HP LaserJet Analog Fax Accessory 500-Fax Guide
ファックス印刷のスケジュール設定 (メモリ ロック)
いつファックスを印刷するかを指定するには、ファックス スケジュール設定機能を使用します。次の
ファックス印刷モードを選択できます。
●
全受信ファックスを保存
●
全受信ファックスを印刷
●
ファックス印刷スケジュールの使用
[全受信ファックスを保存] 機能を選択すると、すべての受信ファックスがメモリに保存され、印刷さ
れません。メモリに保存されているファックス ジョブには、[デバイス メモリから開く] メニューを使
用してアクセスできます。このメニューを使用すると、ジョブをメモリに保存中に印刷したり削除し
たりできます。この機能の詳細については、プリンタのユーザ ガイドの [ジョブ取得] メニューに関す
る説明を参照してください。
注記: [ファックス印刷] メニューで [全受信ファックスを印刷] モードに変更することによ
って、保存されている取得ファックスにアクセスできます。
[全受信ファックスを印刷] モードを選択すると、すべての受信ファックスが印刷されます。メモリに
現在保存されているファックスも印刷されます。
[ファックス印刷スケジュールの使用] モードを選択すると、ファックス印刷スケジュールに従ってフ
ァックスが印刷されます。ファックス印刷のスケジュールは、1 日中 (24 時間) ロックアウトするよ
うにも、特定の時間だけロックアウトするようにも設定できます。ロックアウト時間は 1 つしか設定
できませんが、日数にかかわらず適用できます。ロックアウト時間は、[ファックス印刷スケジュー
ル] メニューで設定します。
スケジュールに 1 つのイベント タイプだけを追加すると、プリンタは、その 1 つのイベント タイプ
に基づいて [全受信ファックスを保存] または [全受信ファックスを印刷] として動作します。つまり、
[Single Store Event] (単一保存イベント) によってデバイスで [全受信ファックスを保存] が機能し、
[Single Print Event] (単一印刷イベント) によって [全受信ファックスを印刷] が機能します。
注記: ロックアウト時間が終了すると、ロックアウト時間中に受信および保存されたファ
ックスが自動的に印刷されます。
VoIP ネットワーク経由でのファックスの使用
VoIP テクノロジはアナログ電話信号をデジタル ビットに変換します。このデジタル ビットはインタ
ーネット上でやり取りされるパケットにまとめられます。パケットは、宛先またはその手前で再びア
ナログ信号に変換されて送信されます。
インターネット上での情報の送信はアナログではなくデジタルで行われます。そのため、ファックス
送信に関してアナログの公衆交換電話網 (PSTN) の場合とは異なるファックス設定を必要とする、さ
まざまな制約があります。ファックスはタイミングと信号の品質に大きく依存しているため、ファッ
クスの送信は VoIP 環境の影響を強く受けます。
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第 3 章 HP Color LaserJet CM 4540 MFP シリーズ、HP Color LaserJet Enterprise M4555 MFP
シリーズ、HP LaserJet Enterprise 500 MFP シリーズ、HP LaserJet Enterprise 500 Color MFP シ
リーズ、および HP LaserJet Enterprise M725 MFP シリーズ
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