ハードウェア リファレンス ガイド HP ProDesk 600 G2 マイクロタワー型 Business PC
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このガイドについて このガイドでは、HP ProDesk Business PC の機能およびハードウェアのアップグレードの基本的な作業 手順などについて説明します。 警告!その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事項 を表します。 注意:その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事項 を表します。 注記:重要な補足情報です。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の特長 ................................................................................................................................................... 1 標準構成の機能 .................................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ....................................................................................................................................... 2 リア パネルの各部 ................................
付録 B 静電気対策 ......................................................................................................................................... 40 静電気による損傷の防止 ................................................................................................................................. 40 アース(接地)の方法 ..................................................................................................................................... 40 付録 C コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 ................................
1 製品の特長 標準構成の機能 コンピューターの機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのモデルのコンピューター に関するサポートが必要な場合や取り付けられているハードウェアおよびインストールされている ソフトウェアの詳細を確認する場合は、[HP Support Assistant]ユーティリティを実行してください。 標準構成の機能 1
フロント パネルの各部 ドライブの構成はモデルによって異なります。一部のモデルでは、オプティカル ドライブ ベイにドラ イブ ベイ カバーが付いています。 1 スリム オプティカル ドライブ(オプション) 6 2 電源ボタン 3 充電(電源供給)機能付き USB 2.0 ポート(黒 8 色) 4 USB 3.0 ポート(青色) 5 ヘッドフォン コネクタ 7 9 SD カード スロット(オプション) ハードディスク ドライブ ランプ USB 2.0 ポート(黒色) マイク/ヘッドフォン コネクタ 注記:マイク/ヘッドフォン コネクタにデバイスを接続すると、コネクタをマイク用のライン入力と して使用するかヘッドフォン用にライン出力として使用するかをたずねるダイアログ ボックスが表 示されます。コネクタは、Windows®タスクバーのオーディオ マネージャーのアイコンをダブルクリッ クしていつでも再設定できます。 注記:充電機能付き USB 2.
リア パネルの各部 1 PS/2 キーボード コネクタ(紫色) 7 PS/2 マウス コネクタ(緑色) 2 DisplayPort モニター コネクタ(×2) 8 シリアル コネクタ 3 VGA モニター コネクタ 9 RJ-45 ネットワーク コネクタ 4 USB 3.0 ポート(青色) 10 S4/S5 からのウェイク機能付き USB 2.0 ポート(黒色) 5 ラインアウト オーディオ コネクタ 電源 11 供給機能付きオーディオ機器用(緑色) 6 電源コード コネクタ ラインイン オーディオ コネクタ (青色) 注記:増設用シリアル コネクタおよびパラレル コネクタはオプションとして提供予定です。 USB キーボードを使用する場合は、S4/S5 からのウェイク機能付き USB 2.
シリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 4 第 1 章 製品の特長
2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピューターには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この 章で説明する取り付け手順の一部では、T-15 型ドライバーまたはマイナス ドライバーが必要です。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告!感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっている ことを確認してください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続しな いでください。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用す るために欠かせないものです。 ● 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアース(接地)された電源コンセントに 差し込んでください。 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読みくださ
コンピューターのアクセス パネルの取り外し 内部部品にアクセスするには、アクセス パネルを以下の手順で取り外す必要があります。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5.
コンピューターのアクセス パネルの取り付け パネルをコンピューターの上に置いてから(1)、カチっと音がして固定されるまで前方にスライドさ せます(2)。 コンピューターのアクセス パネルの取り付け 7
フロント パネルの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 8 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
スリム オプティカル ドライブ ベイ カバーの取り外し 一部のモデルでは、スリム オプティカル ドライブ ベイにドライブ ベイ カバーが付いています。オプ ティカル ドライブを取り付ける前にドライブ ベイ カバーを取り外してください。ドライブ ベイ カ バーを取り外すには、以下の操作を行います。 1. コンピューターのアクセス パネルとフロント パネルを取り外します。 2.
フロント パネルの取り付け フロント パネルの下端にある 3 つのフックをシャーシの四角い穴に差し込みます(1)。フロント パ ネルの上側を、シャーシの所定の位置に収まりカチッという音がするまで押し込みます(2)。 10 第 2 章 ハードウェアのアップグレード
システム ボードの接続 お使いのモデルのシステム ボード コネクタの位置については、以下の図および表を参照してくださ い。 番 号 システム ボード コネクタ システム ボード ラ ベル 色 名称 1 PCI Express x1 X1PCIEXP3 黒 拡張カード 2 PCI Express x1 X1PCIEXP2 黒 拡張カード 3 PCI Express x1 X1PCIEXP1 黒 拡張カード 4 PCI Express x16 X16PCIEXP 黒 拡張カード 5 電池 BAT 黒 電池 6 シリアル コネクタ COMB 黒 オプションの 2 つ目のシリアル コネクタ 7 DIMM4(チャネル A) DIMM4 白 メモリ モジュール 8 DIMM3(チャネル A) DIMM3 黒 メモリ モジュール 9 DIMM2(チャネル B) DIMM2 白 メモリ モジュール 10 DIMM1(チャネル B) DIMM1 黒 メモリ モジュール 11 SATA 3.
メモリの増設 お使いのコンピューターは、ダブル データ レート 4 シンクロナス DRAM(DDR4-SDRAM)デュアル イ ンライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 4 つまで取り付けることができま す。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。高性能なデュ アル チャネル モードで構成されたメモリをシステム ボードに取り付けることで、メモリを最大 64 GB まで増設できます。 DDR4-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DIMM を使用してください。 ● 業界標準の 288 ピン ● アンバッファード非 ECC PC4-17000 DDR4-2133 MHz 準拠 ● 1.
DIMM ソケットについて システム ボードには 4 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルについて 2 つのソケットがありま す。ソケットには DIMM1、DIMM2、DIMM3、および DIMM4 の番号が付けられています。ソケット DIMM1 および DIMM2 はメモリ チャネル B で動作し、ソケット DIMM3 および DIMM4 はメモリ チャネル A で動 作します。 取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル チャネ ル モード、またはフレックス モードで動作します。 注記:最大のグラフィックスのパフォーマンスを必要とする場合は、バランスのとれたチャネル メモ リ構成での使用をおすすめします。 ● 1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシングル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が等しい場合、シ ステムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。両方のチャネルで、取り付け
3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行うときは、電源コードをコンセントから 抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが 電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュー ルには常に電気が流れています。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メ モリ モジュールまたはシステム ボードを完全に破損するおそれがあります。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 警告!火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認して から、次の手順に進んでください。 6.
次回コンピューターの電源を入れたときに、増設メモリが自動的に認識されます。 拡張カードの取り外しおよび取り付け このコンピューターには、3 基の PCI Express x1 拡張ソケットおよび 1 基の PCI Express x16 拡張ソケッ トがあります。 注記:PCI Express x16 ソケットには、PCI Express x1、x8、または x16 の拡張カードを取り付けること ができます。 デュアル グラフィックス カード構成の場合、1 つ目の(プライマリ)カードは PCI Express x16 ソケッ トに取り付ける必要があります。 拡張カードの取り外し、交換、または増設を行うには、以下の操作を行います。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4.
8. 新しい拡張カードを取り付ける前に、拡張スロット カバーまたは装着されている拡張カードを取 り外します。 注記:取り付けられている拡張カードを取り外す前に、拡張カードに接続されているすべての ケーブルを取り外します。 16 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、拡張スロット カバーのどれかを上 方向にスライドさせてシャーシから取り外すか、またはマイナス ドライバーを使用して、 コンピューター背面で拡張スロットを覆っている金属製シールドのどれかをこじ開ける必 要があります。取り付ける拡張カードに応じて適切なシールドを取り外すようにしてくだ さい。 b.
c. 9. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードから引 き離し、コネクタがスロットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりながら 引き抜きます。カードを真上に持ち上げ、シャーシ内側から離すようにして取り外します。 このとき、カードが他のコンポーネントと接触して傷が付かないようにしてください。 取り外したカードを静電気防止用のケースに保管します。 10.
11. 新しい拡張カードを取り付けるには、システム ボードにある拡張ソケットのすぐ上の位置でカー ドを持ち、シャーシの背面に向かってカードを動かして(1)、カードのブラケット下部をシャー シの小さいスロットに合うまでスライドさせます。カードがシステム ボードの拡張ソケットに 入るように押し下げます(2)。 注記:拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張カード ソケットに正しく収まるようにしてください。 12. スロット カバー固定ラッチを回転させて元の位置に戻し、拡張カードを所定の位置に固定しま す。 13. 必要に応じて、取り付けたカードに外部ケーブルを接続します。また、必要に応じて、システム ボードに内部ケーブルを接続します。 14. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 15.
16. コンピューターのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り 付けなおします。 17. 必要な場合は、コンピューターを再設定します。 ドライブの位置 1 9.5 mm スリム オプティカル ドライブ ベイ 2 3.5 インチ セカンダリ ハードディスク ドライブ ベイ 3 3.
ドライブの取り外しおよび取り付け ドライブを取り付ける前に、以下のガイドラインをよくお読みください。 ● ● ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上の SATA0 と書かれている濃い青色のプライマリ SATA コネクタに接続します。 セカンダリ ハードディスク ドライブおよびオプティカル ドライブは、システム ボード上の (SATA1 および SATA2 と書かれている)明るい青色の SATA コネクタのどれかに接続します。 予備の No.
9.5 mm スリム オプティカル ドライブの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
7.
9.5 mm スリム オプティカル ドライブの取り付け 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
9. オプティカル ドライブをシャーシの前面を通してベイの所定の位置に収まるまでスライドさせ (1)、緑色のラッチをシャーシ枠(2)に固定します。 10. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)をオプティカル ドライブの背面に接続します。 11. 新しいドライブを取り付ける場合は、データ ケーブルのもう一方の端を、システム ボード上の (SATA1 または SATA2 と書かれている)明るい青色の SATA コネクタのどちらかに接続します。 12. フロント パネルを取り外した場合は、取り付けなおします。 13. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 14. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 15.
ハードディスク ドライブの取り外し 注記:ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動で きるように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6.
7.
ハードディスク ドライブの取り付け 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。 6. 以下の例のような 3.5 インチ アダプター ブラケットを使用して、3.5 インチ ハードディスク ドラ イブまたは 2.
● 7. 4 つの黒色のアダプター ブラケット用 M3 ネジをベイ アダプター ブラケットの側面からド ライブに取り付けて、ドライブをブラケットに固定します。 4 本の取り付けネジを、3.5 インチ ドライブまたは 2.
8. 取り付けネジがガイド用のスロットとかみ合っていることを確認し、ドライブが所定の位置に収 まるまでドライブをドライブ ベイにスライドさせます。 9. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブの背面に接続しま す。 10. 新しいドライブを取り付ける場合は、データ ケーブルのもう一方の端を、適切なシステム ボー ド コネクタに接続します。 注記:ハードディスク ドライブのパフォーマンスへの悪影響を防ぐため、最初に取り付けるメイ ン ハードディスク ドライブ用のデータ ケーブルは、SATA 0 と書かれている濃い青色のコネクタ に接続する必要があります。2 つ目のハードディスク ドライブを追加する場合は、データ ケーブ ルを SATA1 および SATA2 と書かれている明るい青色の SATA コネクタに接続します。 11.
12. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 13.
HP Business PC セキュリティ ロック V2 1. お使いの環境に適したネジを使用してセキュリティ ケーブルの固定具を机上に固定します(ネジ は付属していません)(1)。カバーをケーブル固定具の台部分にかぶせ、カチッという音がして カバーが固定されるまで押し下げます(2)。 2.
32 3. セキュリティ ケーブルをセキュリティ ケーブル固定具に通します。 4.
5. モニターに取り付けたケーブル ガイドにセキュリティ ケーブルを通します。 6.
34 7. オプション ケーブル固定具の穴にセキュリティ ケーブルを通します。 8.
9. すべての作業が完了すると、作業台のすべてのデバイスが固定されます。 フロント パネルのセキュリティ フロント パネルを所定の位置に固定するには、ネジをシャーシの前面に通してフロント パネルに取り 付けます。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. CD や USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取 り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデバ イスの電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードをコンセントから抜いてください。 5.
36 6. No.6-32 インチ ネジをシャーシの前面に通して、パネル中央のリリース タブの下にあるネジ穴に 取り付けます。 7. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 8. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 9.
A 電池の交換 お使いのコンピューターに取り付けられている電池は、リアルタイム クロックに電力を供給するため のものです。電池は消耗品です。電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられてい た電池と同等の電池を使用してください。コンピューターに取り付けられている電池は、3 V のボタ ン型リチウム電池です。 警告!お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム電池が内蔵されています。電池の取り 扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以下の点に注意し てください。 ● 電池を充電しないでください。 ● 電池を 60°C を超える場所に放置しないでください。 ● 電池を分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 ● 電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等の電池を使用し てください。 注意:電池を交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してください。電池 が取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電によって、
7. システム ボード上の電池ホルダーの種類に応じて、以下の手順で電池を交換します。 タイプ 1 a. 電池をホルダーから持ち上げて外します。 b. 交換する電池を、[+]と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。電池は電池ホ ルダーによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 38 a. 電池をホルダーから取り出すために、電池の一方の端の上にある留め金を押し上げます。電 池が持ち上がったら、ホルダーから取り出します(1)。 b.
タイプ 3 a. 電池を固定しているクリップを後方に引いて(1)、電池を取り出します(2)。 b. 新しい電池を挿入し、クリップを元の位置に戻します。 注記:電池の交換後、以下の操作を行うと交換作業は完了です。 8. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 9. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 10. [コンピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]を使用して、日付と時刻、パスワード、 およびその他の必要なシステム セットアップを設定しなおします。 11.
B 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 アース(接地)にはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アー
C コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってく ださい。 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、硬く水平なところに設置してください。また、通気が確保されるよう、コン ピューターの通気孔のある面とモニターの上部に、少なくとも 10.
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作す ることがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがありますので気をつけてください。ドライ ブの電源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切って ください。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。決し て、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、電源コー ドを電源コンセ
D ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 D DIMM →「メモリ」を参照 あ アクセス パネル 取り付け 7 取り外し 6 つ フロント パネルの各部 通気のガイドライン て 電池 交換 37 と システム ボードの接続 11 仕様 メモリ 12 シリアル番号の記載位置 4 ドライブ 位置 19 ケーブル接続 20 取り付け 20 取り付け オプティカル ドライブ 23 ガイドライン 5 拡張カード 15 コンピューターのアクセス パ ネル 7 電池 37 ドライブ ケーブル 20 ハードディスク ドライブ 27 メモリ 12 取り外し オプティカル ドライブ 21 拡張カード 15 コンピューターのアクセス パ ネル 6 電池 37 ドライブ ベイ カバー 9 ハードディスク ドライブ 25 フロント パネル 8 せ は う 運搬時の注意 42 お オプティカル ドライブ クリーニング 42 使用上の注意 42 取り付け 23 取り外し 21 か 拡張カード 取り付け 取り外し 15 15 こ コンピューター操作のガイドライ ン 41 し 静電気対策、損傷の防止 40 製品識別番号の記載位置