Operators Manual

Table Of Contents
4. カッティングユニットが止まるまで、アイドリング
調整ネジを反時計回りに回します。
警告: アイドリング速度の調整時にカッ
ティングユニットが止まらない場合は、
サービス代理店にご連絡ください。調整
または修理が完了するまで、本製品のご
使用をお控えください。
注記 アイドリング速度が適切な場合は、どの位置でも
エンジンがスムーズに動作します。推奨されるアイドリ
ング速度については、
主要諸元 189 ページ
を参照してく
ださい。
冷却システムのクリーニング方法
冷却システムにより、エンジン温度が低く保たれます。
冷却システムは、シリンダーの冷却フィン(A)、シリン
ダーカバー(B)クランクケースを通る空気取り込み口
(C)で構成されます。
(図 26)
注意 燃料タンクとクランクケースの間の空
気取り込み口は頻繁に葉でふさがれます。
空気取り込み口を完全に清掃します。
(図 27)
1. 必要に応じて、ブラシを使用して週に 1 回以上の頻
度で冷却システムを清掃してください。
2. 冷却システムに汚れや詰まりがないことを確認して
ください。
スパークプラグを点検するには
注意
必ず、推奨されている種類のスパーク
プラグを使用してください。スパークプラ
グの種類が間違っていると、本製品が破損す
るおそれがあります。
エンジンのパワーが出ない、なかなか始動しない、
またはアイドリング速度で適切に動作しない場合
は、スパークプラグを点検します。
スパークプラグ電極に異物が付着するリスクを下げ
るには、次の手順に従います。
a) アイドリング速度が正しく調整されていること
を確認します。
b) 適切な燃料混合物を使用していることを確認し
ます。
c) エアフィルターに汚れがないことを確認します。
スパークプラグが汚れていたら、きれいにしてから
電極ギャップが適切であることを確認します。
主要
諸元 189 ページ
を参照してください。 (図 28)
必要に応じてスパークプラグを交換します。
エアフィルターの清掃方法
エアフィルターを定期的に清掃して、汚れやほこりを取
り除いてください。これにより、キャブレターの故障、
始動不良、エンジン出力の低下、エンジン部品の摩耗を
防止でき、通常より燃費が良くなります。
1. エアフィルターカバー(A)を取り外します。
2. フィルターフレームからフィルター(B)を取り外し
ます。 (図 29)
3. 暖かい石鹸水でフィルターを洗浄します。
注記: 長期間使用したエアフィルターの汚れを完全
に除去することはできません。エアフィルターを定
期的に交換し、エアフィルターに欠陥が生じたら必
ず交換してください。
4. バッテリーを濡らさないようにしてください。
5. エアフィルターにオイルを塗布します。参照:
エア
フィルターへのオイルの塗布方法 187 ページ
6. エアフィルターカバーの内側を清掃します。圧縮空
気またはブラシを使用してください。
エアフィルターへのオイルの塗布方法
注意: 必ず Husqvarna のエアフィルター専
用オイルを使用します。他の種類のオイル
を使用しないでください。
警告 保護グローブを着用します。エアフィ
ルターオイルは、皮膚炎の原因となることが
あります。
1. エアフィルターをプラスチックバッグに入れます。
2. プラスチックバッグにオイルを塗布します。
3. プラスチックバッグをこすり、エアフィルター全体
に均等にオイルを行き渡らせます。
4. プラスチックバッグの中で、不要なオイルをエアフ
ィルターから押し出します。 (図 30)
ギアハウジングの潤滑方法
Husqvarna 純正のグリースを使用してください。推
奨されるグリースについて詳しくは、サービス代理
店までお問い合わせください。
ギアハウジングのキャップにグリースを注入しま
す。 (図 31)
注意 ギアハウジングにグリースをいっぱい
まで充填しないでください。
ブレードの清掃と潤滑方法
1. 本製品の使用前後に、ブレードに付着した物質を清
掃してください。
2. 長期間保管する前に、ブレードを潤滑してください。
注記
推奨される洗浄剤と潤滑油について詳しくは、
ービス代理店までお問い合わせください。
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