HP ProtectTools User Guide (July 2008)

内蔵セキュリティ チップの初期化
内蔵セキュリティの初期化プロセスでは、以下のことを行います。
内蔵セキュリティ チップの所有者のパスワードを設定します。これによって、内蔵セキュリテ
チップ上のすべての所有者機能へのアクセスが保護されます。
緊急リカバリ アーカイブをセットアップします。緊急リカバリ アーカイブとは、すべてのユー
ザの基本ユーザ キーを再暗号化できるようにするための保護された記憶領域です。
内蔵セキュリティ チップを初期化するには、以下の手順で操作します。
1.
タスク バーの右端の通知領域にある[HP ProtectTools Security Manager for Administrators](管
理者用 HP ProtectTools セキュリティ マネージャ)アイコンを右クリックして、[Embedded
Security Initialization](内蔵セキュリティの初期化)を選択します。
[HP ProtectTools Embedded Security Initialization Wizard]HP ProtectTools Embedded Security
初期化ウィザード)が起動します。
2.
画面に表示される説明に沿って操作します。
基本ユーザ アカウントのセットアップ
Embedded Security で基本ユーザ アカウントをセットアップすると、以下のタスクが実行されます。
暗号化された情報を保護するための基本ユーザ キーが生成され、その基本ユーザ キーを保護す
るための基本ユー キーのパスワードが設定されます。
暗号化されたファイルおよびフォルダを格納するための PSDPersonal Secure Drive)が設
されます。
注意: 基本ユーザ キーのパスワードは保護しておいてください。このパスワードがないと、暗号化
されたデータにアクセスしたり復元したりできなくなります。
基本ユーザ アカウントをセットアップしてユーザ セキュリティ機能を有効にするには、以下の手順
で操作します。
1.
Embedded Security User Initialization WizardEmbedded Security ユーザ初期化ウィザード
起動していない場合は[スタート][すべてのプログラム]の順にクリックしWindows Vista
お使いの場合は[HP ProtectTools Security Manager for Administrators] (管理者用 HP
ProtectTools セキュリティ マネージャ)Windows XP をお使いの場合は[HP ProtectTools
Security Manager]HP ProtectTools セキュリティ マネージャ)をクリックします。
2.
左側のパネルで、[Embedded Security](内蔵セキュリティ)→[User Settings](ユーザの設
定)の順にクリックします。
3.
右側のパネルで、[Embedded Security Features]内蔵セキュリティの機能)の[Configure]
(設定)をクリックします。
[Embedded Security User Initialization Wizard]Embedded Security ユーザ初期化ウィザード)
が起動します。
4.
画面に表示される説明に沿って操作します。
JAWW
セットアップ手順
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