ユーザー ガイド
© Copyright 2016 HP Development Company, L.P. Bluetooth は、その所有者が所有する商標で あり、使用許諾に基づいて HP Inc.
安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部の製品のみ) 重要:一部の製品は、インテル® Pentium®プロセッサ N35xx/N37xx シリーズまたはインテル Celeron® プロセッサ N28xx/N29xx/N30xx/N31xx シリーズおよび Windows®オペレーティング システムで構成さ れています。お使いのコンピューターが説明のとおりに構成されている場合は、msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部の製品のみ)
目次 1 最初の操作 ................................................................................................................................................... 1 HP アプリ ストア ................................................................................................................................................. 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................................... 1 HP が提供するその他の資料 ..................
オーディオの使用 ............................................................................................................................................. 18 スピーカーの接続 ........................................................................................................................... 18 ヘッドフォンの接続 ....................................................................................................................... 19 ヘッドセットの接続 ...............................................................................
コンピューターのシャットダウン ................................................................................................................. 31 7 コンピューターのメンテナンス .................................................................................................................. 33 パフォーマンスの向上 ..................................................................................................................................... 33 [ディスク デフラグ]の使用 .................................................................................
11 バックアップおよび復元 .......................................................................................................................... 47 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ............................................................................................. 47 [HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ) ...................................... 48 Windows ツールの使用 ...................................................................................................................................... 49 復元 ...............
1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテインメントのシーンでも存分に活用できる ように設計されたパワフルなツールです。この章では、セットアップ後の最適な使用方法、コン ピューターを使ってできる楽しいこと、および HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについ て説明しています。 HP アプリ ストア HP アプリ ストアでは、人気のあるゲーム、エンターテインメント、音楽のアプリ、生産性向上アプ リ、およびデスクトップにダウンロードできる HP 専用アプリを幅広く提供しています。提供される アプリは定期的に更新され、地域のコンテンツや各国仕様の提供内容が含まれています。HP アプリ ストアを定期的にチェックして、新しい機能や更新された機能がないか確認することをおすすめしま す。 重要:HP アプリ ストアにアクセスするには、インターネットに接続する必要があります。 アプリを表示およびダウンロードするには、以下の操作を行います。 1.
リソース 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) HP のサポート 内容 ● コンピューターのセットアップおよび機能 の概要 ● HP のサービス担当者とオンラインでチャッ トする 日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートに ● ついては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
2 コンピューターの概要 ハードウェアの確認 どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、以下の操作を行い ます。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「デバイス マネージャー」と入力して、[デバイス マネージャー] アプリを選択します。 コンピューターに取り付けられているすべてのデバイスの一覧が表示されます。 システムのハードウェア コンポーネントおよびシステム BIOS のバージョン番号に関する情報を確認 するには、fn + esc キーを押します(一部の製品のみ) 。 ソフトウェアの確認 コンピューターにインストールされているソフトウェアを確認するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]ボタンを選択して、[すべてのアプリ]を選択します。 または [スタート]ボタンを選択します。 または [スタート]ボタンを右クリックし、[プログラムと機能]を選択します。 注記:ソフトウェアによっては表示されないものもあります。 ハードウェアの確認 3
右側面の各部 名称 説明 (1) 音量ボタン コンピューターのスピーカーおよびオーディオ出力の音 量を調整します (2) USB Type-C 電源ポートおよび Thunderbolt ポート(×2) USB Type-C ポートのある AC アダプターを接続して、コン ピューターに電力を供給し、必要に応じてコンピューター のバッテリを充電します または 携帯電話、カメラ、活動量計、スマートウォッチなど、 Type-C ポートがある USB デバイスを接続して充電し、デー タを高速で転送します または USB Type-C ポートのあるディスプレイを接続して、ディス プレイに出力します 注記:お使いのコンピューターは、Thunderbolt ドッキング ステーションもサポートしている場合があります (3) 4 AC アダプターおよびバッテリ ● ランプ 白色に点灯:外部電源に接続された AC アダプターが 接続されていて、バッテリは完全に充電されています ● 白色で点滅:AC アダプターが取り外され、バッテリが ロー バッテリ状態になっています ● オレンジ色に点灯:外部電源に
左側面の各部 名称 説明 (1) USB 3.
名称 説明 ▲ タスクバーの検索ボックスで「電源」と入力して[電源とスリー プの設定]を選択します または [スタート]ボタンを右クリックして[電源オプション]を選択し ます (5) 6 電源ランプ 第 2 章 コンピューターの概要 ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネン トの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、休止状 態になっています。休止状態は、最小限の電力を使用する省 電力状態です
ディスプレイの各部 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を送受信し ます (2) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (3) 赤外線カメラ ランプ (×2) 赤外線カメラの使用中に点灯します (4) カメラ ランプ カメラの使用中に点灯します (5) カメラ ビデオ チャットを利用したり、動画を録画したり、静止画像を撮影したりでき ます。カメラを使用するには、18 ページのカメラの使用を参照してください 一部の製品では、パスワード ログオンの代わりに顔認識を使用してログオンで きます。詳しくは、39 ページの[Windows Hello]の使用(一部の製品のみ)を 参照してください (6) 赤外線カメラ(一部の パスワード ログオンの代わりに顔認識を使用してログオンできます。詳しく 製品のみ) は、39 ページの[Windows Hello]の使用(一部の製品のみ)を参照してくださ い * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。また、アンテナの位置は異なる場合があります。
表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 説明 タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移 動したり項目をアクティブにしたりします 注記:詳しくは、22 ページのタッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用を参照してください 8 (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 コンピューターの概要
ランプ 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 説明 (1) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (2) ミュート(消音)ランプ ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっ ています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっていま す スピーカー 名称 説明 スピーカー(×2) サウンドを出力します 表面の各部 9
キー 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー esc キーと組み合わせて押すことによって、特定の機能を 実行します (3) Windows キー [スタート]メニューを開きます 注記:Windows キーをもう一度押すと、[スタート]メニュー を閉じます (4) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 注記:一部の製品では、fn + f5 操作キーを押して、キー ボードのバックライト機能をオンまたはオフにします 10 第 2 章 コンピューターの概要
操作キーの使用 ● 操作キーを押すと、割り当てられている機能が実行されます。 ● 各操作キーのアイコンは、そのキーの機能を表します。 アイコン 説明 [はじめに]アプリを開きます このキーを押したままにすると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります このキーを押したままにすると、画面輝度が一定の割合で徐々に上がります システムに接続されているディスプレイ間で画面を切り替えます。たとえば、コンピュー ターに外付けモニターを接続している場合は、このキーを繰り返し押すと、コンピュー ター本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター本体と外付け モニターの両方のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります キーボードのバックライトをオンまたはオフにします 注記:バッテリ電源を節約するには、この機能をオフにします スピーカーの音をミュート(消音)したり元に戻したりします このキーを押したままにすると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に下がります このキーを押したままにすると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります オーディオ CD の前のトラック、または DVD やブル
裏面の各部 名称 説明 (1) スピーカー(×2) コンピューターのサウンドを出力します (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です 12 第 2 章 コンピューターの概要
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルの位置については、コンピューターの裏面や底面、バッテリ ベイ内、底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面を確認してください。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、シリアル番号や、製品番号またはモデル番号 を尋ねられることがあります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてくださ い。 サービス ラベルは、下に示す例のどれかのような外観です。お使いのコンピューターのサービス ラベルに近い図を参照してください。 名称 名称 (1) シリアル番号 (3) 保証期間 (2) 製品番号 (4) モデル番号(一部の製品のみ) 名称 名称 (1) HP 製品名(一部の製品のみ) (3) 製品番号 (2) モデル名(一部の製品のみ) (4) シリアル番号
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 お買い上げいただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場 合があります。 ● 無線 LAN デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の場所(空港、レストラン、コーヒー ショッ プ、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無 線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピュー ターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイントと通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール:より範囲が広い無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)での無線接続を実現します。モバイル ネットワーク事業者は、地理的に広い範囲
オペレーティング システムの制御機能 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット ワークのセットアップ、ネットワークへの接続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えま す。 [ネットワークと共有センター]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]を選択しま す。 2.
HP モバイル ブロードバンドの使用(一部の製品および一部の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンド コンピューターは、モバイル ブロードバンド サービスをあらかじめサ ポートしています。この新しいコンピューターでモバイル事業者のネットワークを使用すると、無線 LAN スポットなしで、インターネットへの接続、電子メールの送信、および企業ネットワークへの接 続が可能になります。 モバイル ブロードバンド サービスを有効にするには、HP モバイル ブロードバンド モジュールの IMEI 番号および MEID 番号が必要な場合があります。番号は、コンピューターの裏面、バッテリ ベイ内、 底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面のラベルに印刷されている場合があります。 または 以下の操作を行って番号を確認できます。 1. タスクバーから、ネットワーク ステータス アイコンを選択します。 2. [View Connection Settings](接続設定の表示)を選択します。 3.
Bluetooth デバイスの接続 Bluetooth デバイスを使用する前に、Bluetooth 接続を確立する必要があります。 1. タスクバーの検索ボックスで「Bluetooth」と入力して[Bluetooth 設定]を選択します。 2. Bluetooth がオンになっていない場合はオンにします。 3.
4 エンターテインメント機能を楽しむ お使いのコンピューターをエンターテインメントのハブとして使用して、カメラを使ったソーシャル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行ったりで きます。さらにパワフルなエンターテインメント センターにするには、モニター、プロジェクター、 テレビ、スピーカー、およびヘッドフォンなどの外付けデバイスを接続します。 カメラの使用 お使いのコンピューターには 1 つまたは複数のカメラがあり、仕事や遊びで他のユーザーとやり取り できます。カメラは、前面カメラ、背面カメラ、またはポップアップ カメラです。カメラについて詳 しくは、3 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 ほとんどのカメラで、ビデオ チャットを利用したり、動画を録画したり、静止画像を撮影したりでき ます。一部の製品では、HD(High-Definition)機能、3D 機能、ゲーム用アプリ、または[Windows Hello] などの顔認識ソフトウェアを利用できます。[Windows Hello]の使用について詳しくは、37 ページの 「コンピューターと情報の
ヘッドフォンの接続 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、安 全、および環境に関するご注意』を参照してください。 このガイドを表示するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]ボタン→[すべてのアプリ](一部の製品ではこの操作が必要です)→[HP Help and Support](HP ヘルプとサポート)→[HP Documentation](HP ドキュメント)の順に選択します。 有線のヘッドフォンは、コンピューターの USB ポートまたはオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)コンボ コネクタに接続できます。 無線のヘッドフォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作して ください。 ヘッドセットの接続 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、安 全、および環境に関す
▲ タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]→[ハードウェ アとサウンド]の順に選択し、お使いのシステムに固有のオーディオ コントロール パネルを選択 します。 または [スタート]ボタンを右クリックして、[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]の順に選 択し、お使いのシステムに固有のオーディオ コントロール パネルを選択します。 動画の視聴 お使いのコンピューターはパワフルなビデオ デバイスであり、お気に入りの Web サイトの動画のス トリーミングを視聴したり、動画や映画をダウンロードしてネットワークに接続していないときにコ ンピューター上で視聴したりできます。 コンピューターのビデオ コネクタのどれかに外付けモニター、プロジェクター、またはテレビを接続 することで、視聴の楽しみが広がります。 重要:外付けデバイスが、正しいケーブルを使用してコンピューター上の正しいコネクタに接続され ていることを確認してください。デバイスの製造元の説明書に沿って操作してください。 ビデオ機能の使用について詳しくは、[HP Support Assistant]を参照して
● 拡張: コンピューター本体および外付けデバイスの両方にわたって画像を拡張します。 ● セカンド スクリーンのみ: 外付けデバイスの画面にのみ表示します。 f4 キーを押すたびに、表示状態が切り替わります。 注記:最適な状態で使用するには、以下の操作を行って外付けデバイスの解像度を上げてくださ い(特に[拡張]オプションを選択した場合)。タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入 力して、[コントロール パネル]→[デスクトップのカスタマイズ]の順に選択します。[ディスプレ イ]で、[画面の解像度の調整]または[テキストやその他の項目の大きさの変更]を選択します。 Miracast 対応無線ディスプレイの検出および接続(一部の製品のみ) 使用中のアプリを終了することなく Miracast 対応無線ディスプレイを検出および接続するには、以下 の操作を行います。 以下の操作を行って、Miracast を利用できるようにします。 ▲ タスクバーの検索ボックスに「セカンド スクリーン」と入力し、[セカンド スクリーンに表示す る]をクリックします。[ワイヤレス ディスプレイに接続する]をクリックし、
5 画面の操作 以下の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● コンピューター画面で直接タッチ ジェスチャを使用する(一部の製品のみ) ● タッチパッドでタッチ ジェスチャを使用する ● キーボードおよび別売のマウスを使用する ● スクリーン キーボードを使用する(一部の製品のみ) タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 タッチパッドを使用すると、簡単なタッチ ジェスチャでコンピューターの画面やポインターを操作で きます。タッチパッドの左右のボタンを、外付けマウスの対応するボタンと同様に使用することもで きます。タッチ スクリーン(一部の製品のみ)では、この章に記載されているジェスチャを使用して 直接画面をタッチします。 また、ジェスチャをカスタマイズしたり、ジェスチャ操作のデモンストレーションを確認したりする こともできます。タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル] →[ハードウェアとサウンド]の順に選択します。デバイスとプリンターで[マウス]を選択します。 注記:記載のない場合、タッチ ジェスチャは、タッチパッド上またはタッチ ス
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、そ の 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本 の指の間隔を拡げるとズームイン(拡大)できます。 2 本指スクロール(タッチパッドのみ) 2 本指スクロールを使用すると、ページや画像内を上下左右に移動できます。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 2 本指タップ(タッチパッドのみ) 2 本指タップを使用すると、画面上の項目のメニューを開くことができます。 注記:2 本指タップでは、マウスを右クリックしたときと同じ機能が実行されます。 ● 2 本の指でタッチパッド ゾーンを軽く叩くと、選択したオブジェクトのオプション メニューが表 示されます。 タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 23
4 本指タップ(タッチパッドのみ) 4 本指タップを使用すると、[アクション センター]を開くことができます。 ● 4 本の指でタッチパッドを軽く叩くと、[アクション センター]が開き、現在の設定および通知が 表示されます。 3 本指スワイプ(タッチパッドのみ) 3 本の指を滑らせると、開いているウィンドウを表示したり、開いているウィンドウとデスクトップ を切り替えたりできます。 24 ● 3 本の指を手前から奥に滑らせると、開いているすべてのウィンドウが表示されます。 ● 3 本の指を奥から手前に滑らせると、デスクトップが表示されます。 ● 3 本の指を左または右に滑らせると、開いているウィンドウが切り替わります。 第 5 章 画面の操作
1 本指スライド(タッチ スクリーンのみ) 1 本指スライドを使用すると、一覧やページを上下左右にスクロールしたり、オブジェクトを移動さ せたりできます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽く滑らせます。 ● オブジェクトを移動させるには、オブジェクトをタップしたままの状態で指を滑らせます。 キーボードおよび別売のマウスの使用 キーボードおよび別売のマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェス チャを使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびキーの 組み合わせを使って特定の機能も実行できます。 注記:国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での説 明と異なる場合もあります。 スクリーン キーボードの使用(一部のモデルのみ) お使いのコンピューターにはスクリーン キーボードが搭載されており、タブレット モードの場合に表 示されます。 1. スクリーン キーボードを表示するには、タスクバーの右端の通知領域にあるキーボード アイコ ンをタップします。 2.
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ 残量を監視し、節約することが重要です。 スリープおよび休止状態の開始および終了 注意:コンピューターがスリープ状態のときに問題が発生する可能性がある既知の脆弱性がありま す。お使いのコンピューターのデータへの不正アクセスを防ぐため、データが暗号化されていたとし ても、コンピューターから物理的に離れる場合は、スリープではなく必ず休止状態にすることをおす すめします。特に、コンピューターを持ち運ぶ場合にこの操作は重要です。 Windows には、スリープと休止状態の 2 つの省電力設定があります。 ● スリープ:操作しない状態が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作 業中のデータがメモリに保存されるため、非常にすばやく作業を再開できます。手動でスリープ を開始することもできます。詳しくは、26 ページの手動でのスリープの開始および終了を参照 してください。 ● 休止状態:バッテリが完全
手動での休止状態の開始および終了(一部の製品のみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーが開始する休止状態を有効にしたり、その他の電源設定お よびタイムアウトを変更したりできます。 1. タスクバーの検索ボックスで「電源オプション」と入力して[電源オプション]を選択します。 または [電源メーター]アイコン を右クリックして[電源オプション]を選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]を選択します。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]を選択してから、[電源ボタンを押したときの動作]領 域で、[休止状態]を選択します。 または [シャットダウン設定]で、[休止状態]ボックスを選択して[電源]メニューに[休止状態]オプション を表示します。 4.
HP ファスト チャージの使用(一部の製品のみ) HP ファスト チャージ機能によって、お使いのコンピューターのバッテリをすばやく充電できます。 お使いのコンピューターのモデルおよび AC アダプターに応じて、HP ファスト チャージは以下のどち らかの方法で動作します。 ● バッテリ充電残量が 0~50%の場合、バッテリは 30 分以内に全容量の 50%まで充電されます。 ● バッテリ充電残量が 0~90%の場合、バッテリは 90 分以内に全容量の 90%まで充電されます。 HP ファスト チャージを使用するには、お使いのコンピューターをシャットダウンしてから、AC アダ プターをコンピューターおよび外部電源に接続します。 電源メーターおよび電源設定の使用 電源メーターは、Windows タスクバーにあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源設定に アクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● 充電残量率を表示するには、[電源メーター]アイコン ● [電源オプション]を使用するには、[電源メーター]アイコン にマウス カーソルを合わせします。 を右クリックして一覧から項
この製品のバッテリは、ユーザー自身で簡単に交換することはできません。バッテリを取り外したり 交換したりすると、保証が適用されない場合があります。バッテリが充電されなくなった場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせください。バッテリは消耗品です。バッテリが寿命に達した場合、そ のバッテリを一般の家庭ごみと一緒に処分しないでください。コンピューターの使用済みのバッテ リは、お住まいの地域の地方自治体の条例または規則に従って、正しく処分してください。 バッテリに関する情報の確認 バッテリ情報にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 2.
完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● 休止状態が無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い時間ス リープ状態に移行または維持した後、システムが終了します。このとき、保存されていない情報 は失われます。 ● 休止状態が有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、休止状態が開 始します。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態への対処方法 以下のどれかをコンピューターおよび外部電源に接続します。 ● AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプター 外部電源を使用できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 休止状態を終了できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 1. AC アダプターをコンピューターおよび外部電源に接続します。 2.
コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● 画面の輝度が上がります。 ● [電源メーター]アイコン の形状が変わります。 外部電源を取り外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源がバッテリに切り替わります。 ● バッテリ電源を節約するために自動的に画面の輝度が下がります。 ● [電源メーター]アイコン の形状が変わります。 電源に関するトラブルシューティング 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプターを テストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンし、AC アダプターやバッテリ、およびすべての外付けデバイ スを取り外します。 2. AC アダプターをコンピューターおよび電源コードに接続してから、電源コードを電源コンセン トに接続します。 3.
以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● コンピューター内部の部品に触れる必要がある場合 ● USB ポートまたはビデオ コネクタ以外のポートに外付けハードウェア デバイスを接続する場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記:コンピューターがスリープまたは休止状態の場合は、まず電源ボタンを短く押してスリープま たは休止状態を終了してください。 1. 作業中のデータを保存して、開いているすべてのプログラムを閉じます。 2.
7 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用する方法について説明 します。また、プログラムおよびドライバーの更新方法、コンピューターの清掃手順、およびコン ピューターの持ち運び(または送付)に関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作業 を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。 [ディスク デフラグ]の使用 少なくとも 1 か月に 1 度、[ディスク デフラグ]を使用してハードドライブのデフラグを行うことをお すすめします。 注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2.
これらの動作の実行後は、[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記:内蔵ハードドライブのみが[HP 3D DriveGuard]によって保護されます。別売のドッキング デバイ スに取り付けられているハードドライブや USB ポートに接続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。 注記:SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、SSD に[HP 3D DriveGuard]は必要ありません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプの色が変化することによって、メイン ハードドライブ ベイまたは セカンダリ ハードドライブ ベイ(一部の製品のみ)のディスク ドライブが停止していることを示し ます。Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるアイコンを使用して、ドライブ が現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかどうかを確認
注意:コンピューターに修復できない傷が付いてしまう可能性があるため、強力なクリーニング溶剤 は使用しないでください。クリーニング製品がコンピューターに対して安全かどうかわからない場 合は、製品にアルコール、アセトン、塩化アンモニウム、塩化メチレン、炭化水素などが含まれてい ないかどうか確認します。 ペーパー タオルなどの繊維素材を使用すると、コンピューターに傷が付く可能性があります。時間が たつにつれて、ほこりの粒子や洗浄剤がその傷の中に入り込んでしまう場合があります。 清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告!感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃しな いでください。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. AC アダプターを取り外します。 3.
コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点に注意してください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 — 外付けドライブ等に情報をバックアップします。 — すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 — すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 — コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意:ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、 空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷物 をチェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライ ブには影響しません。 ● 機内でコンピューターを使用する場
8 コンピューターと情報の保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、セットアップ ユーティリティ(BIOS) 、 およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションによって、コンピューター ウィルスやワームおよびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使いのコン ピューターを保護するようにしてください。 重要:この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用できな い場合があります。 パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するため、およびオンラインでの情報のやり とりを保護するために選択する文字列です。いくつかの種類のパスワードを設定できます。たとえ ば、コンピューターを初めてセットアップするときに、コンピューターを保護するためにユーザー パ スワードを作成するよう求められます。追加のパスワードは、Windows、およびコンピューターにプ リインストールされている HP セットアップ ユーティリ
Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 ユーザー パスワード Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します 管理者パスワード 管理者レベルのデータへのアクセスを保護します 注記:このパスワードは、セットアップ ユーティリティ(BIOS)のデータへのア クセスには使用できません セットアップ ユーティリティ(BIOS)パスワードの設定 パスワード 機能 Administrator password(管 ● 理者パスワード) Power-on password(電源 投入時パスワード) 設定している場合、セットアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスするた びにこのパスワードを入力する必要があります ● Administrator password を忘れた場合は、セットアップ ユーティリティ(BIOS) にアクセスできません ● コンピューターの電源投入時、再起動時、または休止状態の終了時には必ずこ のパスワードを入力する必要があります ● Power-on password を忘れると、オペレーティング システムの起動や再起動、 および休止状
タブレットの電源を入れるか再起動してすぐに Windows ボタンを押したままにしま す。 2. 2. [f10]を選択します。 [Security](セキュリティ)を選択し、画面の説明に沿って操作します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Windows Hello]の使用(一部の製品のみ) 指紋認証システムや赤外線カメラを搭載している製品では、指を滑らせるかカメラを見ることで [Windows Hello]を使用してサインインできます。 [Windows Hello]を設定するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]ボタン→[設定]→[アカウント]→[サインイン オプション]の順に選択します。 2.
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ファイアウォールは、システムやネットワークへの不正なアクセスを防ぐように設計されています。 ファイアウォールには、コンピューターやネットワークにインストールするソフトウェアもあれば、 ハードウェアとソフトウェアの両方を組み合わせたものもあります。 検討すべきファイアウォールには以下の 2 種類があります。 ● ホストベースのファイアウォール:インストールされているコンピューターだけを保護するソフ トウェアです。 ● ネットワークベースのファイアウォール:DSL モデムまたはケーブル モデムとホーム ネットワー クの間に設置して、ネットワーク上のすべてのコンピューターを保護します。 ファイアウォールをシステムにインストールすると、そのシステムとの間で送受信されるすべての データが監視され、ユーザーの定義したセキュリティ基準と比較されます。セキュリティ基準を満た していないデータはすべてブロックされます。 ソフトウェア更新プログラムのインストール お使いのコンピューターにインストールされている HP、Windows、および他社製ソフトウェアは、セ キュリティの問題を
ソフトウェア アプリケーションおよび情報のバックアップ ソフトウェア アプリケーションおよび情報を定期的にバックアップして、ウィルスからの攻撃や、ソ フトウェアまたはハードウェアの障害によって、アプリケーションおよび情報が恒久的に失われた り、損傷を受けたりしないように保護します。 別売のセキュリティ ロック ケーブルの使用(一部の製品のみ) セキュリティ ロック ケーブル(別売)に抑止効果はありますが、コンピューターの盗難や誤った取り 扱いを完全に防ぐものではありません。セキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続する には、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してください。 ソフトウェア アプリケーションおよび情報のバックアップ 41
9 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の使 用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のすべて の入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で 行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付けるデバイ スの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記:モードの変更が可能なコンピューターでセットアップ ユーティリティを開始するには、お使い のコンピューターをノートブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを 使用する必要があります。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 注意:セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくださ い。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 ▲ コンピューターの電源を入れるかコンピューターを再起動してすぐに esc キーを押し、次に f10 キーを押します。
● セットアップ ユーティリティ(BIOS) 1. セットアップ ユーティリティ(BIOS)を開始します(42 ページのセットアップ ユーティリ ティ(BIOS)の開始を参照してください)。 2. [メイン]→[システム情報]の順に選択し、BIOS のバージョン番号を書き留めておきます。 3.
ダウンロードした BIOS によってインストール手順が異なります。ダウンロードが完了した後、画面に 表示される説明に沿って操作します。説明が表示されない場合は、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「エクスプローラー」と入力して[エクスプローラー]を選択します。 2. ハードドライブをダブルクリックします。通常は、[ローカル ディスク(C:)]を指定します。 3. BIOS ソフトウェアをダウンロードしたときのメモを参照するなどして、更新ファイルが保存され ているフォルダーを開きます。 4. 更新ファイルをダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 5.
10 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使 用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確 認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング シス テムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハード ウェア障害を分離できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)で検出された場合、24 桁の障 害 ID コードが生成されます。この ID コードは HP のサポートでの問題の解決に役立てることができ ます。 注記:モードの変更が可能なコンピューターで診断を開始するには、お使いのコンピューターをノー トブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを使用する必要がありま す。 [HP PC Ha
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウ ンロード 注記:[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されています。 また、.exe ファイルのみが提供されているため、Windows コンピューターを使用して、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)をダウンロードおよび構築する必要があります。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)を USB デバイスにダウンロードするには、以下の 2 つの方法があ ります。 UEFI の最新バージョンをダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
11 バックアップおよび復元 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。この章の情報はほとんどの製品で標準 的な手順です。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元および回復 詳しくは、[HP Support Assistant]アプリを参照してください。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 重要:タブレットで復元操作を実行する場合、復元プロセスを開始するには、タブレットのバッテリ が最低 70%充電されている必要があります。 重要:着脱可能なキーボードまたはキーボード ドックを使用している場合は、復元プロセスを開始す る前にキーボードまたはキーボード ドックをタブレットに取り付けてください。 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 リカバリ メディアおよびバックアップを作成するための以下の方法は、一部の製品でのみ使用可能で す。お使いのコンピューターのモデルに応じた使用可能な方法を選択してください。 ●
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ) 可能であれば、復元用パーティションおよび Windows のパーティションがあることを確認します。 [スタート]メニューで、[エクスプローラー]→[PC]の順に選択します。 ● お使いのコンピューターに Windows のパーティションおよび復元用パーティションが表示され ない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、お使いのシステムのリカバリ メディア を入手できます。日本のサポート窓口については、日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊 子、 『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されています。また、HP の Web サイトで HP のサポート窓口を検索することもできます。日本でのサポートについては、 http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域については、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
— 作成処理には 1 時間以上かかる場合があります。作成処理を中断しないでください。 — 必要に応じて、すべてのリカバリ DVD の作成が完了する前に、プログラムを終了させるこ とができます。[HP Recovery Manager]は、現在の DVD への書き込みを終了します。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。 重要:着脱可能なキーボードまたはキーボード ドックを使用している場合は、以下の手順を開始する 前にキーボードまたはキーボード ドックをタブレットに取り付けてください。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
● Windows パーティションを工場出荷時のコンテンツに復元したい場合は、HP 復元用パーティ ション(一部の製品のみ)の[システムの復元]オプションを選択するか、または[HP Recovery]メ ディアを使用できます。詳しくは、50 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 48 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ)を参照してくださ い。 ● 一部の製品では、コンピューターの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元したい 場合や、ハードドライブを交換した場合に、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リセット]オプ ションを使用できます。詳しくは、50 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。 ● 一部の製品では、復元用パーティションを削除してハードドライブの空き領域を増やせるよう に、[HP Recovery Manager]
[HP Recovery]メディアを使用して、以下の復元オプションのどちらかを選択できます。 注記:復元プロセスを開始すると、お使いのコンピューターで使用可能なオプションのみが表示され ます。 ● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、コン ピューターを工場出荷時の状態に復元します。その後、工場出荷時にインストールされていたオ ペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。 HP 復元用パーティション(一部の製品のみ)を使用すると、[システムの復元]を実行できます。 HP 復元用パーティションの使用(一部の製品のみ) HP 復元用パーティションを使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブ なしでシステムの復元を実行できます。このような復元は、ハードドライブがまだ動作している場合 にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Mana
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用した復元 [HP Recovery]メディアを使用して、元のシステムを復元できます。この方法は、システムに HP 復元 用パーティションが含まれていない場合、またはハードドライブが正常に動作していない場合に使用 できます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. [HP Recovery]メディアを挿入し、コンピューターを再起動します。 注記:[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)でコンピューターが自動的に再起動し ない場合は、コンピューターのブート順序を変更します。52 ページのコンピューターのブート 順序の変更を参照してください。 3.
HP 復元用パーティションの削除(一部の製品のみ) [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パーティ ションを削除して、ハードドライブの空き領域を増やせます。 重要:HP 復元用パーティションを削除した後は、[システムの復元]を実行したり、HP 復元用パーティ ションから[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを作成したりすることができなくなります。このた め、復元用パーティションを削除する前に、[HP Recovery]メディアを作成します。48 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ)を参照してください。 注記:[復元用パーティションの削除]オプションは、この機能をサポートする製品でのみ使用可能で す。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
12 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作します が、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されている AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。動作電圧および電流はプラット フォームによって異なります。コンピューターの電圧および電流は、規定ラベルに記載されていま す。 入力電源 動作電圧と電流 定格 5 V DC(2 A、45 W、USB-C の場合)/12 V DC(3 A、45 W、USB-C の場合)/15 V DC (3 A、45 W、USB-C の場合) 5 V DC(3 A、45 W、USB-C の場合)/9 V DC(3 A、45 W、USB-C の場合)/10 V DC (3.
動作環境 項目 国際単位系 温度 動作時 5~35°C 非動作時 -20~60°C 相対湿度(結露しないこと) 動作時 10~90% 非動作時 5~95% 最大標高(非与圧) 動作時 -15~3,048 m 非動作時 -15~12,192 m 動作環境 55
13 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。 静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方法のどれかで身体にたまった静電気を放電して ください。 56 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、まず正しくアース(接地)されていることを確認してください。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 第 13 章 静電気対策
14 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 記号/数字 1 本指スライド用タッチ スクリー ン ジェスチャ 25 2 本指スクロール用タッチパッド ジェスチャ 23 2 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 23 2 本指ピンチ ズーム用タッチパッ ドおよびタッチ スクリーン ジェ スチャ 23 3 本指スワイプ用タッチパッド ジェスチャ 24 4 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 24 A AC アダプター テスト 31 AC アダプターおよびバッテリ B 4 BIOS 更新 42 更新プログラム(BIOS アップ デート)のダウンロード 43 セットアップ ユーティリティ の開始 42 バージョンの確認 42 Bluetooth デバイス 14, 16 ラベル 13 C Caps Lock ランプ 位置 9 E esc キー 位置 10 F fn キー 位置 10 58 索引 G GPS 16 H HD 対応デバイス、接続 21 HP 3D DriveGuard 33 HP PC Hardware Diagnostics(UEFI) 使用 45 [HP Recovery](HP リカバリ)メディ ア
き キー esc 10 fn 10 Windows 10 機内モード 11 操作 10 キーボードおよび別売のマウス 使用 25 キーボードおよび別売のマウスの 使用 25 企業無線 LAN への接続 15 規定情報 規定ラベル 13 無線認定/認証ラベル 13 機内モード 14 機内モード キー 11, 14 休止状態 開始 27 完全なロー バッテリ状態での 開始 30 終了 27 こ 公共無線 LAN への接続 15 コネクタ オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイ ク) 5 電源 4 コンピューター 運搬 36 清掃 34 手入れ 34 電源切断 31 持ち運び 13, 36 さ サービス ラベル、位置 13 最小限のイメージ 復元 51 最小限のイメージ、作成 50 最適な使用方法 1 サウンド設定の使用 19 サポートされるディスク、復元 48 し システムの復元 50 システムの復元ポイント 作成 49 システムの復元ポイント、作成 47 指紋、登録 39 シャットダウン 31 使用、外部電源 30 情報の確認 ソフトウェア 3 ハードウェア 3 シリアル番号 13 シリ
と 動画 20 動作環境 55 取り付け 別売のセキュリティ ロック ケーブル 41 へ な ヘッドセット、接続 ヘッドフォン、接続 内蔵マイク 位置 7 ほ に 入力電源 54 は パスワード Windows 38 使用 37 セットアップ ユーティリティ (BIOS) 38 バックアップ 47 バッテリ 出荷時に搭載されている 28 情報の確認 29 節電 29 放電 29 ロー バッテリ状態 29 ロー バッテリ状態の解決 30 バッテリ電源 28 バッテリに関する情報、確認 29 ふ ファイアウォール ソフトウェア 40 ブート順序 変更 52 復元 [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディアの使用 49 HP Recovery Manager 50 USB フラッシュ ドライブ 52 オプション 49 起動 51 サポートされるディスク 48 システム 50 ディスク 48, 52 メディア 52 復元用パーティション 削除 53 60 索引 ディスク クリーンアップ 33 ディスク デフラグ 33 プログラムおよびドライバーの 更新 34 復帰時のパスワード保護