About desktop management (July 2008)
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ROM フラッシュ機能
お使いのコンピュータでは、オペレーティング システムとの情報のやりとりなどを行う基本入出力シ
ステム(BIOS)がプログラム可能なフラッシュ ROM(読み取り専用メモリ)に記憶されています。
[コンピュータ セットアップ(F10)]ユーティリティでセットアップ パスワードを設定しておけば、
ROM の不用意な更新や上書きを防止できます。これは、コンピュータの動作の整合性を確保するた
めに重要です。BIOS のアップグレードが必要な場合は、
http://www.hp.com/support/files/(英語サイ
ト)の HP ドライバとサポートのページから最新の BIOS イメージをダウンロードできます。
注意: ROM を最大限に保護するために、必ずセットアップ パスワードを設定してください。セッ
トアップ パスワードによって、ROM の不正なアップグレードを防止できます。[HP System Software
Manager]を使用すると、システム管理者が、複数のコンピュータに同時にセットアップ パスワード
を設定することができます。詳しくは、
http://www.hp.com/go/ssm/(英語サイト)を参照してくださ
い。
リモート ROM フラッシュ機能
リモート ROM フラッシュ機能を利用すれば、システム管理者は、ネットワーク管理端末からリモー
トでコンピュータの BIOS を安全に書き換えることができます。複数の HP のコンピュータに対して
このような作業をリモートで行うことができるので、ネットワーク上のコンピュータの BIOS を適切
にアップグレードすることができます。また、生産性を向上させ、少ない費用で管理できます。
注記: Windows Vista BitLocker が有効になっていて、TPM 測定を使用しているシステムでは、BIOS
をフラッシュすると、BitLocker がプラットフォーム用に作成した信頼署名が無効になります。そのた
め、このような
システムの場合
、BitLocker キーを
保護するために
、SSM では
現在リモート
ROM フ
ラッシュ
がサポートされていません
。システム BIOS をフラッシュ
するには
、グループ ポリシー
で
BitLocker を無効にしてください。
リモート ROM フラッシュを使用するには、リモート ウェイク アップ機能を使
って
、お使いのコンピ
ュータの電源を入れておくか、再起動しておく必要があります。
リモート ROM フラッシュについて詳しくは、http://www.hp.com/go/ssm/(英語サイト)で[HP Client
Manager Software]または[HP System Software Manager]についての説明を参照してください。
[HPQFlash]
[HPQFlash]ユーティリティは、Windows オペレーティング システムで個別のコンピュータ上でシス
テム BIOS のアップデートや復元を行う場合に使用します。
[HPQFlash]について詳しくは、
http://www.hp.com/support/files/で画面の説明に沿ってコンピュータの
モデル番号を入力してください。
JAWW
リモート ROM フラッシュ
機能 15










