User Guide --HP ProtectTools --Windows Vista and Windows XP (June 2008)
影響を受けるソフトウェ
アの簡単な説明
詳しい説明 解決方法
●
Component Info(コンポーネント情
報):TCG Spec. Version(TCG 仕様
バージョン)= 1.2
●
Vendor(ベンダ)= Broadcom
Corporation
●
FW Version(FW バージョン)= 2.18
(または、それ以上)
●
TPM デバイス ドライバ ライブラリ
バージョン 2.0.0.9(またはそれ以上)
5.
ファームウェア バージョンが 2.18 でない場合
は、TPM ファームウェアをダウンロードしてアッ
プデートします。TPM ファームウェアの SoftPaq
は、HP の Web サイト
http://www.hp.com/jp/か
らダウンロードできます
HP ProtectTools セキュリ
ティ マネージャ:セキュ
リティ マネージャ インタ
フェースを閉じたとき、
エラーが返されることが
ある
すべてのプラグイン アプリケーション
のロードが終了する前に、セキュリ
ティ マネージャを閉じようとして画面
右上の閉じるボタンを使用すると、エ
ラーが発生することがあります(12 回
に 1 回ぐらいの割合)
これは、セキュリティ マネージャを終了および再起動
するときに、そのタイミングがプラグイン サービス
ロード時間の影響を受けることに関連しています。
PTHOST.exe は、他のアプリケーション(プラグイ
ン)を収納するシェルであるため、プラグインのロー
ド時間(サービス)の終了能力の影響を受けます。こ
の問題の根本原因は、プラグインのロード終了にかか
る時間が経過していないのにシェルが閉じられたこと
です
セキュリティ マネージャがサービス ロード メッセー
ジ([Security Manager](セキュリティ マネージャ)
ウィンドウの一番上に表示される)をすべて出力し、
左の列にすべてのプラグインが一覧表示されるまで待
ちます。エラーを回避するため、プラグインをロード
するときは時間を十分にとってください
HP ProtectTools:無制限
のアクセスや制御されて
いない管理権限によって
セキュリティ上のリスク
が生じる
クライアント コンピュータへのアクセ
スが無制限の場合、以下のような多くの
リスクが生じる可能性があります
●
PSD の削除
●
ユーザ設定への悪意のある変更
●
セキュリティ ポリシーや機能の無
効化
管理者が最善の方法でエンドユーザの権限を制限し、
ユーザのアクセスを制限することをおすすめします
不正なユーザに管理権限を与えないでください
BIOS と OS の
Embedded Security パス
ワードが同期していない
新しいパスワードを BIOS Embedded
Security パスワードとして確定しない場
合、BIOS の Embedded Security パス
ワードは、f10 BIOS によって元の内蔵
セキュリティ パスワードに戻されます
これは仕様です。このパスワードは、OS の基本ユー
ザ パスワードを変更し、BIOS Embedded Security パ
スワードの入力画面で認証すれば、再同期されます
BIOS の TPM ブート前認
証を有効にした後、1 人の
ユーザしかシステムにロ
グオンできない
TPM BIOS の PIN は、ユーザ設定を初期
化する最初のユーザに関連付けられま
す。コンピュータに複数のユーザが存在
する場合は、基本的に、最初のユーザが
管理者になります。他のユーザがログオ
ンするには、最初のユーザがそのユーザ
に自分の TPM ユーザ PIN を通知する必
要があります
これは仕様です。ユーザの IT 部門が適切なセキュリ
ティ ポリシーに従ってセキュリティ ソリューション
を展開すること、さらに BIOS 管理者パスワードはシ
ステム レベルで保護されるように必ず IT 管理者が設
定することをおすすめします
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第 9 章 トラブルシューティング