Mini ユーザー ガイド
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安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関す る規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 お使いになる前に [HP QuickWeb]の使用(一部のモデルのみ) ...................................................................................... 2 2 各部について ハードウェアの確認 ............................................................................................................................. 3 表面の各部 ........................................................................................................................... 3 タッチパッド ...............................................................................................
ロー バッテリ状態の確認 .................................................................................. 22 ロー バッテリ状態の解決 .................................................................................. 23 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 .................. 23 充電済みのバッテリを使用できる場合のロー バッテリ状態の解 決 ...................................................................................................... 23 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 ...................... 23 ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態の解 決 .............................................
オーディオ機能の確認 ....................................................................................................... 46 動画 .................................................................................................................................................... 48 外付けモニターまたはプロジェクターの接続 ................................................................... 48 Web カメラ ........................................................................................................................................
タッチ スクリーンの設定 ................................................................................................................... 68 10 ドライブ 取り付けられているドライブの確認 .................................................................................................. 69 ドライブの取り扱い ........................................................................................................................... 69 外付けドライブの使用 .........................................................................................................
1 お使いになる前に お使いのコンピューターのメインのオペレーティング システムは、Microsoft® Windows®です。ま た、お使いのコンピューターには、[HP QuickWeb]がインストールされている場合があります(一部 のモデルのみ) 。 ● Microsoft Windows オペレーティング システムは、ディスプレイにデスクトップを表示し、コン ピューターのハードウェア、周辺機器、およびソフトウェア プログラムを制御します。 ● お使いのコンピューターに[HP QuickWeb]がインストールされている場合は、メインのオペレー ティング システムを起動しなくても、[HP QuickWeb]を使用してすばやくインターネットを参照 したり、デジタル写真を表示したり、音楽を聴いたり、電子メール、インスタント メッセー ジ、または[Skype](一部のモデルのみ)で連絡を取り合ったりできます。[HP QuickWeb]は、 IOS(Instant-On Software)とも呼ばれます。 注記: [HP QuickWeb]を無効または再び有効にするには、 「[HP QuickWeb]の
[HP QuickWeb]の使用(一部のモデルのみ) [HP QuickWeb]を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れます。[HP QuickWeb]のホーム画面が表示されます。 2.
2 各部について ハードウェアの確認 お使いのコンピューターに付属しているコンポーネントは、国や地域、およびモデルによって異なる 場合があります。この章の図には、ほとんどのモデルに共通の機能が示されています。 コンピューターに取り付けられているハードウェアの一覧を参照するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[マイ コンピュータ]の順に選択します。 2. [システムのタスク]ウィンドウの左枠内で、[システム情報を表示する]を選択します。 3.
名称 説明 (2) タッチパッド* ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、 アクティブにしたりします (3) 左のタッチパッド ボタン* 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (4) 右のタッチパッド ボタン* 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します *この表では初期設定の状態について説明しています。ポインティング デバイスの設定を表示したり変更したりするには、 [スタート]→[コントロール パネル]→[プリンタとその他のハードウェア]→[マウス]の順に選択します。 ランプ 名称 (1) 説明 タッチパッド ランプ ● 点灯:タッチパッドが無効になっています ● 消灯:タッチパッドが有効になっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) ミュート(消音)ランプ 点灯:スピーカーのサウンドがオフになっています (4) 無線ランプ ● 白色:無線 LAN デバイスや Bluetooth®デバイス などの内蔵無線デバイスの電源がオンになって います 注記: 無線デバイスは、出荷時に有効に設
キー 名称 説明 (1) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します (2) fn キー ファンクション キーまたは esc キーと組み合わせ て押すことによって、頻繁に使用するシステムの機 能を実行します (3) Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示します (4) Windows アプリケーション キー ポインターを置いた項目のショートカット メニュー を表示します 前面の各部 名称 説明 スピーカー(×2) サウンドを出力します ハードウェアの確認 5
右側面の各部 名称 (1) (2) (3) 説明 メディア スロット 電源ランプ 電源スイッチ 以下のフォーマットの別売のメディア カードに対応し ています ● メモリースティック(MS) ● メモリースティック PRO(MS-PRO) ● マルチメディアカード(MMC) ● SDHC(Secure Digital High Capacity)メモリー カード(標準サイズおよび大きいサイズ) ● xD ピクチャーカード(XD) ● 白色に点灯:コンピューターの電源がオンになっ ています ● 白色で点滅:コンピューターがスタンバイ状態に なっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっている か、ハイバネーション状態になっています ● コンピューターの電源が切れているときにスライ ドさせると、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときに短くス ライドさせると、ハイバネーションが起動されま す ● コンピューターがスタンバイ状態のときに短くス ライドさせると、スタンバイが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときに
名称 説明 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐた め、コンピューターのファンは自動的に作動します。 通常の操作を行っているときに内部ファンが回転した り停止したりしますが、これは正常な動作です (5) USB コネクタ(×2) 別売の USB デバイスを接続します (6) RJ-45(ネットワーク)コネクタおよびカバー ネットワーク ケーブルを接続します (7) セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューター に接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果は ありますが、コンピューターの盗難や誤った取り扱い を完全に防ぐものではありません 左側面の各部 名称 説明 (1) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (2) バッテリ ランプ ● 消灯:お使いのコンピューターはバッテリ電源 で動作しています ● 白色で点滅:バッテリがロー バッテリ状態と完 全なロー バッテリ状態のどちらかになっている か、またはバッテリ エラーが発生しています。 完全なロー バッテリ状態になった場合は、バッ
名称 (5) 説明 ドライブ ランプ ● 点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色(一部のモデルのみ) :[HP ProtectSmart Hard Drive Protection]によって ハードドライブが一時停止しています (6) USB コネクタ 別売の USB デバイスを接続します (7) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ/オーディオ 入力(マイク)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォ ン、イヤフォン、ヘッドセット、またはテレビ オー ディオに接続したときに、サウンドを出力します。 別売のヘッドセット マイクもここに接続します 注記: コネクタにオーディオ コンポーネントを接 続すると、コンピューター本体のスピーカーは無効 になります オーディオ コンポーネントのケーブルには、4 芯コ ネクタが装備されている必要があります ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプ レイを閉じると、スタンバイが起動します 注記: ディスプレイ スイッチはコンピューターの 外
名称 説明 (2) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用しています (3) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします 注記: 動画を録画するには、Web カメラ ソフト ウェアを追加インストールする必要があります (4) 内蔵マイク サウンドを録音します 裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ リリース ラッチ(×2) バッテリをバッテリ ベイから固定解除します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています ハードウェアの確認 9
底面カバーの取り外し 底面カバーを取り外すと、メモリ モジュール コンパートメント、SIM カード挿入スロット、規定ラ ベル、およびその他の重要なコンポーネントにアクセスできます。底面カバーを取り外すには、以下 の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源から切り離します。 2. バッテリを取り外します。 注記: 詳しくは、このガイドの「バッテリの着脱」を参照してください。 3. 右側のリリース ボタンを押します(1) 。 4. 底面カバーの右側を本体から少し持ち上げて取り外します(2) 。 注記: 底面カバーのタブが本体から外れるときにカバーが少したわみます。また、このときに 弾けるような音がすることもありますが、これは正常です。 5.
6. 底面カバーの左側を本体から少し持ち上げて取り外します(2) 。 7. 底面カバーの手前側を引き上げてカバーを傾け(1)、底面カバーを持ち上げて本体から取り外し ます(2)。 底面カバーの取り付けなおし メモリ モジュール コンパートメント、SIM カード挿入スロット、規定ラベル、およびその他の重要 なコンポーネントにアクセスしたら、底面カバーを取り付けなおします。底面カバーを取り付けなお すには、以下の操作を行います。 1.
2. 底面カバーにある 6 つのタブを本体のスロットに差し込んで、底面カバーをコンピューターに取 り付けます(2) 。 3. 底面カバーの手前側を下向きに回転させて(1) 、カチッと音がするまでカバーをコンピューター の本体に押し込んで固定します(2) 。 4.
無線アンテナ 名称 説明 (1) 無線 WAN アンテナ(×2)* 無線ワイドエリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無 線信号を送受信します (2) 無線 LAN アンテナ(×2)(一部のモデルのみ)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する 無線信号を送受信します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物を 置かないでください。 お住まいの地域の無線に関する規定情報については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を 参照してください。これらの注意事項を表示するには、[スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイド]の順に選択します。 ハードウェアの確認 13
その他のハードウェア コンポーネント 名称 説明 (1) 電源コード* AC アダプターを電源コンセントに接続します (2) AC アダプター AC 電源を DC 電源に変換します (3) バッテリ* コンピューターが外部電源に接続されていないときに、コンピュー ターに電力を供給します *バッテリおよび電源コードの外観は国や地域によって異なります。この製品を日本国内で使用する場合は、製品に付属して いる電源コードをお使いください。付属の電源コードは、他の製品では使用できません。 ラベルの確認 コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● シリアル番号ラベル:サポート窓口にお問い合わせいただくときに必要となる重要な情報が記載 されています。シリアル番号ラベルは、バッテリ ベイ内に貼付されています。 名称 14 (1) 製品名 (2) シリアル番号 (3) 製品番号 第 2 章 各部について
名称 ● ● (4) 保証期間 (5) モデルの説明(一部のモデルのみ) Microsoft Certificate of Authenticity:Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID)が 記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブル シューティングのときに必要になる場合があります。この証明書は、コンピューターの底面カ バーの裏に貼付されています。コンピューターの規定ラベルにアクセスするには、このガイドの 「底面カバーの取り外し」を参照してください。 規定ラベル:コンピューターの規定に関する以下の情報が記載されています。 ◦ オプションの無線デバイスに関する情報と、認定各国または各地域の一部の認定マーク。オ プションのデバイスは、無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイスなどで す。日本国外でモデムを使用するときに、この情報が必要になる場合があります。 ◦ HP モバイル ブロードバンド モジュールのシリアル番号(一部のモデルのみ)。 規定ラベルは、コンピューターの底面カバーの裏に貼
3 電源の管理 電源オプションの設定 省電力設定の使用 お使いのコンピューターでは、2 つの省電力設定が出荷時に有効になっています。スタンバイおよび ハイバネーションです。 スタンバイを起動すると、電源ランプが点滅して画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保 存されます。スタンバイを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れま す。コンピューターが長時間スタンバイ状態になった場合、またはスタンバイ状態のときにバッテリ が完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを起動します。 ハイバネーションを開始すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク または外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスタンバイまたはハイバネーションを起 動しないでください。 注記: コンピューターがスタンバイまたはハイバネーション状態の場合は、ネットワーク接続やコ ンピューター機能の実行が一切できなくなります。 スタンバイの起動
注記: コンピューターがスタンバイを終了するときにパスワードの入力を要求するように設定した 場合は、作業画面に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 ハイバネーションの起動および終了 バッテリ電源を使用しているときに操作しない状態が 30 分続いた場合、または完全なロー バッテリ 状態に達した場合に、システムがハイバネーションを起動するように出荷時に設定されています。 注記: 外部電源の使用時には、ハイバネーションは起動されません。 注記: 情報の損失を防ぐために、作業データを定期的に保存してください。 電源設定およびタイムアウトは、Windows の[コントロール パネル]の[電源オプション]を使用して変 更できます。 ハイバネーションを開始するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[終了オプション]または[シャットダウン]の順に選択します。 2.
現在の設定の表示 ▲ タスクバーの右端の通知領域にある[電源メーター]アイコンをクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 異なる電源設定の選択 ▲ タスクバーの右端の通知領域にある[電源メーター]アイコンをクリックし、一覧から電源設定を 選択します。 または 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 2. [電源設定]リストから電源設定を選択します。 3. [OK]をクリックします。 電源設定のカスタマイズ 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 2. [電源設定]リストから電源設定を選択します。 3. [電源に接続]および[バッテリ使用]の設定を必要に応じて変更します。 4.
警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリ充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD または DVD に情報を書き込む場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● コンピューターの電源が入ると、通知領域にある[電源メーター]アイコンの表示が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。ディスプレイの輝度を上げる には、f3 操作キーを押すか、AC アダプターを接続しなおします。 AC アダプターの接続 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに差し込んでください。 コンピューターへの外部電源の供給を完全に遮断するには、電源を切った後、電源コードをコンピュー ターからではなくコンセントから
バッテリ電源の使用 充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続されていない場合、コンピューターはバッテリ電源 で動作します。外部電源に接続されている場合、コンピューターは外部電源で動作します。 充電済みのバッテリを装着したコンピューターが AC アダプターから電力が供給される外部電源で動 作している場合、AC アダプターを取り外すと、電源がバッテリ電源に切り替わります。 注記: 外部電源の接続を外すと、バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がりま す。ディスプレイの輝度を上げるには、f3 操作キーを使用するか、AC アダプターを接続しなおしま す。 作業環境に応じて、バッテリをコンピューターに装着しておくことも、ケースに保管しておくことも 可能です。コンピューターを外部電源に接続している間、常にバッテリを装着しておけば、バッテリ は充電されるため、停電した場合でも作業データを守ることができます。ただし、バッテリをコン ピューターに装着したままにしておくと、コンピューターを外部電源に接続していない場合は、コン ピューターがオフのときでもバッテリは徐々に放電していきます。 警告! 安全に関する問題の
2. バッテリのタブをコンピューターのくぼみに合わせてから、バッテリをバッテリ ベイに挿入し ます。バッテリ リリース ラッチでバッテリが自動的に固定されます。 バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを裏返して安定した平らな場所に置きます。 2.
バッテリが新しいか 2 週間以上使用されていない場合、またはバッテリの温度が室温よりも高すぎた り低すぎたりする場合、充電に時間がかかることがあります。 バッテリの寿命を延ばし、バッテリ残量が正確に表示されるようにするには、以下の点に注意してく ださい。 ● 新しいバッテリを充電する場合は、コンピューターの電源を入れる前にバッテリを完全に充電し てください。 ● バッテリ ランプが白色に点灯するまでバッテリを充電してください。 注記: コンピューターの電源が入っている状態でバッテリを充電すると、バッテリが完全に充 電される前に通知領域にある[電源メーター]アイコンに 100%と表示される場合があります。 ● 通常の使用で完全充電時の 5%未満になるまでバッテリを放電してから充電してください。 ● 1 か月以上使用していないバッテリは、単に充電を行うのではなく、バッテリ ゲージの調整を行 います。 バッテリ ランプには、以下のように充電状態が表示されます。 ● 消灯:お使いのコンピューターはバッテリ電源で動作しています。 ● 白色で点滅:バッテリがロー バッテリ状態と完全なロー バッテリ状
完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスタンバイ状態のときは、ハ イバネーションが起動します。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスタンバイ状態のときは、短 い時間スタンバイ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報 は失われます。 ロー バッテリ状態の解決 注意: コンピューターが完全なロー バッテリ状態になり、ハイバネーションが起動された場合は、 情報の損失を防ぐため、電源ランプが消灯するまで電源を入れないでください。 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 純正の AC アダプターに接続します。 充電済みのバッテリを使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 1. コンピューターの電源を切るか、ハイバネーションを開始します。 2. 放電したバッテリを取り外し、充電済みのバッテリを装着します。 3.
注記: バッテリは、コンピューターの電源が入っているかどうかにかかわらず充電されますが、電 源を切ったときの方が早く充電が完了します。 バッテリを完全に充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターにバッテリを装着します。 2. コンピューターを AC アダプターに接続し、そのアダプターを外部電源に接続します。 充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプがオレンジ色に点灯します。 3. バッテリが完全に充電されるまで、コンピューターを外部電源に接続しておきます。 充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプが白色に点灯します。 手順 2:ハイバネーションおよびスタンバイを無効にする 1. タスクバーの右端の通知領域にある[電源メーター]アイコンを右クリックし、[電源プロパティの 調整]をクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 2. バッテリ ゲージ調整後に設定を元に戻せるように、[バッテリ使用]列および[電源に接続]列の 4 つの設定をメモに記録しておきます。 3.
手順 4:バッテリを完全に再充電する バッテリを再充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続して、バッテリが完全に再充電されるまで接続したままにしま す。再充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプが白色に点灯します。 バッテリの再充電中でもコンピューターは使用できますが、電源を切っておく方が充電が早く完 了します。 2. コンピューターの電源を切っていた場合は、バッテリが完全に充電されてバッテリ ランプが白 色に点灯した後で、コンピューターの電源を入れます。 手順 5:ハイバネーションおよびスタンバイを再び有効にする 注意: バッテリ ゲージの調整後にハイバネーションを再度有効にしないと、コンピューターが完全 なロー バッテリ状態になった場合、バッテリが完全に放電して情報が失われるおそれがあります。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[パフォーマンスとメンテナンス]→[電源オプション]の順に 選択します。 2. [電源に接続]列と[バッテリ使用]列の項目を、記録しておいた設定に戻します。 3.
使用済みのバッテリの処理 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたり しないでください。また、接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでください。 バッテリの処理については、『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。バッ テリは消耗品です。 コンピューターのシャットダウン 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB コネクタ以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 コンピューターをシャットダウンするには、以下の操作を行います。 注記: コンピューターがスタンバイまたはハイバネーション状態の場合、シャットダウンするに
4 インターネット お使いのコンピューターは、以下の種類のインターネット アクセスに対応しています。 ● 有線:RJ-45(ネットワーク)コネクタを使用してブロードバンド ネットワークに接続すること で、インターネットにアクセスできます。 ● 無線:モバイル インターネット接続には、無線接続を使用できます。無線ネットワークをセッ トアップしたり、既存のネットワークにコンピューターを追加したりする方法については、 「無 線ネットワークへの接続」を参照してください。 27
有線ネットワークへの接続 ローカル エリア ネットワーク(LAN)に接続するには、8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブル(別 売)を使用する必要があります。ネットワーク ケーブルに、テレビやラジオからの電波障害を防止す るノイズ抑制コア(1)が取り付けられている場合は、コアが取り付けられている方のケーブルの端 (2)をコンピューター側に向けます。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 警告! 火傷や感電、火災、装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 28 1. ネットワーク ケーブルをコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みます(1)。 2.
無線ネットワークへの接続 無線デバイスの使用 無線技術では、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げいただいた コンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されている場合があります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エ リア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続 します。無線 LAN では、各モバイル無線デバイスは無線ルータまたは無線アクセス ポイントと 通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部のモデルのみ) :モバイル ネットワーク事業者の サービスが利用できる場所であればどこでも情報にアクセスできる、無線ワイド エリア ネット ワーク(無線 WAN)デバイスです。無線 WAN では、各モバイル デバイスはモバイル ネット ワーク事業者の基地局と通信します。モバイル ネットワーク事業者は、地理的に広い範囲に基 地局(携帯電話の通信塔に
アイコン 名前 説明 ネットワーク ステータス(接続済み) 1 つ以上の LAN ドライバーがインストールされていて、1 つ以 上の LAN デバイスがネットワークに接続されていることを示 します ネットワーク ステータス(切断済み) 1 つ以上の LAN ドライバーがインストールされているが、どの LAN デバイスもネットワークに接続されていないことを示しま す 無線コントロールの使用 以下の機能を使用して、コンピューター本体の無線デバイスを制御できます。 ● f12 無線操作キー ● オペレーティング システムの制御機能 無線操作キーの使用 コンピューターには無線操作キー(f12)、1 つ以上の無線デバイス、1 つの無線ランプがあります。 お使いのコンピューターでは、すべての無線デバイスが工場出荷時に有効になっています。 無線ランプは、無線デバイスの全体的な電源の状態を表すものであり、個々のデバイスの状態を表す ものではありません。無線ランプが白色の場合は、少なくとも 1 つの無線デバイスがオンになってい ることを示しています。無線ランプが点灯していない場合は、すべての無線デバイスが
[HP Wireless Assistant]ソフトウェアの使用 無線デバイスは、[HP Wireless Assistant]ソフトウェアを使用してオンとオフを切り替えることができ ます。無線デバイスがセットアップ ユーティリティで無効になっている場合、[HP Wireless Assistant] を使用してそのデバイスのオンとオフを切り替えるには、最初にセットアップ ユーティリティで無線 デバイスを有効に設定しなおしておく必要があります。 注記: 無線デバイスを有効にしても(オンにしても) 、コンピューターがネットワークに自動的に 接続されるわけではありません。 無線デバイスの状態を表示するには、タスクバーの右端の通知領域にある無線アイコンの上にマウ ス ポインターを置きます。 注記: 無線アイコンを表示するには、通知領域の[隠れているインジケータを表示します]アイコン ([<]または[<<])をクリックします。 無線アイコンが通知領域に表示されていない場合、以下の操作を行って[HP Wireless Assistant]のプロ パティを変更します。 1.
注記: 無線ルータと無線アクセス ポイントという用語は、同じ意味で使用されることがよくありま す。 ● 企業無線 LAN や公共無線 LAN などの大規模無線 LAN では通常、多数のコンピューターや周辺 機器に対応できる無線アクセス ポイントを使用することによって、重要なネットワーク機能を 他のサービスから切り離すことができます。 ● ホーム オフィス無線 LAN やスモール オフィス無線 LAN では通常、無線ルータを使用して、複 数台の無線接続または有線接続のコンピューターでインターネット接続、プリンター、および ファイルを共有できます。追加のハードウェアやソフトウェアは必要ありません。 お使いのコンピューターに搭載されている無線 LAN デバイスを使用するには、無線 LAN インフラス トラクチャ(サービス プロバイダーか、公共または企業ネットワークを介して提供される)に接続す る必要があります。 無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインタ
は、WPA(Wi-Fi Protected Access)-Personal と WEP(Wired Equivalent Privacy)です。無線信号 はネットワークの外に出てしまうため、他の無線 LAN デバイスに保護されていない信号を拾われ、 (許可しない状態で)ネットワークに接続されたり、ネットワークでやり取りされる情報を取得され たりする可能性があります。ただし、事前に対策を取ることで無線 LAN を保護できます。 ● セキュリティ機能内蔵の無線トランスミッタを使用する 無線基地局、ゲートウェイ、またはルータといったトランスミッタの多くには、無線セキュリ ティ プロトコルやファイアウォールといったセキュリティ機能が内蔵されています。適切な無 線トランスミッタを使用すれば、無線セキュリティでの最も一般的なリスクからネットワークを 保護できます。 ● ファイアウォールを利用する ファイアウォールは、ネットワークに送信されてくるデータとデータ要求をチェックし、疑わし いデータを破棄する防御壁です。利用できるファイアウォールにはさまざまな種類があり、ソフ トウェアとハードウェアの両方があります。ネッ
3. 接続するネットワークを選択して、[接続]をクリックします。必要に応じて、ネットワーク セ キュリティ キーを入力します。 ● ネットワークのセキュリティ設定がされていない場合は、誰でもこのネットワークにアクセ スできるため、警告メッセージが表示されます。警告メッセージを確認し、接続を完了する には、[接続]をクリックします。 ● ネットワークがセキュリティ設定済みの無線 LAN である場合は、セキュリティ コードであ るネットワーク セキュリティ キーの入力を求めるメッセージが表示されます。コードを入 力し、[接続]をクリックして接続を完了します。 注記: 無線 LAN が一覧に表示されない場合は、無線ルータまたはアクセス ポイントの範囲外 にいることを示します。 注記: 接続したいネットワークが表示されない場合は、[接続またはネットワークをセットアッ プします]をクリックします。オプションの一覧が表示されます。手動での検索や、ネットワー クへの接続、新しいネットワーク接続の作成などのオプションを選択できます。 4.
HP モバイル ブロードバンドの使用(一部のモデルおよび一部 の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンド モジュールは、モバイル ネットワーク事業者のサービスが利用できる 場所であればどこでも情報にアクセスできる無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバイス です。HP モバイル ブロードバンドを使用するには、ネットワーク サービス プロバイダー(モバイ ル ネットワーク事業者と呼ばれます)と契約する必要があります。ネットワーク サービス プロバイ ダーは、ほとんどの場合、携帯電話事業者です。HP モバイル ブロードバンドの対応範囲は、携帯電 話の通話可能範囲とほぼ同じです。 モバイル ネットワーク事業者のサービスを利用して HP モバイル ブロードバンドを使用すると、出張 や移動中、または無線 LAN スポットの範囲外にいるときでも、インターネットへの接続、電子メール の送信、および企業ネットワークへの接続が常時可能になります。 CDMA(Code Division Multiple Access)を有効にするための要件と GSM(Global System for Mobile Commu
SIM を装着するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が切れているかハイバネーショ ン状態なのかわからない場合は、まず電源スイッチをスライドさせてコンピューターの電源を入 れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 6. バッテリを取り外します。 注記: 詳しくは、このガイドの「バッテリの着脱」を参照してください。 7. SIM を SIM スロットに挿入し、しっかり固定されるまでそっと押し込みます。 8. バッテリを取り付けなおします。 注記: 9. バッテリを装着しなおさないと、HP モバイル ブロードバンドは無効になります。 コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 10.
4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 6. バッテリを取り外します。 7. SIM をいったんスロットに押し込んで、固定を解除してから取り出します。 8. バッテリを取り付けなおします。 注記: 詳しくは、このガイドの「バッテリの着脱」を参照してください。 9. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 10.
Bluetooth 無線デバイスの使用 Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、PDA) ● 電話機(携帯、スマート フォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアの ヘルプを参照してください。 38 第 4 章 インターネット
Bluetooth とインターネット接続共有 ホストとして 1 台のコンピューターに Bluetooth を設定し、そのコンピューターをゲートウェイとし て利用して他のコンピューターがインターネットに接続できるようにすることは、HP ではおすすめ しません。Bluetooth を使用して 2 台以上のコンピューターを接続する場合、インターネット接続共 有(ICS)が可能なコンピューターはそのうちの 1 台で、他のコンピューターは Bluetooth ネットワー クを利用してインターネットに接続することはできません。 Bluetooth は、お使いの Mini と、携帯電話、プリンター、カメラ、および PDA などの無線デバイスと の間で情報をやり取りして同期するような場合に強みを発揮します。Bluetooth および Windows オペ レーティング システムでの制約によって、インターネット共有のために複数台のコンピューターを Bluetooth 経由で常時接続しておくことはできません。 Bluetooth とインターネット接続共有 39
5 マルチメディア マルチメディア機能 お使いのコンピューターには、音楽や動画を再生したり、画像を表示したりできるマルチメディア機 能が含まれています。また、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があり ます。 ● 音楽を再生する内蔵スピーカー ● 写真および動画を撮影できる内蔵 Web カメラ ● 音楽、動画および画像の再生と管理を行うことができるプリインストール済みのマルチメディ ア ソフトウェア ここでは、お使いのコンピューターに含まれているマルチメディア コンポーネントを確認する方法、 およびマルチメディア コンポーネントを使用する方法について説明します。 マルチメディア コンポーネントの確認 以下の図と表で、コンピューターのマルチメディア機能について説明します。 40 第 5 章 マルチメディア
名称 説明 (1) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用しています (2) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします 注記: 動画を録画するには、Web カメラ ソフトウェアを 追加インストールする必要があります (3) 内蔵マイク サウンドを録音します (4) スピーカー(×2) サウンドを出力します (5) ボリューム ミュート(消音)操作キー (f11) スピーカーの音を消したり元に戻したりします (6) 音量上げ操作キー(f10) スピーカーの音量を上げます (7) 音量下げ操作キー(f9) スピーカーの音量を下げます (8) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ/ オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イヤ フォン、ヘッドセット、またはテレビ オーディオに接続し たときに、サウンドを出力します。別売のヘッドセット マ イクもここに接続します マルチメディア機能 41
名称 説明 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないよう に、音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、 またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情 報について詳しくは、『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください 注記: コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります オーディオ コンポーネントには、4 芯コネクタが装備され ている必要があります 音量の調整 音量の調整には、コンピューターの以下の音量操作キーを使用できます。 ● 音量を下げるには、音量下げ操作キー(f9)を押します(1) 。 ● 音量を上げるには、音量上げ操作キー(f10)を押します(2) 。 ● 音を消したり音量を元に戻したりするには、ボリューム ミュート(消音)操作キー(f11)を押 します(3)。 ● Windows の[ボリューム コントロール]: a. タスクバーの右端の通知領域にある[音量]アイコンをクリックします。 b.
[音量]アイコンが通知領域に表示されない場合は、以下の操作を行って表示します。 ● a. [スタート]→[コントロール パネル]→[サウンド、音声、およびオーディオ デバイス]→[サウ ンドとオーディオ デバイス]→[音量]タブの順に選択します。 b. [タスクバーに音量アイコンを配置する]チェック ボックスにチェックを入れます。 c.
メディア操作キーの使用 メディア操作キーは、外付けオプティカル ドライブ(別売)内のオーディオ CD、DVD、または BD の再生を調整します。 注記: 外付けオプティカル ドライブは、ハブなどの他の外付けデバイスにある USB コネクタでは なく、コンピューター本体の USB コネクタに接続する必要があります。 ● オーディオ CD、DVD、または BD が再生中でない場合、再生/一時停止操作キー(f6)を押すと ディスクが再生されます(2) 。 ● オーディオ CD、DVD、または BD の再生中は、以下のキーを使用します。 ◦ オーディオ CD の前のトラックまたは DVD や BD の前のチャプターを再生するには、前の トラック操作キー(f5)を押します(1) 。 ◦ ディスクの再生を一時停止または再開するには、再生/一時停止操作キー(f6)を押します (2) 。 ◦ ディスクを停止するには、停止操作キー(f7)を押します(3) 。 ◦ オーディオ CD の次のトラックまたは DVD や BD の次のチャプターを再生するには、次の トラック操作キー(f8)を押します(4) 。 マ
プリインストールされているその他のマルチメディア ソフトウェアの使用 プリインストールされているその他のマルチメディア ソフトウェアを確認するには、以下の操作を行 います。 ▲ [スタート]→[すべてのプログラム]の順に選択し、使用するマルチメディア プログラムを起動し ます。たとえば、[Windows Media Player](一部のモデルのみ)を使用する場合は、[Windows Media Player]をクリックします。 注記: サブフォルダーに含まれているプログラムもあります。 インターネットからのマルチメディア ソフトウェアのインストール ▲ インターネットからマルチメディア ソフトウェアをインストールするには、ソフトウェアの製 造元の Web サイトにアクセスし、説明に沿って操作します。 注記: インターネットからダウンロードしたソフトウェアにはウィルスが含まれている可能性があ ります。詳しくは、 「セキュリティ」の章を参照してください。 マルチメディア ソフトウェア 45
オーディオ お使いのコンピューターでは、以下のさまざまなオーディオ機能を使用できます。 ● コンピューター本体のスピーカーまたは接続した外付けスピーカーを使用した、音楽の再生 ● 内蔵マイクまたは別売のヘッドセット マイクを使用した、サウンドの録音 ● インターネットからの音楽のダウンロード ● オーディオと画像を使用したマルチメディア プレゼンテーションの作成 ● インスタント メッセージ プログラムを使用したサウンドと画像の送信 外付けオーディオ デバイスの接続 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量の調節を行ってからヘッドフォン、 イヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。 外付けスピーカー、ヘッドフォン、ヘッドセット マイクなどの外付けデバイスの接続方法について は、デバイスの製造元から提供される情報を参照してください。デバイスを良好な状態で使用できる よう、以下の点に注意してください。 ● デバイス ケーブルが、オーディオ出力(ヘッドフォン)およびオーデ
注記: 良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音し ます。 ▲ コンピューターのオーディオ設定を確認または変更するには、タスクバー上の[音量]アイコンを 右クリックするか、[スタート]→[コントロール パネル]→[サウンド、音声、およびオーディオ デ バイス]→[サウンドとオーディオ デバイス]の順に選択します。 オーディオ 47
動画 お使いのコンピューターでは、以下のさまざまな動画機能を使用できます。 ● 動画の再生 ● インターネットを介したゲーム ● プレゼンテーションの作成のための画像や動画の編集 ● 外付けビデオ デバイスの接続 外付けモニターまたはプロジェクターの接続 モニターやプロジェクターなどの外付けディスプレイは、VGA ケーブル(別売)を使用してコンピュー ターの外付けモニター コネクタに接続します。 外付けモニターまたはプロジェクターを接続するには、以下の操作を行います。 1. 別売の VGA ケーブルをコンピューターの外付けモニター コネクタに接続します。 2.
Web カメラ お使いのコンピューターには、ディスプレイの上部に Web カメラが内蔵されています。Web カメラ は、動画を録画したり静止画像を撮影したりできる入力デバイスです。 注記: 動画を録画するには、Web カメラ ソフトウェアを追加インストールする必要があります。 Web カメラにアクセスするには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[マイ コンピュータ]の順に選択し、カメラのアイコンをダブルクリックします。 2.
6 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外のセットアップ ユーティリティによって提 供される標準のセキュリティ機能によって、個人設定およびデータをさまざまなリスクから保護でき ます。 以下の機能を使用するには、このガイドに記載されている手順に沿って操作します。 ● パスワード ● ファイアウォール ソフトウェア ● ウィルス対策サポート(Norton Internet Security) ● 緊急セキュリティ アップデート 注記: セキュリティ ソリューションは、抑止効果を発揮することを目的として設計されています が、ソフトウェアによる攻撃、またはコンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものでは ありません。 注記: コンピューターを修理などのために送付する場合は、可能な限り事前にすべてのパスワード 設定を削除してください。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 電源投入時パスワード データへの不正なアクセス ● ファイアウォール ソフトウェア ● Windows
注意: コンピューターがロックされないように、設定したパスワードをすべて書き留めてくださ い。ほとんどのパスワードは設定、変更、削除するときに表示されないため、パスワードをすぐに書 き留め、他人の目にふれない安全な場所に保管する必要があります。 セットアップ ユーティリティの機能と Windows のセキュリティ機能には、同じパスワードを使用で きます。また、複数のセットアップ ユーティリティ機能に同じパスワードを使用することもできま す。 セットアップ ユーティリティでパスワードを設定する場合は、以下の点に注意してください。 ● パスワードは、最長 8 文字まで英数字を組み合わせて指定できます。また、大文字と小文字は区 別されます。 ● セットアップ ユーティリティで設定するパスワードは、セットアップ ユーティリティのプロン プトで入力する必要があります。Windows に設定されるパスワードは、Windows プロンプトで 入力する必要があります。 パスワードを作成したり保存したりするときは、以下のヒントを参考にしてください。 ● パスワードを作成するときは、プログラムの要件に従う ● パス
パスワード 機能 電源投入時パスワード* ● コンピューターのデータへのアクセスを保護します ● パスワード設定後は、コンピューターの電源投入時、再 起動時、またはハイバネーションの終了時には必ずこの パスワードを入力する必要があります 注意: 電源投入時パスワードを忘れると、コンピューター の電源を入れることも、再起動も、ハイバネーションの終了 もできなくなります *各パスワードについて詳しくは、以下の項目を参照してください。 セットアップ ユーティリティの管理者パスワード 管理者パスワードは、セットアップ ユーティリティ内の設定値とシステム識別情報を保護します。パ スワードの設定後は、セットアップ ユーティリティにアクセスするたびにこのパスワードを入力する 必要があります。 管理者パスワードは、Windows で設定した管理者パスワードで置き換えができず、設定、入力、変 更、または削除時に表示されません。必ずパスワードを書き留め、安全な場所に保管してください。 セットアップ ユーティリティの管理者パスワードの管理 パスワードを設定、変更、および削除するには、以下の操作を行います。 1.
電源投入時パスワード 電源投入時パスワードは、コンピューターが不正に使用されることを防ぎます。パスワード設定後 は、コンピューターの電源投入時、再起動時、またはハイバネーションの終了時には必ずこのパス ワードを入力する必要があります電源投入時パスワードの文字そのものは、設定、入力、変更、また は削除する場合に表示されません。 電源投入時パスワードの管理 パスワードを設定、変更、および削除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動してセットアップ ユーティリティを開き、画面の左下隅に [F10 = BIOS Setup Options]というメッセージが表示されている間に、f10 キーを押します。 2. 矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Set Power-On Password](電源投入時パス ワードの設定)の順に選択し、enter キーを押します。 3.
ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用したり、インターネットに接続したりする場合、コンピューター がコンピューター ウィルスの危険にさらされます。コンピューター ウィルスに感染すると、オペレー ティング システム、アプリケーション、ユーティリティなどが使用できなくなったり、正常に動作し なくなったりすることがあります。 ウィルス対策ソフトウェアを使用すると、既知のウィルスを検出および駆除したり、多くの場合は ウィルスの被害にあった箇所を修復したりできます。新しく発見されたウィルスからコンピューター を保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 お使いのコンピューターには、ウィルス対策プログラムの[Norton Internet Security]があらかじめイン ストールされています。 ● プリインストールされているバージョンの[Norton Internet Security]は、使用開始後 60 日間は無 料で更新できます。延長更新サービスを購入し、60 日以後も新しいウィルスからコンピューター を保護することを強くおすすめします。[Norto
ファイアウォール ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールやネットワークを使用したりインターネットにアクセスしたりする場 合、第三者がコンピューターや個人用ファイルにアクセスしたり、使用者に関する情報を不正に取得 してしまう可能性があります。プライバシを保護するため、コンピューターにプリインストールされ ているファイアウォール ソフトウェアを使用してください。 ネットワーク処理のログおよびレポート情報や、自動アラームなどのファイアウォール機能を使用し て、コンピューターでの送受信の流れを監視します。詳しくは、ファイアウォールの説明書を参照す るか、ファイアウォールの製造元に問い合わせてください。 注記: 特定の状況下では、ファイアウォールがインターネット ゲームへのアクセスをブロックした り、ネットワーク上のプリンターやファイルの共有に干渉したり、許可されている電子メールの添付 ファイルをブロックしたりすることがあります。問題を一時的に解決するには、ファイアウォールを 無効にして目的のタスクを実行した後で、ファイアウォールを再度有効にします。問題を恒久的に解 決するには、ファイアウォールを再設定します。
緊急アップデートのインストール 注意: Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 オペレーティング システムやその他のソフトウェアに対するアップデートが、コンピューターの工場 出荷後にリリースされている可能性があります。すべての使用可能なアップデートが確実にコンピュー ターにインストールされているようにするには、以下の操作を行います。 56 ● コンピューターのセットアップが完了したら、できる限りすぐに[Windows Update]を実行しま す。[スタート]→[すべてのプログラム]→[Windows Update]の順に選択すると表示されるアップ デート リンクを使用します。 ● [Windows Update]は、1 か月に 1 回など、一定期間ごとに実行してください。 ● Windows およびその他の Microsoft のプログラムのアップデートがリリ
7 メディア カード 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単にデータを共有できるカードです。これらの カードは、他のコンピューター(デバイス)以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA など でよく使用されます。 お使いのコンピューターのメディア スロットは、以下のフォーマットに対応しています。 ● メモリースティック(MS) ● メモリースティック PRO(MS-PRO) ● マルチメディアカード(MMC) ● SDHC(Secure Digital High Capacity)メモリーカード(標準サイズおよび大きいサイズ) ● xD ピクチャーカード(XD) メディア カードの挿入 注意: メディア カードまたはコンピューターの損傷を防ぐため、メディア スロットにはどのよう な種類のアダプターも挿入しないでください。 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときには、無理な 力を加えないでください。 1.
2. メディア スロットにカードを挿入し、カードがしっかりと収まるまで押し込みます。 デバイスが検出されると音が鳴り、場合によっては使用可能なオプションのメニューが表示され ます。 メディア カードの停止と取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、メディア カードを取り出す前にカードを停止 してください。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 注記: データ転送を停止するには、オペレーティング システムの[コピーしています]ウィンド ウで[キャンセル]をクリックします。 2. メディア カードを停止します。 a. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをダブルク リックします。 注記: [ハードウェアの安全な取り外し]アイコンを表示するには、通知領域にある[隠れて いるインジケータを表示します]アイコン([<]または[<<])をクリックします。 3. 58 b. 一覧からメディア カード名をクリックします。 c.
8 USB デバイス USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 USB(Universal Serial Bus)は、USB キーボード、マウス、ドライブ、プリンター、スキャナー、ハ ブなどの別売の外付けデバイスを接続するためのハードウェア インターフェイスです。デバイスをシ ステムに接続できます。 USB デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイスに 付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、デバイスに付属している操作説明 書を参照してください。 コンピューターには 3 つの USB コネクタがあり、USB 1.0、USB 1.1、および USB 2.
USB デバイスの停止および取り外し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐために、USB デバイスを取り外す前にデバイスを停 止します。 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 USB デバイスを停止して取り出すには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをダブルクリック します。 注記: [ハードウェアの安全な取り外し]アイコンを表示するには、通知領域にある[隠れている インジケーターを表示します]アイコン([<]または[<<])をクリックします。 2. 一覧からデバイス名をクリックします。 注記: 一覧に USB デバイスが表示されない場合、USB デバイスを取り外す前に停止する必要 はありません。 60 3. [停止]→[OK]の順にクリックします。 4.
9 ポインティング デバイスおよびキーボー ド ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、Windows の[マウスのプロパティ]を使用します。 [マウスのプロパティ]にアクセスするには、[スタート]→[コントロール パネル]→[プリンタとその他 のハードウェア]→[マウス]の順に選択します。 ポインティング デバイスの使用 タッチパッドの使用 ポインターを移動するには、タッチパッドの表面でポインターを移動したい方向に指をスライドさせ ます。タッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボタンと同様に使用します。タッチパッドのス クロール ゾーンを使用して画面を上下にスクロールするには、スクロール ゾーンの線上で指を上下 にスライドさせます。 注記: タッチパッドの各部について詳しくは、このガイドの「タッチパッド」を参照してくださ い。 タッチパッド ジェスチャの使用 タッチパッドでは、さまざまな種類のタッチパッド ジェスチャがサポートされています。タッチパッ ド ジェスチャを行うには、
注記: お使いのコンピューターでは、工場出荷時には無効に設定されている他のタッチパッド機能 もサポートされています。これらの機能を表示および有効にするには、タスクバーの右端の通知領域 にある[Synaptics]アイコン→[Device Settings]タブの順にクリックします。デバイスを選択し、 [Settings]をクリックします。 スクロール スクロールは、ページや画像を上下に移動するときに便利です。スクロールを行うには、2 本の指を タッチパッド上に置いて、それらの指をタッチパッド上で上下左右に動かします。 注記: スクロールの速度は、指を動かす速度で調整します。 ピンチ ピンチ ジェスチャを使用すると、PDF、画像、写真などを拡大または縮小できます。 ピンチは以下のように行います。 62 ● タッチパッドで 2 本の指を近づけた状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げてオブジェクトのサ イズを拡大することで、ズームインできます。 ● タッチパッドで 2 本の指を互いに離した状態にして、その 2 本の指の間隔を狭めてオブジェクト のサイズを縮小することで、ズームアウトできます。 第
回転 回転ジェスチャを使用すると、写真やページなどの項目を回転できます。回転を行うには、親指を タッチパッドに置いて固定し、その親指を中心にして人差し指で半円を描きます。 外付けマウスの接続 USB コネクタのどれかを使用して外付け USB マウスをコンピューターに接続できます。 キーボードの使用 操作キーの使用 操作キーとは、キーボード上部にある特定のキーに割り当てられ、カスタマイズされた動作を行う キーのことです。 操作キーを使用するには、そのキーを押したままにして、キーに割り当てられている機能を有効にし ます。 キーボードの使用 63
注記: 使用中のプログラムによっては、fn およびどれかの操作キーを一緒に押すと、そのプログラ ム内で専用のショートカット メニューが表示されます。 注記: 操作キーの機能は、出荷時に有効に設定されています。この機能をセットアップ ユーティリ ティで無効にすると、fn およびどれかの操作キーを一緒に押さなければ、キーに割り当てられている 機能を有効にできなくなります。詳しくは、「セットアップ ユーティリティ」の章を参照してくださ い。 アイコン 説明 [ヘルプとサポート]を表示します。[ヘルプとサポート]では、Windows オペレーティング システムと コンピューター、質問への回答とチュートリアル、およびコンピューターのアップデートに関する情 報が提供されます また、自動的なトラブル解決の方法およびサポート サイトへのリンクも提供されます このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に上がります システムに接続されているディスプレイ デバイス間で画面を切り替えます。たとえば、コンピュー ターに外付けモニターを接続している場合にこのキ
スピーカーの音を消したり音量を元に戻したりします 無線機能をオンまたはオフにします 注記: このキーでは無線接続は確立されません。無線接続を確立するには、無線ネットワークも セットアップされている必要があります ホットキーの使用 ホットキーは、fn キー(1)と esc キー(2)の組み合わせです。 機能 ホットキー 説明 システム情報を表示する fn + esc システムのハードウェア コンポーネントやシス テム BIOS のバージョン番号に関する情報が表示 されます ホットキー コマンドをコンピューターのキーボードで使用するには、以下の操作のどちらかを行いま す。 ● 短く fn キーを押してから、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押します。 または ● fn キーを押しながら、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押し、両方のキーを同時に離 します。 キーボードの使用 65
タッチ スクリーンの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルでは、タッチ スクリーン上で指を使用して特定のアクションを実行できます。 注記: ここに示す手順は、出荷時の設定に基づいています。認識されているクリックとフリックの 設定を変更するには、[スタート]→[コントロール パネル]→[サウンド、音声、およびオーディオ デバ イス]→[ペンとタッチ]の順に選択します。 注記: プログラムによっては、一部の動きがサポートされていない場合もあります。 タップ(またはクリック) タッチパッドまたは外付けマウスでクリックまたはダブルクリックする操作と同じように、画面上の 項目をタップまたはダブルタップします。項目をタップして押し続けると、右のタッチパッド ボタン を押したときと同じようにコンテキスト メニューが表示されます。 注記: オペレーティング システムによって指が触れている領域のまわりに円が表示されるまで、 タップした指を置いたままにする必要があります。円が表示された後、コンテキスト メニューが表示 されます。 フリック 画面にタッチして上、下、左、または右方向に払いのけるように早く動かすと、画面を切り替え
回転 回転ジェスチャを使用すると、写真やページなどの項目を回転できます。回転させるには、画面に親 指を固定して、親指の周囲に半円を描くように、人差し指を動かします。 ピンチ ピンチ ジェスチャを使用すると、PDF、画像、写真などを拡大または縮小できます。 ピンチは以下のように行います。 ● 画面上で 2 本の指を互いに離した状態にして、その 2 本の指の間隔を狭めてオブジェクトのサイ ズを縮小することで、ズームアウトできます。 ● 画面上で 2 本の指を一緒の状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げてオブジェクトのサイズを拡 大することで、ズームインできます。 タッチ スクリーンの使用(一部のモデルのみ) 67
タッチ スクリーンの設定 ▲ 視覚的情報の設定を行うには、[スタート]→[コントロール パネル]→[サウンド、音声、および オーディオ デバイス]→[ペンとタッチ]の順に選択します。これらの設定は、タッチ スクリーン とコンピューターに固有のものです。 ▲ 右利きと左利きの設定を行うには、[スタート]→[コントロール パネル]→[サウンド、音声、およ びオーディオ デバイス]→[Tablet PC 設定]→[その他]タブの順に選択します。これらの設定は、 タッチ スクリーンとコンピューターに固有のものです。 ▲ ポインティング デバイスのポインター速度、クリック速度、マウスの軌跡などの設定を変更す るには、[スタート]→[コントロール パネル]→[プリンタとその他のハードウェア]の順に選択し ます。これらの設定は、システムのすべてのポインティング デバイスに適用されます。 クリックの設定を変更またはテストするには、以下の操作を行います。 1.
10 ドライブ 取り付けられているドライブの確認 コンピューターに取り付けられているドライブを表示するには、[スタート]→[マイ コンピュータ]の 順に選択します。 ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り 扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手 順を示します。 取り付けられているドライブの確認 69
注意: コンピューターやドライブの損傷、または情報の損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ さい。 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような場合 は、事前にスタンバイを起動して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切に取り 外してください。 ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。 リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れている のか、スタンバイ状態なのか、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピュー ターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ドライブをドライブ ベイに挿入するときは、無理な力を加えないでください。 別売のオプティカル ドライブ内のディスクへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力 したり、コンピューターを移動
● DVD+RW/R および CD-RW コンボ ドライブ ● DVD±RW/R および CD-RW コンボ ドライブ 別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコネクタの種類について詳しくは、外付 けデバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスを接続するには、以下の操作を行います。 注意: 装置が損傷することを防ぐため、別電源が必要なデバイスを接続するときは、コンピュー ターの電源が切れていて、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してくだ さい。 1. 外付けデバイスを接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、デバイスの電源コードを接地した外部電源のコンセ ントに差し込みます。 3.
11 メモリ モジュール コンピューター裏面の底面カバーを取り外すと、1 つのメモリ モジュール コンパートメントが装備さ れています。コンピューターのメモリを増設するには、メモリ モジュール スロットに装着されてい るメモリ モジュールを交換します。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前にアースされ た金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 メモリ モジュールを追加または交換するには、以下の操作を行います。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源 スイッチをスライドさせてコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システム の通常の手順でシャットダウンします。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4.
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上に引き抜いて (2)取り外します。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 6. 以下の要領で、メモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分に触ったり、メモリ モジュールを折り曲げたり しないように注意してください。 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b. しっかりと固定されるまでメモリ モジュールを 45°の角度でスロットに押し込み、所定の 位置に収まるまでメモリ モジュールを押し下げます(2) 。 c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: い。 7.
74 8. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 9.
12 ソフトウェアの更新 HP の Web サイトから、コンピューターに付属するソフトウェアの更新版を入手できます。 HP の Web サイトには、多くのソフトウェアおよび BIOS アップデートが SoftPaq という圧縮ファイ ル形式で提供されています。 一部のダウンロード パッケージには、このファイルのインストールやトラブルシューティングに関す る情報が記載された Readme.txt ファイルが含まれます。 ソフトウェアを更新するには、このガイドで説明する作業を以下の順序で行います。 1.
BIOS の更新 BIOS を更新するには、まず現在使用している BIOS のバージョンを確認してから、新しい BIOS をダ ウンロードしてインストールします。 BIOS のバージョンの確認 利用可能な BIOS アップデートの中に、現在コンピューターにインストールされている BIOS よりも 新しいバージョンの BIOS があるかどうかを調べるには、現在インストールされているシステム BIOS のバージョンを確認する必要があります。 BIOS バージョン情報(「ROM 日付」または「システム BIOS」とも呼ばれます)を表示するには、 セットアップ ユーティリティを開きます。 BIOS 情報を表示するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動してセットアップ ユーティリティを開き、画面の左下隅に [F10 = BIOS Setup Options]というメッセージが表示されている間に、f10 キーを押します。 2.
BIOS アップデートをダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. お使いのコンピューター用のソフトウェアを提供している HP の Web サイトのページを表示し ます。 [スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択して最新ソフトウェアを提供するページへのリンク を選択します。 2. 画面の説明に沿ってお使いのコンピューターを指定し、ダウンロードする BIOS アップデートを 表示します。 3. ダウンロードのページで、以下の操作を行います。 a. お使いのコンピューターに現在インストールされている BIOS のバージョンよりも新しい BIOS を確認します。日付や名前、またはその他の、ファイルを識別するための情報をメモ しておきます。後で、ハードドライブにダウンロードしたアップデートを探すときにこの情 報が必要になる場合があります。 b.
プログラムおよびドライバーの更新 BIOS アップデート以外のソフトウェアをダウンロードしてインストールするには、以下の操作を行 います。 1. お使いのコンピューター用のソフトウェアを提供している HP の Web サイトのページを表示し ます。 [スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択して最新ソフトウェアを提供するページへのリンク を選択します。 2. 画面の説明に沿って操作し、アップデートするソフトウェアを見つけます。 3. ダウンロード エリアで、ダウンロードするソフトウェアを選択し、画面の説明に沿って操作し ます。 注記: ソフトウェアをダウンロードする場所へのパスのメモを取っておきます。ソフトウェア をインストールするときに、このパスが必要です。 4. ダウンロードが完了したら、[スタート]→[マイ コンピュータ]の順に選択して、Windows の[エク スプローラ]を開きます。 5. ハードドライブをダブルクリックします。通常は、[ローカル ディスク(C:) ]を指定します。 6.
13 [HP QuickWeb]の設定変更 [HP QuickWeb]の有効化および無効化 Windows オペレーティング システム内で[HP QuickWeb]を無効または再び有効にするには、以下の操 作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP QuickWeb]の順に選択します。[HP QuickWeb Installer] フォルダーが表示されます。[HP QuickWeb Configuration Tool](HP QuickWeb 構成ツール) をクリックします。 2. [Enable QuickWeb]([HP QuickWeb]を有効にする)チェック ボックスにチェックを入れます。 3.
14 セットアップ ユーティリティ セットアップ ユーティリティの開始 セットアップ ユーティリティは ROM ベースのユーティリティで、情報の表示とシステムのカスタマ イズを行います。Windows オペレーティング システムが動作しない場合にも使用できます。 ユーティリティはコンピューターに関する情報をレポートし、起動、セキュリティ、および他のオプ ションを設定します。 セットアップ ユーティリティを開始するには、以下の操作を行います。 ▲ コンピューターを起動または再起動してセットアップ ユーティリティを開き、画面の左下隅に [F10 = BIOS Setup Options]というメッセージが表示されている間に、f10 キーを押します。 セットアップ ユーティリティの使用 セットアップ ユーティリティの言語の変更 以下の手順では、セットアップ ユーティリティの言語を変更する方法を説明します。セットアップ ユーティリティが実行されていない場合は、手順 1 から始めます。セットアップ ユーティリティが実 行されている場合は、手順 2 から始めます。 1.
セットアップ ユーティリティでの移動および選択 セットアップ ユーティリティは Windows ベースではないため、タッチパッドに対応していません。 移動および選択は、キーを押して行います。 ● メニューまたはメニュー項目を選択するには、矢印キーを使用します。 ● 一覧から項目を選択したり、有効/無効などのフィールドを切り替えたりするには、矢印キーを 使用するか、f5 キーまたは f6 キーを使用します。 ● 項目を選択するには、enter キーを押します。 ● テキスト ボックスを閉じるか、またはメニュー表示に戻るには、esc キーを押します。 ● セットアップ ユーティリティの起動中にその他の操作や選択項目の情報を表示するには、f1 キー を押します。 システム情報を表示する 以下の手順では、セットアップ ユーティリティでシステム情報を表示する方法を説明します。セット アップ ユーティリティが実行されていない場合は、手順 1 から始めます。セットアップ ユーティリ ティが実行されている場合は、手順 2 から始めます。 1.
セットアップ ユーティリティの終了 変更を保存または保存しないでセットアップ ユーティリティを終了できます。 ● 現在のセッションからの変更内容を保存して、セットアップ ユーティリティを終了するには、 以下の操作を行います。 セットアップ ユーティリティのメニューが表示されていない場合は、esc キーを押して、メニュー 画面に戻ります。矢印キーを使用して、[Exit](終了)→[Exit Saving Changes](変更を保存し て終了)の順に選択し、enter キーを押します。 ● 現在のセッションからの変更内容を保存しないで、セットアップ ユーティリティを終了するに は、以下の操作を行います。 セットアップ ユーティリティのメニューが表示されていない場合は、esc キーを押して、メニュー 画面に戻ります。矢印キーを使用して、[Exit]→[Exit Discarding Changes](変更を保存しない で終了)の順に選択し、enter キーを押します。 どちらかを選択すると、コンピューターが再起動され Windows が起動します。 セットアップ ユーティリティのメニュー このセクション
選択 設定内容 Processor C4 State(プロセッサ C4 ステート) プロセッサ C4 のスタンバイ状態を有効/無効にします Boot Options(ブート オプション) 以下のブート オプションを設定します ● f10 and f12 Delay (sec.
索引 A AC アダプター 確認 14 接続 19 Administrator password(管理者パ スワード) 82 B BIOS、更新 76 Boot Options(ブート オプショ ン) 83 C Caps Lock ランプ、位置 4 CD ドライブ 70 D [Diagnostics](診断)メ ニュー 83 DVD ドライブ 70 F fn キー 5, 65 H Hard Disk Self Test(ハードドライ ブ セルフテスト) 83 HP モバイル ブロードバンド 無効化 35 HP モバイル ブロードバンド モ ジュール 35 I IOS(Instant-On Software) 1 L Language Support(対応言 語) 82 84 索引 M [Main](メイン)メニュー 82 Memory Test(メモリ テス ト) 83 P Power-On Password(電源投入時 パスワード) 管理 53 作成 53 入力 53 Processor C4 State(プロセッサ C4 ステート) 83 Q QuickWeb 1 R RJ-45(ネットワーク
音量 調整 42 音量上げ、位置 41 音量下げ、位置 41 か 書き込み可能メディア 16 確認、オーディオ機能 46 完全なロー バッテリ状態 23 管理者パスワード 管理 52 作成 52 入力 52 き キー fn 5 Windows アプリケーション 5 Windows ロゴ 5 操作 5 キーボード ホットキー、位置と名 称 65 企業無線 LAN への接続 33 規定情報 HP モバイル ブロードバンド モ ジュールのシリアル番号 15 規定ラベル 15 無線 15 く 空港のセキュリティ装置 70 け ケーブル LAN 28 USB 59 VGA 48 こ 公共無線 LAN への接続 33 コード、電源 14 コネクタ RJ-45(ネットワーク) 7 USB 7, 8 オーディオ出力(ヘッドフォ ン) 8, 41 オーディオ入力(マイク) 8, 41 外付けモニター 48 コンピューター 電源切断 26 コンピューターのシリアル番 号 14 コンピューターの持ち運び 25 コンポーネント 前面 5 その他のハードウェア 14 タッチパッド 3 ディスプレイ 8 左側面 7 右側面 6 裏面
の ノイズ抑制コア、ネットワーク ケー ブル 28 は ハードウェア、確認 3 ハイバネーション 完全なロー バッテリ状態での起 動 23 起動 17 終了 17 パスワード Windows での設定 51 管理者 52 セットアップ ユーティリティで の設定 51 電源投入時 53 バッテリ 温度 25 確認 14 再充電 25 充電 21, 23 処理 26 装着 20 調整 23 取り外し 20 放電 22 保管 25 ロー バッテリ状態 22 バッテリ ゲージの調整 23 バッテリ電源 20 バッテリ ベイ 位置 9 バッテリ ランプ 21, 22 バッテリ リリース ラッチ 9, 20 ひ 左のタッチパッド ボタン、位 置 4 ふ ファイアウォール 33 ファンクション キー 65 ブート順序 83 プログラム 更新 78 プロジェクター、接続 48 フロッピーディスク ドライブ 86 索引 70 へ ベイ バッテリ 9 ヘッドフォン 8, 41 ヘッドフォン(オーディオ出力)コ ネクタ 8, 41 ほ 保管、バッテリ 25 ボタン タッチパッド オン/オフ 3 左のタッチパッド 4 右のタ