User Guide-Windows 7

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ドライブ
ドライブの取り扱い
注意:ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブ
の取り扱いについては、以下の注意事項を参照してください。絶対に落としたり上に物を置いたりし
ないでください。ドライブに洗剤などの液体を垂らしたり、高温または多湿の場所に放置したりしな
いでください。
ドライブを取り扱う場合は、以下の点に注意してください。
ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、空港の
金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷物を
チェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライブ
には影響しません。
オプティカル ドライブ内のディスクへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力し
たり、コンピューターを移動したりしないでください。書き込み処理は振動の影響を受けやすい
動作です。
外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような
場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切
に取り外してください。
ハードドライブの使用
注意:
情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。
メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコン
ピューターをシャットダウンします。
コンピューターの電源が切れているかどうかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコンピュー
ターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。
インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT(一部の製品のみ)
インテル® スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT)は、コンピューターのシステム パフォーマ
ンスを大幅に向上させるインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(RST)のキャッシュ機能で
す。
SRT を使用すると、SSD mSATA モジュールを搭載しているコンピューター システムで、そのモ
ジュールをハードドライブとシステム メモリの間のキャッシュ メモリとして設定できます。これに
は、ハードドライブ(または RAID ボリューム)を使用してストレージ容量を最大限に高めると同時
に、SSD によって向上したシステム パフォーマンスの体験を提供できるという利点があります。
ハードドライブを追加またはアップグレードして、RAID ボリュームを設定する予定の場合は、一時的
SRT を無効にして RAID ボリュームを設定してから、再度 SRT を有効にする必要があります。SRT
を一時的に無効にするには、以下の操作を行います。
1. [スタート][すべてのプログラム][Intel](インテル)>[Rapid Storage Technology](ラピッド
ストレージ・テクノロジー)の順に選択します。
2. [Acceleration](アクセラレータ)リンク[Disable Acceleration](アクセラレータを無効にする)
リンクの順にクリックします。
ドライブの取り扱い
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