HP Workstation Maintenance and Service Guide
2 システム管理
ここでは、ワークステーションのシステム管理を可能にする各種ツールとユーティリティについて、
次の項目を説明します。
トピック
20 ページ
の
「電源管理およびパフォーマンス
機能
」
22 ページ
の
「BIOS ROM」
22 ページの「コンピューターセットアップ (F10) ユーティリティ」
39 ページ
の
「デスクトップマネジメント」
電源管理およびパフォーマンス機能
ERP 準拠モード
このワークステーションは、ERP 準拠モードに対応しています。
有効にすると、できるだけ最小限の電力状態になるようにワークステーションがシャットダウンされ
ます。その後、ワークステーションを起動するには、電源ボタンを押す必要があります。「ウェイク
オン LAN」機能が無効になることは、ERP 準拠モードを有効にした結果の 1 つです。
無効にすると、従来どおりの状態でワークステーションの電源が切れます。
ERP 準拠モードを有効にする
1.
起動中に F10 キーを押します。
2.
矢印キーを使用して、[Power] (電源) → [Hardware Power Management]
(ハードウェアパワーマネジメント) → [S5 Maximum Power Savings] (S5 最大
省電力) の順に選択し、[Enable] (有効) を選択します。
3.
F10 キーを押して、変更を承認します。
4.
[File] (ファイル) → [Save Change and Exit] (変更を保存して終了) の順に選択
し、Enter キーを押して変更を承認します。
ERP 準拠モードを
無効にする
1.
起動中に F10 キーを押します。
2. 矢印キーを
使用して
、[Power] → [Hardware
Power Management] → [S5
Maximum Power Savings] の順に選択
し
、[Disable] (無効) を選択します。
3.
F10 キーを押
して
、変更を承認
します
。
4.
[File] → [Save Change and Exit] の順に選択し、Enter キーを押して変更を承認
します。
20
第 2 章 システム管理