About desktop management (July 2008)
11
資産情報管理機能およびセキュリティ機
能
コンピュータに搭載される資産情報管理機能を使用すれば、[HP Systems Insight Manager]、[HP Client
Manager]、[HP Configuration Management Solution]、[HP Client Configuration Manager]、またはそ
の他のシステム管理アプリケーションを使用して管理される資産情報を確認することができます。資
産情報管理機能とこれらの管理ソフトウェア製品を統合することによって、お使いの環境に最適な管
理ソフトウェアを選択でき、今までお使いになっていたソフトウェアをより有効に活用できます。
さらに、HP では、コンピュータとデータを不正なアクセスから保護するための機能を備えていま
す。[Embedded Security for HP ProtectTools]がインストールされている場合は、データへの不正なア
クセスの防止、システムの整合性の確認、および第三者からのアクセスに対する認証が行われます
(詳しくは、
http://www.hp.com/products/security/(英語サイト)から入手できる『HP ProtectTools セ
キュリティ マネージャ ガイド』を参照してください)。一部のモデルに装備されている[Embedded
Security for HP ProtectTools]、スマート カバー センサ(Smart Cover Sensor)、スマート カバー ロ
ック(Smart Cover Lock)などのセキュリティ機能は、パーソナル コンピュータの内部装置への不正
なアクセスの防止に役立ちます。パラレル コネクタ、シリアル コネクタ、または USB コネクタを無
効にすることによって、またリムーバブル メディア ブート機能を無効にすることによって、貴重な
資産であるデータを保護できます。これ以外にも、メモリ脱着センサおよびスマート カバー センサ/
カバー リムーバル センサからの警告が自動的にシステム管理アプリケーションに転送されること
で、コンピュータの内部装置への不正なアクセスを防ぐことができます。
注記: [Embedded Security for HP ProtectTools]、スマート カバー センサ/カバー リムーバル セン
サ、および
スマート
カバー ロック
は
、一部のシステムにオプション
として装備されています
。
以下のユーティリティを使用して、セキュリティ機能の設定を管理できます。
●
[コンピュータ セットアップ(F10)]ユーティリティを使用してローカルで管理します。[コンピ
ュータ セットアップ(F10)]ユーティリティの詳しい情報と手順については、コンピュータに付
属の Documentation and Diagnostics CD に収録されている『コンピュータ セットアップ(F10)
ユーティリティ ガイド』を参照してください。また、コンピュータによっては[BIOS Configuration
for HP ProtectTools]が含まれています。これは、ProtectTools の Windows ベースのコンポーネ
ントで、管理者が動作中の OS 内から BIOS のセキュリティ設定を行うことができます。
●
[HP Client Manager from Symantec]、[HP Client Automation]、または[HP System Software
Manager]を使用してリモートで管理します。このソフトウェアによって、ネットワークのセキュ
リティ機能の設定を確実に、一貫して集中管理することができます。
以下の表と各項で、[コンピュータ セットアップ(F10)]ユーティリティを使ってローカルでコンピュ
ータのセキュリティ機能を管理する方法を説明します。
表 11-1 セキュリティ機能
項目 説明
JAWW 27










