User Guide-Power Management-Windows XP (April 2009)

手順 3:バッテリを放電する
バッテリの放電中は、コンピューターの電源を入れたままにしておく必要があります。バッテリは
コンピューターを使用しているかどうかにかかわらず放電できますが、使用している方が早く放電が
完了します。
放電中にコンピューターを放置しておく場合は、放電を始める前に作業中のファイルを保存して
ください。
通常、省電力設定を利用している場合は、このセクションの手順で放電させると、放電処理中の
システムの動作が以下のようになることに注意してください。
モニターは自動的にオフになりません。
コンピューターがアイドル状態のときでも、ハードドライブの速度は自動的に低下しませ
ん。
システムによるハイバネーションは起動しません。
バッテリを放電するには、以下の操作を行います。
1.
コンピューターを外部電源から切り離します。ただし、コンピューターの電源は切らないでくだ
さい。
2.
バッテリが放電するまで、バッテリ電源でコンピューターを動作させます。バッテリをロー バッ
テリ状態になるまで放電すると、バッテリ ランプが点滅し始めます。バッテリが放電すると、
バッテリ ランプが消灯して、コンピューターの電源が切れます
手順 4:バッテリを完全に再充電する
バッテリを再充電するには、以下の操作を行います。
1.
コンピューターを外部電源に接続して、バッテリが完全に再充電されるまで接続したままにしま
す。再充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ンプが消灯します。
バッテリの再充電中でもコンピューターは使用できますが、電源を切っておいた方が早く充電が
完了します。
2.
コンピューターの電源を切っていた場合は、バッテリが完全に充電されてバッテリ ランプが消
灯した後で、コンピューターの電源を入れます。
手順 5 ハイバネーションおよびスタンバイの再有効化
注意: バッテリ ゲージの調整後にハイバネーションを有効にしないと、コンピューターが完全な
ロー バッテリの状態になった場合、バッテリが完全に放電してデータが失われるおそれがあります。
1.
[スタート][コントロール パネル][パフォーマンスとメンテナンス][電源オプション]の順に
選択します。
2.
[電源に接続]列と[バッテリ使用]列の項目を、記録しておいた設定に戻します
3.
[OK]をクリックします。
20
4 バッテリ電源の使用