User Guide --HP ProtectTools --Windows Vista and Windows XP (June 2008)
簡単な説明 詳しい説明 解決方法
電源の切断によって
Embedded Security の初
期化が中断された後、エ
ラーが発生する
Embedded Security チップの初期化中に
電源が切断されると、以下の問題が発生
します
●
[Embedded Security Initialization
Wizard](Embedded Security 初期
化ウィザード)を起動しようとし
たときに、以下のエラー メッセー
ジが表示されます。[The
Embedded security cannot be
initialized since the Embedded
Security chip already has an
Embedded Security owner.]
(Embedded Security チップにすで
に Embedded Security 所有者が設
定されているため、Embedded
Security を初期化できません。)
●
[User Initialization Wizard](ユーザ
初期化ウィザード)を起動しよう
としたときに、以下のエラー メッ
セージが表示されます。[The
Embedded security is not
initialized. To use the wizard, the
Embedded Security must be
initialized first.(Embedded
Security が初期化されていません。
ウィザードを使用するには、まず
Embedded Security を初期化する
必要があります。)
電源が切断された後は、以下の手順に沿って回復しま
す
注記: 特別な指定がない場合、メニューやメニュー
項目を選択したり、値を変更したりするには矢印キー
を使用します
1.
コンピュータを起動または再起動します
2.
画面に「f10=Setup」メッセージが表示された
ら、f10 キーを押します
3.
該当する言語オプションを選択します
4.
enter キーを押します
5.
[Security](セキュリティ設定)→[Embedded
Security](内蔵セキュリティ)の順に選択しま
す
6.
[Embedded Security Device](内蔵セキュリ
ティ デバイス)オプションを[Enable](有効)に
設定します
7.
f10 キーを押して変更を確定します
8.
[File](ファイル)→[Save Changes and Exit]
(設定を保存して終了)の順に選択します
9.
enter キーを押します
10.
f10 キーを押して変更を保存し、ユーティリティ
を終了します
TPM モジュールを有効に
した後、[Computer
Setup](f10)ユーティリ
ティのパスワードを削除
できる
TPM モジュールを有効にするには、
[Computer Setup](f10)ユーティリティ
のパスワードが必要です。モジュールを
有効にしたら、ユーザはパスワードを削
除することができます。これによって、
システムに直接アクセスできるユーザが
TPM モジュールをリセットできると同
時に、データが損失する可能性も発生し
ます
これは仕様です
[Computer Setup](f10)ユーティリティのパスワード
は、そのパスワードを知っているユーザのみが削除で
きます。それでも、[Computer Setup](f10)ユーティ
リティのパスワードを常に保護しておくことを強くお
すすめします
スタンバイ状態の後にシ
ステムがアクティブになっ
たとき、PSD(Personal
Secure Drive)のパスワー
ド ボックスが表示されな
い
PSD を作成した後にユーザがシステム
にログオンすると、TPM から基本ユー
ザ パスワードを入力するよう求められ
ます。ユーザがパスワードを入力しない
うちにシステムのスタンバイが起動され
た場合、スタンバイから復帰してもパス
ワード ダイアログ ボックスは表示され
ません
これは仕様です
ユーザがいったんログオフしてからログオンすれば、
PSD パスワード ボックスは表示されます
セキュリティ プラット
フォーム ポリシーを変更
するときにパスワードを
要求されない
セキュリティ プラットフォーム ポリシー
へのアクセス(マシンとユーザの両方)
では、システムの管理権限を持っている
ユーザは、TPM パスワードの入力を要
求されません
これは仕様です
TPM ユーザが初期化されている場合でもされていない
場合でも、管理者であればセキュリティ プラットフォー
ム ポリシーを変更できます
証明書を表示すると、信
頼されていないものとし
て表示される
HP ProtectTools をセットアップし、
[User Initialization Wizard](ユーザ初期
化ウィザード)を実行した後、ユーザは
発行した証明書を表示することができま
す。ただし、証明書を表示すると、信頼
自己署名の証明書は、信頼されません。正しく設定さ
れた企業環境では、EFS の証明書は、オンラインの証
明機関が発行し、信頼されます
Embedded Security for HP ProtectTools(一部のモデルのみ)
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