HP LaserJet Analog Fax Accessory 500-Fax Guide
エラー コード
ファックスの送受信を妨害または中断するような問題が発生すると、エラー コードが生成されます。
このコードは、問題の原因を突き止めるために役立ちます。エラー コードは、ファックス使用状況ロ
グ、ファックス コール レポート、および T.30 プロトコル トレースに表示されます。これら 3 つの
レポートのいずれかを印刷し、エラーコードを取得してください。エラー コードの詳しい説明と適切
な対策については、
www.hp.com でプリンタ名を検索してください。
ファックス エラー メッセージ
HP LaserJet 製品でアナログ ファックスを送受信する場合、ファックスの処理中に発生したエラーは製
品のコントロール パネルに表示され、ファックス レポートに記載されます。ファックス エラーの原
因は複数あり、電話接続の割り込みや雑音の場合もあります。ファックスの処理中に発生するエラー
は、その原因に関係なく製品ごとに表示されます。
ファックスの処理に割り込みが入った場合、またはファックスの送受信中にエラーが発生した場合
は、状況またはエラーの説明が表示されます。これは、2 つの部分に分かれています。ファックスの
処理が正常に完了した場合も、成功したことを示すメッセージが表示されます。このメッセージ情報
は、テキストによる説明と数値コードによって構成されます (一部のメッセージには数値コードは含
まれません)。プリンタのコントロール パネルには、メッセージのテキスト部分だけが表示されます
が、ファックス状況レポート、ファックス コール レポート、およびファックス T.30 トレースにはテ
キスト メッセージと数値コードの両方が記載されます (これらのファックス レポートは、プリンタの
コントロール パネルの [管理] > [レポート] > [ファックス レポート] メニューおよび [管理] > [トラブ
ルシューティング] > [ファックス] > [ファックス T.30 トレース] メニューで個別に印刷できます)。
レポート内で、数値コードはメッセージ テキストの後に括弧付きで示されます。たとえば、通信エラ
ーが発生した場合、コントロール パネルには [ファックスの失敗: 通信エラー] と表示されます。同じ
エラーは、ファックス使用状況レポートの結果フィールドで [通信エラー (17)] として表示されます。
この場合、この通信エラーに関連付けられている数値コードは 17 です。
数値コードはファックス モデ
ムによって生成されます。通常、数値コード (0
) はモデムの正常な応答
です。メッセージの中には、常に数値コード (0) が付けられるものや、環境に応じた数値コードの範
囲が付けられるもの、数値コードのないものがあります。数値コード (0) は通常、ファックス モデム
に関連付けられていませんが、ファックス サブシステムの別の箇所や、印刷サブシステムのような別
のプリンタ サブシステムで発生したエラーを指します。0 以外のエラー コードは、モデムが実行して
いる特定の処置またはプロセスに関する詳細情報を伝えるものであり、必ずしもモデムに問題がある
ことを示しているわけではありません。
以下の表には、ファックス メッセージと最も一般的な数値コード、および推奨されている解決処置が
示されています。表には、正常な状態または正常なイベントを表すメッセージも掲載されています。
たとえば、相手先が通話中であるためにファックスを送信できなかった場合、「通話中による失敗」
メッセージが表示されます。このメッセージは、ファックス サブシステムに異常があることを示すの
ではなく、相手先が通話中であるためにファックスの送信が完了しなかったことを示します。
ここにリストされている以外の数値コードが付いたエラー メッセージが連続して表示される場合、カ
スタマ サポートに連絡してください。カスタマ サポートに連絡する前に、最後のファックス呼び出
しに関する詳細情報を印刷してください。これは問題を特定するのに役立ちます。この詳細なファ
ックス情報はファックス T.30 トレースと呼ばれており、最後のファックスに関して印刷できます。
ファックス エラーが発生するたびに印刷されるように設定することもできます。ファックス T.30 ト
レースを印刷または設定するには、[管理]、[トラブルシューティング]、[ファックス T.30 トレース]
JAWW
ファックスに関する問題を解決する
135










