HP ProBook Notebook PC User Guide-Linux (March 2010)
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ドライブ
ドライブの取り扱い
ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り
扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手
順を示します。
注意: コンピューターやドライブの損傷、または情報の損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ
さい。
外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所
へ移動させるような場合
は、事前にサスペンドを開始して画面表示が消えるまで
待つか
、外付けハードドライブを適切
に取り
外してください。
ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。
リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。
ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。
ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れている
かハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピューターの電源を入れ、次にオペレー
ティング システムの通常の手順でシャットダウンします。
ドライブ
をドライブ
ベイに
挿入するときは
、無理な力
を加えないでください
。
オプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)内のディスクへの書き込みが行われているときは、キー
ボードから入力したり、コンピューターを移動したりしないでください。書き込み処理は振動の
影響
を受けやすい動作
です
。
バッテリのみを電源として使用している場合は、メディアに書き込む前にバッテリが十分に充電され
ていることを確認してください。
高温または多湿
の場所にドライブを放置しないでください
。
ドライブに洗剤などの液体を垂らさないでください。また、ドライブに直接、液体クリーナーなどを
吹きかけないでください。
ドライブ ベイからのドライブの取り外し、ドライブの持ち運び、郵送、保管などを行う前に、ドラ
イブからメディアを取り出してください。
ドライブ
を郵送するときは
、発泡
ビニール
シートなどの
緩衝材で適切に梱包し
、梱包箱
の表面に
「コワレモノ―取り扱い注意」と明記してください。
ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置
には
、空港の金属
探知器や金属探知棒が含まれます。空港の機内持ち込み手荷物をチェック
するベルト
コンベアなど
のセキュリティ装置
は
、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行
うので
、ドライブには影響しませ
ん。
外付けドライブの使用
外付けのリムーバブル ドライブを使用すると、情報を保存したり、情報にアクセスしたりできる場
所が増えます。USB デバイスを追加するには、コンピューター本体または別売のドッキング デバイ
ス(一部のモデルのみ)の USB コネクタに接続します。
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第 5 章 ドライブ