HP ProtectTools User Guide (July 2008)
を非常に大きなリスクにさらすことになります。不正なアクセスを防止するには、以下の機能が役立
ちます。
●
ブート前認証機能が有効になっていると、オペレーティング システムへのアクセスの防止に役
立ちます。以下の項目を参照してください。
◦
Credential Manager
◦
Embedded Security
◦
Drive Encryption
●
Embedded Security for HP ProtectTools は、以下の方法で、コンピュータ本体に保存されている
機密のユーザ データまたは証明情報を保護するために役立ちます。
◦
82 ページの 「セットアップ手順」(内蔵セキュリティのセットアップ)
◦
85 ページの 「PSD(Personal Secure Drive)の使用」
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Credential Manager for HP ProtectTools は、以下方法で、不正なユーザがパスワードを入手した
り、パスワードで保護されたアプリケーションにアクセスしたりできないようにするために役立
ちます。
◦
24 ページの 「セットアップ手順」(Credential Manager のセットアップ)
◦
29 ページの 「シングルサインオンの使用」
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Device Access Manager for HP ProtectTools を使用すると、IT 管理者は書き込み可能なデバイス
へのアクセスを制限して、機密の情報をハードディスク ドライブからコピーできないようにす
ることができます。
90 ページの 「簡易構成」を参照してください。
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Personal Secure Drive 機能では、以下の方法で機密データを暗号化し、認証なしではアクセスで
きないようにします。
◦
82 ページの 「セットアップ手順」(内蔵セキュリティのセットアップ)
◦
85 ページの 「PSD(Personal Secure Drive)の使用」
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File Sanitizer を使用すると、フォルダやファイルのシュレッドまたはハードディスク ドライブ
のブリーチ(以前に削除されたがハードディスク ドライブ上にはまだ存在するデータを上書き
して、データの復元をさらに困難にすること)によって、データを安全に削除できます。
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Privacy Manager を使用すると、Microsoft メール、Microsoft Office ドキュメント、および
Windows Live Messenger を使用するときに証明機関が発行する証明書を取得して、重要な情報
の送信と保存のプロセスを安全にすることができます。
強力なパスワード ポリシーの作成
いくつもの Web ベースのアプリケーションやデータベースに対して強力なパスワード ポリシーを使
用する必要が生じた場合、Credential Manager for HP ProtectTools で以下の方法によって、パスワー
ドやシングルサインオンのための保護されたリポジトリが提供されます。
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24 ページの 「セットアップ手順」(Credential Manager のセットアップ)
●
29 ページの 「シングルサインオンの使用」
セキュリティを強化するために、Embedded Security for HP ProtectTools は次に、ユーザ名とパスワ
ードのリポジトリを保護します。これにより、ユーザはメモに残したり覚えたりしなくても、複数の
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第 1 章 セキュリティ
の概要 JAWW










