HP ProBook Notebook PC ユーザー ガイド
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安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関 する規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 機能 ................................................................................................................................................................. 1 ハードウェアの確認 ............................................................................................................................. 1 表面の各部 ........................................................................................................................... 1 タッチパッド ..............................................................
別売の外付けテンキーの使用 ............................................................................................................. 19 タッチパッドとキーボードの清掃 ..................................................................................................... 19 3 マルチメディア ............................................................................................................................................. 21 マルチメディア機能 ..................................................................................................
外部電源の使用 .................................................................................................................................. 36 AC アダプターの接続 ........................................................................................................ 37 バッテリ電源の使用 ........................................................................................................................... 38 バッテリの着脱 .........................................................................................................
別売の外付けデバイスの使用 ............................................................................................ 64 7 外付けメディア カード ................................................................................................................................. 65 メディア カード リーダーでのカードの使用 ................................................................................... 65 メディア カードの挿入 ..................................................................................................... 65 メディア カードの取り出し ..............
[Computer Setup]のメニュー ............................................................................................................ 89 [File](ファイル)メニュー ............................................................................................... 89 [Security](セキュリティ)メニュー ................................................................................. 90 [Diagnostics](診断)メニュー ......................................................................................... 90 [System Configuration](詳細設定)メニュー ......
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1 機能 ハードウェアの確認 ▲ コンピューターに取り付けられているハードウェアの一覧を参照するには、[Computer](コン ピ ュ ー タ ) → [Control Center] ( コ ン ト ロ ー ル セ ン タ ー ) → [YaST] → [Hardware Information](ハードウェア情報)の順に選択します。 表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 説明 タッチパッド オフ インジケーター タッチパッド ゾーンのオンとオフを切り替えるには、タッチパッ ド オフ インジケーターをすばやくダブルタップします 注記: タッチパッド ゾーンがアクティブになっている場合 は、ランプが消灯しています (2) タッチパッド ゾーン ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アクティブ にしたりします (3) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (4) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します ハードウェアの確認 1
ランプ 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。以下の図は英語版のキー配列で す。日本語版のキー配列とは若干異なります。 名称 (1) 2 第 1 章 説明 タッチパッド オフ インジケーター ● オレンジ色:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) 電子メール クライアント ランプ 点滅:[Evolution]電子メール クライアントを起動しています (4) Web ブラウザー ランプ 点滅:[Firefox]ブラウザーを起動しています 機能
名称 (5) (6) 説明 電源ランプ 無線ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがサスペンド状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハイバ ネーション状態になっています ● 白色:無線 LAN デバイスや Bluetooth®デバイスなどの内蔵 無線デバイスの電源がオンになっています ● オレンジ色:すべての無線デバイスがオフになっています ボタン、スピーカー、スイッチ、および指紋認証システム(一部のモデルのみ) 注記: お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。また、以下の図は英語 版のキー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なります。 名称 説明 (1) スピーカー(×2) サウンドを出力します (2) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じる と、ディスプレイの電源が切れます ハードウェアの確認 3
名称 (3) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押すと、 電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを押すと、 電源が切れます ● コンピューターがサスペンド状態のときに短く押すと、サス ペンドが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタンを短 く押すと、ハイバネーションが終了します コンピューターが応答せず、オペレーティング システムのシャッ トダウン手順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押し たままにすると、コンピューターの電源が切れます 電源設定およびその変更方法について詳しくは、[Computer] (コンピュータ)→[Control Center](コントロール センター) →[System](システム)→[Power Management](電源の管 理)の順に選択します (4) 4 第 1 章 指紋認証システム(一部のモデルのみ) 機能 パスワードの代わりに指紋認証を使用してログオンできます
キー 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。以下の図は英語版のキー配列で す。日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位置は同じです。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) fn キー ファンクション キーまたは esc キーと組み合わせて押すことに よって、頻繁に使用するシステムの機能を実行します (3) 内蔵テンキー fn キーおよび num lk キーと一緒に押すと、外付けテンキーと同 様に使用できます (4) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステ ムの機能を実行します ハードウェアの確認 5
名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) fn キー ファンクション キーまたは esc キーと組み合わせて押すことに よって、頻繁に使用するシステムの機能を実行します (3) 内蔵テンキー 外付けテンキーと同じように使用できます。上の図は英語版の キー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵 テンキーの位置は同じです (4) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステ ムの機能を実行します 前面の各部 名称 (1) 6 第 1 章 説明 ドライブ ランプ 機能 白色で点滅:ハードドライブまたはオプティカル ドライブにア クセスしています
名称 (2) (3) 説明 メディア カード リーダー オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 以下のフォーマットの別売のメディア カードに対応しています ● メモリースティック ● メモリースティック Duo(アダプターが必要) ● メモリースティック PRO(アダプターが必要) ● マルチメディアカード(MMC) ● SD(Secure Digital)メモリーカード ● xD ピクチャーカード(XD) ● xD ピクチャーカード(XD)Type H ● xD ピクチャーカード(XD)Type M 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イヤフォ ン、ヘッドセット、またはテレビ オーディオを接続したとき に、サウンドを出力します 注記: ヘッドフォン コネクタにデバイスを接続すると、コン ピューター本体のスピーカーは無効になります (4) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売のコンピューター用ヘッドセットのマイク、ステレオ アレ イ マイク、またはモノラル マイクを接続します 右側面の各部 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してく
名称 説明 (1) USB コネクタ(×2) 別売の USB デバイスを接続します (2) RJ-11(モデム)コネクタ(一部のモデルの み) モデム ケーブルを接続します (3) オプティカル ドライブ(一部のモデルのみ) オプティカル ディスクを読み取ります。モデルによってはオプ ティカル ディスクへの書き込みも行います (4) オプティカル ドライブ ランプ(一部のモデルの み) 点滅:オプティカル ドライブにアクセスしています (5) AC アダプター ランプ ● 点灯:コンピューターは外部電源に接続され、バッテリが充 電中です ● 消灯: (6) 電源コネクタ ◦ コンピューターは外部電源に接続されていません ◦ コンピューターは外部電源に接続されていますが、バッ テリの充電は完了しています AC アダプターを接続します 左側面の各部 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続し ます 注記: セキ
名称 (3) (4) 説明 AC アダプター ランプ 通気孔 ● 点灯:コンピューターは外部電源に接続され、バッテリが充 電中です ● 消灯: ◦ コンピューターは外部電源に接続されていません ◦ コンピューターは外部電源に接続されていますが、バッ テリの充電は完了しています コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コン ピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を行って いるときに内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは 正常な動作です (5) 外付けモニター コネクタ 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (6) RJ-45(ネットワーク)コネクタ ネットワーク ケーブルを接続します (7) HDMI コネクタ 別売の HDMI デバイスを接続します (8) eSATA/USB コンボ コネクタ 別売の USB デバイス、または eSATA 外付けハードドライブなど の高性能な eSATA コンポーネントを接続します (9) USB コネクタ
名称 説明 (6) eSATA/USB コンボ コネクタ 別売の USB デバイス、または eSATA 外付けハードドライブなど の高性能な eSATA コンポーネントを接続します (7) USB コネクタ 別売の USB デバイスを接続します (8) ExpressCard スロット 別売の ExpressCard をサポートしています 裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ リリース ラッチ(×2) バッテリをバッテリ ベイから固定解除します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (3) SIM スロット(一部のモデルのみ) 無線 SIM(Subscriber Identity Module)カードがあります。SIM スロットは、バッテリ ベイの中にあります ディスプレイ 注記: 10 第 1 章 機能 お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。
名称 説明 (1) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じる と、ディスプレイの電源が切れます (2) 内蔵マイク サウンドを録音します (3) Web カメラ ランプ(一部のモデルのみ) 点灯:Web カメラを使用しています (4) Web カメラ(一部のモデルのみ) 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします 無線アンテナ(一部のモデルのみ) 無線アンテナは 1 台以上の無線デバイスとの間で信号を送受信します。アンテナはコンピューターの 外側からは見えません。 ハードウェアの確認 11
名称 説明 (1) 無線 WAN アンテナ(×2)* 無線ワイドエリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線信 号を送受信します (2) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線 信号を送受信します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物を 置かないでください。 お住まいの地域の無線に関する規定情報については、『規定、安全、および環境に関するご注意』を 参照してください。これらの規定情報には、このコンピューターに付属のユーザー ガイド CD からア クセスできます。 12 第 1 章 機能
その他のハードウェア コンポーネント 名称 説明 (1) 電源コード* AC アダプターを電源コンセントに接続します (2) バッテリ* コンピューターが外部電源に接続されていないときに、コンピュー ターに電力を供給します (3) AC アダプター AC 電源を DC 電源に変換します *バッテリおよび電源コードは、国や地域によって外観が異なります。このコンピューターを日本国内で使用する場合は、製 品に付属の電源コードをお使いください。付属の電源コードは、他の製品では使用できません。 ラベルの確認 コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するときに必要な情報や、コン ピューターを日本国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● サービス タグ:以下の情報を含む重要な情報が記載されています。 ◦ (1)製品名:コンピューターの前面に貼付されている製品名です。 ◦ (2)シリアル番号(s/n):各製品に一意の英数字です。 ◦ (3)製品番号(p/n):製品のハードウェア コンポーネントに関する固有の情報を提示する 番号です。製品番号は、
◦ (4)モデルの記載:お使いのコンピューターに関する文書、ドライバー、サポート情報を得 るときに使用します。 ◦ (5)保証期間:このコンピューターの標準保証期間が記載されています。 これらの情報は、サポート窓口にお問い合わせをするときに必要です。サービス タグ ラベル は、コンピューターの裏面に貼付されています。 14 第 1 章 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベルは、コンピュー ターの裏面に貼付されています。 ● モデム認定/認証ラベル:モデムの規定に関する情報、および認定各国または各地域の一部で必 要な政府機関の認定マーク一覧が記載されています。日本国外で無線デバイスを使用するとき に、この情報が必要になる場合があります。モデム認定/認証ラベルは、コンピューターの裏面 に貼付されています。 ● 無線認定/認証ラベル(一部のモデルのみ) :オプションの無線デバイスに関する情報、および認 定各国または各地域の一部の認定マークが記載されています。別売のデバイスは、無線 LAN デ バイスまたは Bluetooth デバイスなどです。1 つ以
2 ポインティング デバイスおよびキーボー ド ポインティング デバイスの使用 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、[Mouse Properties](マウスのプロパティ)または[TourchPad](タッチパッ ド)を使用します。 マウスのプロパティにアクセスするには、[Computer](コンピュータ)→[Control Center](コン トロール センター)→[Mouse](マウス)の順に選択します。 タッチパッドのプロパティにアクセスするには、[Computer](コンピュータ)→[Control Center] (コントロール センター)→[TouchPad]の順に選択します。 外付けマウスの接続 USB コネクタのどれかを使用して外付け USB マウスをコンピューターに接続できます。USB デバイ スを追加するには、コンピューター本体または別売のドッキング デバイス(一部のモデルのみ)の USB コネクタに接続します。 キーボードの使用 ホットキーの使用 ホット
機能 ホットキー スリープを開始する fn + f1 画面の輝度を下げる fn + f2 画面の輝度を上げる fn + f3 画面を切り替える fn + f4 初期設定の電子メール クライアントを開く fn + f5 初期設定の Web ブラウザーを開く fn + f6 スピーカーの音を消す(ミュート) fn + f7 スピーカーの音量を下げる fn + f8 スピーカーの音量を上げる fn + f9 前のトラックまたはチャプターを再生する fn + f10 CD、DVD、または BD を再生、一時停止、または再開する fn + f11 次のトラックまたはチャプターを再生する fn + f12 ホットキー コマンドをコンピューターのキーボードで使用するには、以下のどちらかの操作を行い ます。 ● 短く fn キーを押してから、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押します。 または ● fn キーを押しながら、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押し、両方のキーを同時に離 します。 スリープを開始する 注意: 情報の損失を防ぐために、
スリープを開始すると、情報がシステム メモリに保存され、画面表示が消えて節電モードになりま す。コンピューターがスリープ状態のときは電源ランプが点滅します。 スリープを開始するには、コンピューターの電源が入っている必要があります。 注記: コンピューターがスリープ状態のときに完全なロー バッテリの状態になった場合、コン ピューターはハイバネーションを開始して、メモリ内の情報をハードドライブに保存します。 スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。 fn + f1 ホットキーの機能は変更できます。たとえば、スリープではなくハイバネーションを開始する ように fn + f1 ホットキーを設定することもできます。 画面の輝度を下げる fn + f2 ホットキーを押すと、画面の輝度を下げることができます。このホットキーを押し続けると、 輝度が一定の割合で徐々に下がります。 画面の輝度を上げる fn + f3 ホットキーを押すと、画面の輝度を上げることができます。このホットキーを押し続けると、 輝度が一定の割合で徐々に上がります。 画面を切り替える システムに接続されているディスプレイ デバイス間で画面を
スピーカーの音を消す(ミュート) fn + f7 を押してスピーカーの音を消します。スピーカーの音量を元に戻すには、もう一度ホットキー を押します。 スピーカーの音量を下げる fn + f8 を押してスピーカーの音量を下げます。このホットキーを押し続けると、スピーカーの音量が 一定の割合で徐々に下がります。 スピーカーの音量を上げる fn + f9 を押してスピーカーの音量を上げます。このホットキーを押し続けると、スピーカーの音量が 一定の割合で徐々に上がります。 オーディオ CD または DVD の前のトラックまたはチャプターを再生する オーディオ CD または DVD の再生中に fn + f10 ホットキーを押すと、CD の前のトラックまたは DVD の前のチャプターが再生されます。 オーディオ CD または DVD を再生、一時停止、または再開する fn + f11 ホットキーの機能は、オーディオ CD または DVD が挿入されているときにのみ機能しま す。 ● オーディオ CD または DVD が再生中でない場合、fn + f11 を押すと再生が開始または再開され ます。 ● オーデ
内蔵テンキーの機能の切り替え fn キーまたは fn + shift キーを使用して、内蔵テンキーの通常の文字入力機能とテンキー機能とを一 時的に切り替えることができます。 ● テンキーが無効のときに、テンキーからの入力をテンキー機能(数字等の入力)に変更するに は、fn キーを押しながらキーを押します。 ● テンキーが有効のときに、テンキーの文字入力機能を一時的に使用するには、以下の操作を行い ます。 ◦ 小文字を入力するには、fn キーを押しながら文字を入力します。 ◦ 大文字を入力するには、fn + shift キーを押しながら文字を入力します。 別売の外付けテンキーの使用 通常、外付けテンキーのほとんどのキーは、Num Lock がオンのときとオフのときとで機能が異なり ます(出荷時設定では、Num Lock はオフになっています)。たとえば、以下のようになります。 ● Num Lock がオンのときは、数字を入力できます。 ● Num Lock がオフのときは、矢印キー、page up キー、page down キーと同様に機能します。 外付けテンキーで Num Lock をオ
20 第 2 章 ポインティング デバイスおよびキーボード
3 マルチメディア マルチメディア機能 お使いのコンピューターには、音楽や動画を再生したり、画像を表示したりできるマルチメディア機 能が含まれています。また、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があ ります。 ● オーディオ ディスクおよびビデオ ディスクを再生するオプティカル ドライブ ● 音楽を再生する内蔵スピーカー ● 独自のオーディオを録音するための内蔵マイク ● 動画を撮影したり共有したりできる内蔵 Web カメラ ● 音楽、動画および画像の再生と管理を行うことができるプリインストール済みのマルチメディ ア ソフトウェア ● マルチメディアに関する操作をすばやく行うことのできるホットキー 注記: お使いのコンピューターによっては、一覧に記載されていても、一部のコンポーネントが含 まれていない場合があります。 ここでは、お使いのコンピューターに含まれているマルチメディア コンポーネントを確認する方 法、およびマルチメディア コンポーネントを使用する方法について説明します。 マルチメディア コンポーネントの確認 以下の図と表で、コンピューターのマルチ
名称 説明 (1) 内蔵マイク サウンドを録音します (2) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします (3) スピーカー(×2) サウンドを出力します (4) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イヤフォ ン、ヘッドセット、またはテレビ オーディオを接続したとき に、サウンドを出力します 注記: ヘッドフォン コネクタにデバイスを接続すると、コン ピューター本体のスピーカーは無効になります (5) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売のコンピューター用ヘッドセットのマイク、ステレオ アレ イ マイク、またはモノラル マイクを接続します 音量の調整 音量の調整には、以下のどれかを使用します。 ● 22 第 3 章 コンピューターの音量キー: ◦ 音を消したり音量を元に戻したりするには、fn キー(1)を押したまま、f7 ミュート キー (2)を押します。 ◦ 音量を下げるには、fn キー(1)を押したまま、適切な音量になるまで f8 音量下げキー(3) をタップします。 マルチメディア
◦ ● 音量を上げるには、fn キー(1)を押したまま、適切な音量になるまで f9 音量上げキー(4) をタップします。 オペレーティング システムのボリューム コントロール: a. タスクバーの右端の通知領域にある[Volume](音量)アイコンをクリックします。 b. 音量を調整するには、スライダーを上下に移動します。 または a. [Volume]アイコンを右クリックして、[Mute](消音)、[Volume Control](ボリューム コン トロール)、[Preferences](設定)などの音量オプションを表示できます。 b.
注意: 情報の損失やディスクの損傷を防ぐため、以下のガイドラインを参考にしてください。 ディスクに書き込む前に、コンピューターを安定した外部電源に接続してください。コンピューター がバッテリ電源で動作しているときは、ディスクに書き込まないでください。 ディスクに書き込む前に、使用しているディスク ソフトウェア以外は、開いているすべてのプログ ラムを閉じてください。 コピー元のディスクからコピー先のディスクへ、またはネットワーク ドライブからコピー先のディ スクへ直接コピーしないでください。まずコピー元のディスクまたはネットワーク ドライブからハー ドドライブへコピーしてから、ハードドライブからコピー先のディスクへコピーしてください。 ディスクへの書き込み中にキーボードを使用したり、コンピューターを移動したりしないでくださ い。書き込み処理は振動の影響を受けやすい動作です。 注記: コンピューターに付属のソフトウェアの使用方法については、ソフトウェアの説明書を参照 してください。説明書はディスクまたは該当するプログラム内のヘルプ ファイルとして提供されま す。ソフトウェアの製造元の Web サイトから説明書
外付けスピーカー、ヘッドフォン、マイクなどの外付けデバイスの接続方法については、デバイスの 製造元から提供される情報を参照してください。デバイスを良好な状態で使用できるよう、以下の点 に注意してください。 ● デバイス ケーブルがお使いのコンピューターの適切なコネクタにしっかりと接続されているこ とを確認します(通常、ケーブル コネクタは、コンピューターの対応するコネクタに合わせて 色分けされています) 。 ● 外付けデバイスに必要なドライバーがある場合は、そのドライバーをインストールします。 注記: ドライバーは、デバイスとデバイスが使用するプログラム間のコンバーターとして機能 する、必須のプログラムです。 オーディオ 25
オーディオ機能の確認 お使いのコンピューターのシステム サウンドを確認するには、以下の操作を行います。 1. [Computer](コンピュータ)→[Control Center](コントロール センター)→[System](シ ステム)→[Sound](サウンド)の順に選択します。 2. [Sound]をクリックします。 3. [Sound]ウィンドウが開いたら、[Sounds](サウンド)タブをクリックします。 4. [Sounds]タブから[Device](デバイス)タブをクリックします。 5. [Sound Events](サウンド イベント)で、対応するサウンド イベントの[Test](テスト)ボタ ンをクリックして、システム サウンドをテストします。 コンピューターの録音機能を確認するには、以下の操作を行います。 1. [Computer]→[More Applications](アプリケーション)→[Sound Recorder](サウンド レ コーダ)の順に選択します。 2.
▲ ディスプレイ デバイスを接続するには、デバイスのケーブルを外付けモニター コネクタに接続 します。 注記: 正しく接続された外付けディスプレイ デバイスに画像が表示されない場合は、fn + f4 キー を押して画像をデバイスに転送します。fn + f4 キーを繰り返し押すと、表示画面がコンピューター本 体のディスプレイと外付けディスプレイ デバイスとの間で切り替わります。 HDMI コネクタの使用 コンピューターには、HDMI(High Definition Multimedia Interface)コネクタが搭載されています。 HDMI コネクタは、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの 別売の動画またはオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。 コンピューターは、HDMI コネクタに接続されている 1 つの HDMI デバイスをサポートすると同時 に、コンピューター本体のディスプレイまたはサポートされている他の外付けディスプレイの画面を サポートできます。 注記: HDMI コネクタを使用してビデオ信号を伝送するには、一般の電器店で販
HDMI コネクタに動画またはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI コネクタに接続します。 2. 製造元の説明書等の手順に沿って操作し、ケーブルのもう一方の端をビデオ デバイスに接続し ます。 3.
オプティカル ドライブ の種類 CD-RW への 書き込み DVD±RW/ R への書き 込み DVD±R DL への書き 込み LightScribe CD ま たは DVD±RW/R へ のラベルの書き込み BD R/RE への書き込 み LightScribe スーパーマ ルチ DVD±R ドライブ (2 層記録(DL)対 応)*† はい はい はい はい いいえ スーパー マルチ DVD ±R 対応ブルーレイ ROM ドライブ(2 層 記録(DL)対応)* はい はい はい いいえ いいえ スーパー マルチ DVD +/-RW 対応ブルーレイ R/RE ドライブ(2 層 記録(DL)対応)* はい はい はい いいえ はい *2 層記録ディスクには、1 層式のディスクよりも多くのデータを保存できます。ただし、このドライブで作成された 2 層記 録ディスクは、多くの 1 層式の DVD ドライブおよびプレーヤーに対応していない場合があります。 LightScribe ディスクは別途購入する必要があります。LightScribe は白黒写真のようなグレースケ
CD-RW ディスク CD-RW ディスク(再書き込みが可能な CD)は、頻繁にアップデートする必要のあるサイズの大きい プロジェクトを保存するときに使用します。通常は、以下の用途で使用します。 ● サイズの大きいドキュメントやプロジェクト ファイルの開発および管理 ● 作業ファイルの転送 ● ハードドライブ ファイルの毎週のバックアップの作成 ● 写真、動画、オーディオ、およびデータの継続的な更新 DVD±R ディスク DVD±R ディスクは、大量の情報を恒久的に保存するときに使用します。データを記録した後は、デー タを削除したり追加で書き込んだりすることはできません。 DVD±RW ディスク 前に保存したデータを削除または上書きしたい場合は、DVD±RW ディスクを使用します。この種類 のディスクは、変更できない CD または DVD に書き込む前にオーディオや動画の記録テストをする ときに最も適しています。 30 第 3 章 マルチメディア
LightScribe DVD+R ディスク LightScribe DVD+R ディスクは、データ、ホーム ビデオ、および写真を共有または保存するときに 使用します。このディスクは、ほとんどの DVD-ROM ドライブや DVD ビデオ プレーヤーでの読み取 りに対応しています。LightScribe が有効なドライブと LightScribe ソフトウェアを使用すると、ディ スクにデータを書き込むのみでなく、ディスクの外側にラベルをデザインして追加することもできま す。 ブルーレイ ディスク(BD) BD は、HD 対応動画などのデジタル情報を保存するための高密度オプティカル ディスク フォーマッ トです。1 枚の 1 層式ブルーレイ ディスクで 25 GB まで保存でき、これは 4.7 GB の 1 層式 DVD の 5 倍以上の容量です。2 層式のブルーレイ ディスクでは 1 枚で 50 GB まで保存でき、これは 8.
5. 確実に収まるまでディスクをゆっくり押し下げます(3)。 6. ディスク トレイを閉じます。 7. [Computer](コンピュータ)→[More Applications](アプリケーション)の順に選択します。 8.
2. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3) 。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3. トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 オプティカル ディスク トレイが開かず、CD、DVD、または BD を取り出せな い場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2.
3. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4.
4 電源の管理 電源オプションの設定 省電力設定の使用 お使いのコンピューターでは、2 つの省電力設定が出荷時に有効になっています。サスペンドおよび ハイバネーションです。 サスペンドが開始されると、電源ランプが点滅し画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保 存されるため、サスペンドを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れ ます。コンピューターが長時間サスペンド状態になった場合、またはサスペンド状態のときにバッテ リが完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを開始します。 ハイバネーションを開始すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にサスペンドやハイバネーションを開始しな いでください。 注記: コンピューターがサスペンドまたはハイバネーション状態の場合は、無線接続やコンピュー ターの機能を実行することが一切できなくなります。 サスペンドの開始およ
コンピューターの電源がオンの場合、以下のどれかの方法でハイバネーションを開始できます。 ● 電源ボタンを短く押します。 ● [Computer](コンピュータ)→[Shutdown](シャットダウン)→[Hibernation](ハイバネー ション)の順にクリックします。 ● タスクバーの右端にある[Power](電源)アイコンをクリックして、[Hibernation]をクリック します。 ▲ ハイバネーションを終了するには、以下の操作を行います。 電源ボタンを短く押します。 電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻ります。 [Power](電源)アイコンの使用 [Power]アイコンはタスクバーの右端の通知領域にあります。[Power]アイコンを使用すると、すばや く電源設定にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したり、別の電源プランを選択したりできま す。 ● 充電残量率を表示するには、[Power]アイコンをクリックして、[Information](情報)をクリッ クします。 ● [Power Management Preferences](電源管理の設定)にアクセスする
以下のどれかの条件にあてはまる場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリ充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD、DVD、または BD に情報を書き込む場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● コンピューターの電源が入ると、通知領域の[Battery Meter](バッテリ メータ)アイコンの表 示が変わります。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。ディスプレイの輝度を上げる には、fn + f3 ホットキーを押すか、AC アダプターを接続しなおします。 AC アダプターの接続 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに差し込
3.
2. バッテリ ベイにバッテリを挿入し(1)、所定の位置に固定されるまで押し込みます。 バッテリが装着されると、バッテリ リリース ラッチ(2)が自動的に固定されます。 バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 2. バッテリ リリース ラッチをスライドさせて(1)、バッテリの固定を解除します。 3.
バッテリが新しいか 2 週間以上使用されていない場合、またはバッテリの温度が室温よりも高すぎた り低すぎたりする場合、充電に時間がかかることがあります。 バッテリの寿命を延ばし、バッテリ残量が正確に表示されるようにするには、以下の点に注意してく ださい。 ● 新しいバッテリを充電する場合は、コンピューターの電源を入れる前にバッテリを完全に充電し てください。 ● バッテリ ランプが消灯するまでバッテリを充電してください。 注記: コンピューターの電源が入っている状態でバッテリを充電すると、バッテリが完全に充 電される前に通知領域のバッテリ メーターに 100%と表示される場合があります。 ● 通常の使用で完全充電時の 5%未満になるまでバッテリを放電してから充電してください。 ● 1 か月以上使用していないバッテリは、単に充電を行うのではなく、バッテリ ゲージの調整を 行います。 バッテリ ランプには、以下のように充電状態が表示されます。 ● 点灯:バッテリが充電中です。 ● 点滅:バッテリがロー バッテリ状態か完全なロー バッテリ状態になっていて、充電されていま せん。 ● 消灯:
ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態にな ると、バッテリ ランプが点滅します。 ロー バッテリ状態を解決しないと完全なロー バッテリ状態に入り、バッテリ ランプが点滅し続け ます。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかサスペンド状態のときは、ハ イバネーションが開始します。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかサスペンド状態のときは、短 い時間サスペンド状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていないデー タは失われます。 ロー バッテリ状態の解決 注意: 情報の損失を防ぐため、コンピューターが完全なロー バッテリ状態になってハイバネーショ ンが開始した場合は、電源ランプが消灯するまで電源を入れないでください。 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 以下のデバイスのどれかを接続します。 ● AC アダプター ● 別売の拡張製品またはドッキング デ
バッテリ ゲージの調整 バッテリ ゲージの調整は、以下の場合に必要です。 ● バッテリ充電情報の表示が不正確な場合 ● バッテリの通常の動作時間が極端に変化した場合 バッテリを頻繁に使用している場合でも、1 か月に 2 回以上バッテリ ゲージを調整する必要はありま せん。また、新しいバッテリを初めて使用する前にバッテリ ゲージを調整する必要はありません。 手順 1:バッテリを完全に充電する 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 注記: バッテリは、コンピューターの電源が入っているかどうかにかかわらず充電されますが、電 源を切ったときの方が早く充電が完了します。 バッテリを完全に充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターにバッテリを装着します。 2. コンピューターを AC アダプター、別売の電源アダプター、別売の拡張製品、または別売のドッ キング デバイス(一部のモデルのみ)に接続し、そのアダプターまたはデバイスを外部電源に 接続します。 コンピューターのバッテリ ランプが点灯します。 3.
手順 3:バッテリを放電する バッテリの放電中は、コンピューターの電源を入れたままにしておく必要があります。バッテリは、 コンピューターを使用しているかどうかにかかわらず放電できますが、使用している方が早く放電が 完了します。 ● 放電中にコンピューターを放置しておく場合は、放電を始める前に作業中のファイルを保存して ください。 ● 放電中にコンピューターを使用する予定で、省電力設定を利用している場合、放電処理中はシス テムの動作が以下のようになります。 ◦ モニターが自動的にオフになりません。 ◦ コンピューターがアイドル状態のときでも、ハードドライブの速度は自動的に低下しませ ん。 ◦ システムによるハイバネーションは開始されません。 バッテリを放電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源から切り離します。ただし、コンピューターの電源は切らないでくだ さい。 2.
バッテリの節電 ● [Power Management](電源の管理)→[System Settings](システム設定)→[Powersave](省電 力)の順に選択します。 ● ネットワークに接続する必要がないときは無線接続および LAN 接続をオフにし、モデムを使用 するプログラムは使用後すぐに終了します。 ● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのうち、使用していないものをコンピューターから 取り外します。 ● 使用していない外付けメディア カードを停止するか、無効にするか、または取り外します。 ● 必要に応じて、fn + f7 および fn + f8 ホットキーを使用して画面の輝度を調節します。 ● しばらく作業を行わないときは、サスペンドまたはハイバネーションを開始するか、コンピュー ターの電源を切ります。 ● バッテリが使用されていないときまたは充電されていないときは、コンピューターからバッテリ を取り外します。 ● 別のバッテリを購入し、全体的なバッテリの稼動時間の寿命を延ばします。 ● バッテリを気温や湿度の低い場所に保管します。 バッテリの保管 注意
注記: 必要なときにバッテリ切れを起こさないようにするため、充電残量のインジケーターが緑が かった黄色になったら新しいバッテリを購入することをおすすめします。 AC アダプターのテスト コンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプターをテストします。 ● コンピューターが AC アダプターに接続されているときにコンピューターの電源が入らない。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときに、ディスプレイの電源が入らな い。 ● コンピューターが AC アダプターに接続されているときに電源ランプが点灯していない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターからバッテリを取り外します。 2. AC アダプターをコンピューターと電源コンセントに接続します。 3.
5 ドライブ ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り 扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手 順を示します。 注意: さい。 コンピューターやドライブの損傷、または情報の損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような場合 は、事前にサスペンドを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切に取り 外してください。 ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。 リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れている かハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピューターの電源を入れ、次にオペレー ティング システムの通常の手順でシャットダウン
USB ドライブには、以下のような種類があります。 ● 1.44 MB フロッピーディスク ドライブ ● ハードドライブ モジュール(アダプターが装備されているハードドライブ) ● DVD-ROM ドライブ ● LightScribe スーパーマルチ DVD±RW ドライブ(2 層記録(DL)対応) ● LightScribe スーパーマルチ DVD±RW 対応ブルーレイ ROM ドライブ(2 層記録(DL)対応) 別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類につい て詳しくは、デバイスに付属の説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意: 電源付きデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電源が切れてい て、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2.
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8. コンピューターの背面の縁から 2 つのネジ カバー(1)および 2 つのネジ(2)を取り外します。 注記: 9. 一部のモデルでは、取り外すネジ カバーやネジがありません。 コンピューターのディスプレイがある方を上にして、コンピューターを可能な限り開きます。 注意: コンピューターを開くときに、ディスプレイのヒンジの限界を超えるほど無理な力を加 えないでください。限界を超える力で無理に大きく開こうとするとディスプレイが損傷します。 10.
11.
12.
13.
14. パーム レストからネジを取り外します。 15. パーム レストを右方向にスライドさせてベース エンクロージャから外し(1)、コンピューター の上に置きます(2) 。 16. ハードドライブの 2 つのネジ(1)を取り外し、ハードドライブをコンピューターに固定してい る固定用ネジ(2)を緩めます。 17.
18. ハードドライブを持ち上げて(4)ハードドライブ ベイから取り外します。 ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. 54 第 5 章 ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入します(1) 。 2. ハードドライブ上のプラスチック製のタブを使用してハードドライブを左側にスライドさせ (2)、ハードドライブをシステム ボードに取り付けます。 3.
4. パーム レストを裏返して(1)パーム レスト トレイの上に乗せ、パーム レストを左方向にス ライドさせてベース エンクロージャに取り付けなおします(2) 。 5. パーム レストのネジを元の場所に取り付けます。 6.
7.
8.
9.
10. スイッチ カバーをスイッチ カバー トレイの上に置き(1)、スイッチ カバーをスライドさせて 固定します(2)。 11. コンピューターのディスプレイを閉じます。 12. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 13.
14. バッテリ エリアのネジを元の場所に取り付けます。 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 15. バッテリを取り付けなおします。 16. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 17.
6 外付けデバイス USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 USB(Universal Serial Bus)は、USB キーボード、マウス、ドライブ、プリンター、スキャナー、 ハブなどの別売の外付けデバイスを接続するためのハードウェア インタフェースです。 USB デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイスに 付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、デバイスに付属の操作説明書を参 照してください。 お使いのモデルのコンピューターには 4 つの USB コネクタがあり、USB 1.0、USB 1.1、および USB 2.
USB レガシー サポートの使用 USB レガシー サポート(初期設定で有効に設定されています)を使用すると、以下のことができま す。 ● コンピューターの起動時、または MS-DOS®ベースのプログラムやユーティリティでの、コン ピューターの USB コネクタに接続された USB キーボード、マウス、またはハブの使用 ● 別売の外付けマルチベイまたは別売の USB 起動可能デバイスからの起動または再起動 USB レガシー サポートは出荷時の設定で有効になっています。USB レガシー サポートを有効また は無効にするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動して画面の左下隅に[F10 = ROM Based Setup]というメッ セージが表示されている間に、f10 キーを押して[Computer Setup]を起動します。 2.
2. デバイスの eSATA ケーブルを eSATA コネクタに接続します。接続が確立されると、画面上に 認証ウィンドウが開き、root パスワードの入力を要求されます。 3.
別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類につい て詳しくは、デバイスに付属の説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意: 電源付きデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電源が切れてい て、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、デバイスの電源コードを接地した外部電源のコンセ ントに差し込みます。 3.
7 外付けメディア カード メディア カード リーダーでのカードの使用 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単にデータを共有できるカードです。これら のカードは、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用 されます。 お使いのコンピューターのメディア カード スロットは、以下のフォーマットのメディア カードに 対応しています。 ● メモリースティック ● メモリースティック Duo(アダプターが必要) ● メモリースティック PRO(アダプターが必要) ● マルチメディアカード(MMC) ● SD(Secure Digital)メモリーカード ● xD ピクチャーカード(XD) ● xD ピクチャーカード(XD)Type H ● xD ピクチャーカード(XD)Type M メディア カードの挿入 注意: SD カードおよびコンピューターの損傷を防ぐため、SD カード スロットには、どのような 種類のアダプターも挿入しないでください。 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときには
メディア カードの取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、メディア カードを取り出す前にカードにア クセスしていないことを確認してください。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 注記: メディア カードの安全な取り出しの手順について詳しくは、メディア カードに付属の 説明書を参照してください。 2.
2. 保護用カードをスロットから引き出します(2) 。 ExpressCard を挿入するには、以下の操作を行います。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2. カードを ExpressCard スロットに挿入し、しっかり収まるまでカードを押し込みます。 注記: 装着されている ExpressCard は、使用されていなくても電力を消費します。節電するには、 使用していない ExpressCard を停止するか、取り出してください。 ExpressCard の取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、ExpressCard を取り出す前にカードにアクセ スしていないことを確認してください。 1. 情報を保存し、ExpressCard に関連するすべてのプログラムを閉じます。 注記: ExpressCard の安全な取り出しの手順について詳しくは、ExpressCard に付属の説明書 を参照してください。 2. ExpressCard の固定を解除して取り外すには、以下の操作を行います。 a.
68 第 7 章 外付けメディア カード
8 メモリ モジュール お使いのコンピューターには、1 つのメモリ モジュール コンパートメントがキーボードの下に装備 されています。コンピューターのメモリを増設するには、空いている拡張メモリ モジュール スロッ トにメモリ モジュールを追加するか、メイン メモリ モジュール スロットに装着されているメモ リ モジュールを交換します。 コンピューターに取り付けるメモリ モジュールはすべて同じ種類にする必要があります。メモリ容 量をアップグレードする場合は、アップグレード用のモジュールがコンピューターにすでに取り付け られているモジュールと同じ種類であることを確認してください。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前に、接地され た金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注記: 2 つめのメモリ モジュールを追加してデュアル チャネル構成を使用する場合は、2 つのメ モリ モジュールを必ず同じ大きさおよび同じ種類にしてくだ
7.
8. コンピューターの背面の縁から 2 つのネジ カバー(1)および 2 つのネジ(2)を取り外します。 注記: 9. 一部のモデルでは、取り外すネジ カバーやネジがありません。 コンピューターのディスプレイがある方を上にして、コンピューターを可能な限り開きます。 注意: コンピューターを開くときに、ディスプレイのヒンジの限界を超えるほど無理な力を加 えないでください。限界を超える力で無理に大きく開こうとするとディスプレイが損傷します。 10.
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12. キーボードを奥のディスプレイの方向にスライドさせ(1)、キーボードを手前に回転させて(2) キーボード ケーブル コネクタにアクセスできるようにします。 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。以下の図は英語版のキー配 列です。日本語版のキー配列とは若干異なります。 注意: キーボード ケーブルが切れたり裂けたりしないように注意してください。 または キーボードを奥のディスプレイの方向にスライドさせ(1)、キーボードを右側に回転させて(2) キーボード コネクタにアクセスできるようにします。 注意: キーボード ケーブルが切れたり裂けたりしないように注意してください。 13. メモリ モジュールを交換する場合は、装着されているメモリ モジュールを取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a.
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上に引き抜いて (2)取り外します。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 14. 以下の手順に沿って、メモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込みとメモリ モジュール スロット(1)を合わせます。 b.
c.
15.
16.
17. スイッチ カバーをスイッチ カバー トレイの上に置き(1)、スイッチ カバーをスライドさせて 固定します(2)。 18. コンピューターのディスプレイを閉じます。 19. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 20.
21. バッテリ エリアのネジを元の場所に取り付けます。 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 22. バッテリを取り付けなおします。 23. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 24.
9 セキュリティ 注記: この章に記載されている機能の一部は、お使いのコンピューターまたはオペレーティング システムでは使用できない場合があります。 コンピューターの保護 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 お使いのコンピューターが備えているセキュリティ機能で、コンピューター自体、個人情報、および データをさまざまなリスクから保護できます。コンピューターの使用方法によって、必要なセキュリ ティ機能が決まります。 セキュリティ機能には、オペレーティング システムに付属しているものもあります。その他のセキュ リティ機能は、以下の表のとおりです。これらのセキュリティ機能のほとんどは、[Computer Setup] ユーティリティ(以下、[Computer Setup])で設定できます。 セキュリティの対象 使用するセキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 パスワードまたはスマート カードを使用した電源投入時認証 [Computer Setup](f10)への不正アクセス [Computer Setu
パスワードの使用 ほとんどのセキュリティ機能では、パスワードを使用します。パスワードを設定したら、パスワード を書き留めて、コンピューターとは別の安全な場所に保管してください。パスワードについては、以 下の点に注意してください。 ● セットアップ、電源投入時、および DriveLock(ドライブロック)の各パスワードは[Computer Setup]で設定され、システム BIOS によって管理されます。 ● [Computer Setup]で内蔵セキュリティ パスワードを有効にし、BIOS をパスワードで保護できま す。内蔵セキュリティ パスワードは、別売の内蔵セキュリティ チップとともに使用されます。 ● オペレーティング システムのパスワードは、オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● [Computer Setup]で設定したセットアップ パスワードを忘れると、[Computer Setup]ユーティ リティにアクセスできなくなります。 ● [Computer Setup]で厳重なセキュリティ機能を有効にした状態でセットアップ パスワードを忘 れると、コンピューターにアクセス
[Computer Setup]でのパスワードの設定 [Computer Setup]パスワード 機能 セットアップ パスワード [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マスター パスワード) DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。また、DriveLock による保護の解除 に使用します。このパスワードは DriveLock を有効にする操 作の過程で設定します DriveLock の user password(ユーザー パスワード) DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。DriveLock を有効にする操作の過程 で設定します セットアップ パスワード [Computer Setup]のセットアップ パスワードは、[Computer Setup]内の設定値とシステム識別情報 を保護します。いったんこのパスワードを設定すると、次回から[Computer Setup]にアクセスすると き、および[Computer Setu
選択または設定した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 セットアップ パスワードの入力 [Setup password](セットアップ パスワード)の入力画面で、(パスワードの設定時に使用した同 じ種類のキーを使用して)セットアップ パスワードを入力し、enter キーを押します。3 回続けて間 違えて入力した場合は、コンピューターを再起動し、入力しなおしてください。 [Computer Setup]の DriveLock(ドライブロック)の使用 注意: DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード) を、紙などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワー ドを両方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされた ままになり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不
7. master password(マスター パスワード)を[New password]フィ ー ルド と[Verify new password]フィールドに入力して、f10 キーを押します。 8. 選択したドライブが DriveLock によって保護されているかを確認するには、確認用のフィールド に「DriveLock」と入力して、f10 キーを押します。 9. 矢印キーを使用して[Esc](終了)を選択し、DriveLock 設定を終了します。 10.
5. [Old password](現在のパスワード)フィールドに、master password(マスター パスワー ド)を入力します。f10 キーを押します。 6. 設定内容を保存するには、矢印キーを使用して[File](ファイル)→[Save changes and exit] (変更を保存して終了)の順に選択してから、画面の説明に沿って操作します。 選択または設定した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Computer Setup]のセキュリティ機能の使用 システム デバイスのセキュリティ保護 [Computer Setup]の[Boot options](ブート オプション)メニューまたは[Port options](コネクタ オプション)メニューで、システム デバイスの有効/無効を切り替えられます。 [Computer Setup]でシステム デバイスを無効または再び有効にするには、以下の操作を行います。 1.
5. 6. コンピューターの電源を入れるたびにこの機能を有効にするには、f10 キーを押します。 設定内容を保存するには、矢印キーを使用して[File](ファイル)→[Save changes and exit] (変更を保存して終了)の順に選択してから、画面の説明に沿って操作します。 選択または設定した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 厳重なセキュリティによる保護の解除 [Computer Setup]で厳重なセキュリティによる保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動して画面の左下隅に[F10 = ROM Based Setup]というメッ セージが表示されている間に、f10 キーを押して[Computer Setup]を起動します。 2. 矢印キーを使用して[Security](セキュリティ設定)→[Password options](パスワード オ プション)の順に選択し、enter キーを押します。 3.
注記: 特定の状況下では、ファイアウォールがインターネット ゲームへのアクセスをブロックし たり、ネットワーク上のプリンターやファイルの共有に干渉したり、許可されている電子メールの添 付ファイルをブロックしたりすることがあります。問題を一時的に解決するには、ファイアウォール を無効にして目的のタスクを実行した後で、ファイアウォールを再度有効にします。問題を恒久的に 解決するには、ファイアウォールを再設定します。 自動オンライン アップデートのセットアップ 注記: 自動オンライン アップデートを受信するには、ネットワークに接続する必要があります。 自動オンライン アップデートをセットアップするには、以下の操作を行います。 1. [Computer](コンピュータ)→[Control Center](コントロール センター)→[YaST]→ [Software](ソフトウェア)→[Online Update Configuration](オンライン アップデート設 定)の順に選択します。 2.
10 Computer Setup [Computer Setup]の開始 [Computer Setup]は、プリインストールされた ROM ベースのユーティリティです。オペレーティン グ システムが動かなかったり読み込まれなかったりする場合でも使用できます。 注記: このガイドに記載されている[Computer Setup]の一部のメニュー項目は、お使いのコンピュー ターまたはオペレーティング システムでは使用できない場合があります。 注記: [Computer Setup]ではポインティング デバイスを使用できません。項目間を移動したり項 目を選択したりするには、キーボードを使用してください。 注記: [Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ USB 接続された外 付けキーボードを使用できます。 [Computer Setup]を開始するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるか、再起動します。 2.
● ヘルプを表示する場合は、f1 キーを押します。 ● 表示言語を変更する場合は、f2 キーを押します。 2. [File]、[Security]、[Diagnostics]、または[System Configuration]メニューを選択します。 3.
選択 設定内容 Ignore Changes And Exit(変更を無視して終了) そのセッションで行った変更をキャンセルします。次に終了 してコンピューターを再起動します Save Changes And Exit(変更を保存して終了) そのセッションで行った変更を保存します。次に終了してコ ンピューターを再起動します。変更した内容は、次回コン ピューターを起動したときに有効になります [Security](セキュリティ)メニュー 注記: このセクションに記載されている一部のメニュー項目は、お使いのコンピューターまたはオ ペレーティング システムでは使用できない場合があります。 選択 設定内容 Setup Password(セットアップ パスワード) セットアップ パスワードを入力、変更、または削除します Password Options(パスワード オプション) ● 厳重なセキュリティを有効/無効にします ● コンピューターの再起動時のパスワード要求を有効/無効 にします ● システム内のハードドライブの DriveLock(ドライブロッ ク)を有効/無効にします ●
[System Configuration](詳細設定)メニュー 注記: このセクションに記載されている一部のメニュー項目は、お使いのコンピューターまたはオ ペレーティング システムでは使用できない場合があります。 選択 設定内容 Language(言語) [Computer Setup]の使用言語を変更します Boot options(ブート オプション) ● 起動時の f9、f10 および f12 の遅延(キー入力を待つ時 間)を設定します ● CD-ROM のブートを有効/無効にします ● フロッピーディスクのブートを有効/無効にします ● 内蔵ネットワーク アダプターのブートを有効/無効にし ます ● マルチブートを有効/無効にする。マルチブートはシステ ム内のブート可能なほとんどのデバイスのブート順序を 設定します ● Express Boot Popup(高速ブート ポップアップ)の遅 延を秒単位で設定します ● ブート順序を設定する Device Configurations(デバイス構成) ◦ 1st boot device(1 番目のブート デバイス
選択 設定内容 能な USB デバイスからコンピューターを起動でき ます Built-in device options(内蔵デバイス オプション) Port options(コネクタ オプション) 92 第 10 章 Computer Setup ● BIOS DMA データ転送を有効/無効にします ● 外部電源使用時のシステムのファンを有効/無効にしま す ● データ実行防止設定(DEP)を有効/無効にします ● LAN の省電力モードを有効または無効にします ● SATA ネイティブ モードを有効/無効にします ● デュアル コア CPU を有効/無効にします ● HDD 変換モードを有効/無効にします ● 内蔵無線 LAN デバイスの無線を有効/無効にします ● 内蔵 Bluetooth デバイスの無線を有効/無効にします ● ネットワーク インタフェース コントローラー(NIC) を有効/無効にします ● LAN/無線 LAN の切り替えを有効/無効にします ● ウェイク オン LAN を有効/無効にします ● 内蔵カメラ(Web カメ
索引 A AC アダプター 位置 13 接続 37 AC アダプター ランプ 位置 8, 9 B BD 再生 31 取り出し 32, 33 Bluetooth ラベル 14 Boot options(ブート オプショ ン) 91 C Caps Lock ランプ、位置 2 CD 書き込み 24 コピー 32 再生 31 ドライブ 47, 63 取り出し 32, 33 保護 24 Computer Setup [Diagnostics](診断)メ ニュー 90 DriveLock Passwords (DriveLock パスワード) 83 [File](ファイル)メ ニュー 89 [Security](セキュリティ)メ ニュー 90 [System Configuration](詳細設 定)メニュー 91 移動および選択 88 厳重なセキュリティ 85 工場出荷時設定の復元 89 セットアップ パスワード 82 デバイス セキュリティ 85 D [Diagnostics](診断)メ ニュー 90 DriveLock Passwords(DriveLock パスワード) 解除 84 設定 83 説明 83 入力
あ アンテナ 無線 LAN 12 無線 WAN 12 い イヤフォン 22 お オーディオ機能 確認 26 オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 位置 7, 22 オーディオ デバイス、外部接 続 24 オーディオ入力(マイク)コネクタ 位置 7, 22 オプティカル ディスク 書き込み 24 使用 29 取り出し 32 オプティカル ドライブ 位置 7, 8 保護 24 オプティカル ドライブ ランプ、位 置 7, 8 温度 44 音量 調整 22 ホットキー 22 ミュート ホットキー 22 か 書き込み可能メディア 35 確認、オーディオ機能 26 各部 前面 6 ディスプレイ 10 左側面 8 表面 1 右側面 7 裏面 10 画面の輝度ホットキー 17 画面表示、切り替え 17 き キー esc 5, 6 fn 5, 6 94 索引 テンキー 6 内蔵テンキー 5 ファンクション 5, 6 キーボード 取り外し 51, 73 キーボード ホットキー、位置と名 称 15 規定情報 規定ラベル 14 無線認定/認証ラベル 14 モデム認定/認証ラベル 14 く 空港のセキュリティ装置 46
ち 著作権に関する警告 32 つ 通気孔、位置 9 て ディスプレイ 画像、切り替え 17 画面の輝度ホットキー 17 デバイス セキュリティ 85 デバイス、ブート順序 91 テンキー、位置 6 テンキー、外付け Num Lock 19 使用 19 テンキー 5, 6 テンキー、内蔵 キーの機能の切り替え 19 使用 18 有効化および無効化 18 電源管理 36 電源コード、位置 13 電源コネクタ、位置 8 電源ボタン、位置 4 電源ランプ 位置 3 電源 接続 37 電子メール アプリケーション ホッ トキー 17 電子メール クライアント ランプ、 位置 2 と ドライブ DVD-ROM 28 LightScribe スーパーマルチ DVD±R ドライブ(2 層記録 (DL)対応) 29 オプティカル 7, 8, 47, 63 スーパー マルチ DVD+/-RW 対 応ブルーレイ R/RE ドライブ (2 層記録(DL)対応) 29 スーパー マルチ DVD±R 対応ブ ルーレイ ROM ドライブ(2 層 記録(DL)対応) 29 外付け 46, 63 取り扱い 46 ハード 46, 47, 54
マウス、外付け オプションの設定 15 接続 15 マルチメディア コンポーネント、 確認 21 マルチメディア ソフトウェア アクセス 24 み ミュート(消音)ホットキー 22 む 無線 LAN アンテナ、位置 12 無線 LAN デバイス 14 無線 LAN ラベル 14 無線 WAN アンテナ、位置 12 無線アンテナ 11 無線認定/認証ラベル 14 め メディア カード 挿入 65 取り出し 66 メディア カード リーダー、位 置 7 メディア コントロール、ホット キー 18 メモリ モジュール 交換 69 取り外し 73 も モデム認定/認証ラベル 14 モニター コネクタ、外付け 9 モニター、接続 26 ゆ ユーザー パスワード 81 よ 読み取り可能メディア 35 ら ラッチ、バッテリ リリース 10 ラベル Bluetooth 14 HP モバイル ブロードバンド モ ジュール 14 SIM 14 規定 14 サービス タグ 13 96 索引 無線 LAN 14 無線認定/認証 14 モデム認定 14 ランプ AC アダプター 8, 9 Caps Lock 2 Web カメラ