に関するご注意』を参照してください。 使用済みバッテリの処理 23
バッテリの交換 コンピューターのバッテリは消耗品で、その寿命は、電源管理の設定、コンピューターで動作してい るプログラム、画面の輝度、コンピューターに接続されている外付けデバイス、およびその他の要素 によって異なります。 [バッテリ チェック] は、内部セルが正常に充電されていないときや、バッテリ容量が「ロー バッテ リ」の状態になったときに、バッテリを交換するようユーザーに通知します。交換用バッテリの購入 について詳しくは、メッセージに記載されている HP の Web サイトを参照してください。バッテリが HP の保証対象となっている場合は、説明書に保証 ID が記載されています。 注記: 必要なときにバッテリ切れを起こさないようにするため、充電残量のインジケーターが緑が かった黄色になったら新しいバッテリを購入することをおすすめします。 24 第 4 章 バッテリ電源の使用
5 コンピューターのシャットダウン 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 コンピューターのシャットダウンは、以下のどれかの場合に必要です。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB コネクタまたは 1394 コネクタには接続しない外付けハードウェア デバイスを接続する場 合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切り離す場合 コンピューターをシャットダウンするには、以下の操作を行います。 注記: コンピューターがスタンバイまたはハイバネーション状態の場合、シャットダウンするには まずスタンバイまたはハイバネーションを終了する必要があります。 1. 作業中のデータを保存して、開いているすべてのプログラムを閉じます。 2.
索引 A AC アダプター テスト 10 AC アダプター、接続 9 AC アダプターのテスト 10 F fn + f5 キー、位置 2 お オペレーティング システム 25 温度 22 か 書き込み可能メディア 3 完全なロー バッテリ状態 16 こ コンピューターの移動 22 コンピューターの電源を切る 25 し システムの応答停止 25 シャットダウン 25 す スタンバイ 起動 3 終了 3 せ 接続、外部電源 9 節約、電力 21 て 電源ボタン、位置 1 電源ランプ、位置 2 電源 スイッチとランプの位置 1 26 索引 接続 9 節約 21 と ドライブ メディア 3 は ハイバネーション 完全なロー バッテリ状態で開 始 16 起動 4 終了 4 バッテリ ゲージの調整 18 バッテリ充電 節約 21 バッテリ チェック 24 バッテリ電源 11 バッテリ 温度 22 交換 24 再充電 20 充電 15, 18 処理 23 節電 21 装着 13 調整 18 取り外し 13 保管 22 ロー バッテリ状態 16 バッテリ ランプ 2, 15, 16 バッテリ リリース ラッチ 13