Operation Manual
586 – Japanese
一般的な作業方法
重要事項! この項は、ブロワー使用時の基本的な安全規
則について記載します。 どうしていいか分からない状況
になった場合は、専門家に問い合わせてください。 販売
店またはサービスワークショップに連絡してください。
技能的に難しいと思える操作は行わないでください。
ブロワーの使用にあたっては、周囲の迷惑を考え、深夜や
早朝など不適切な時間帯の使用は避けてください。 同時に
使用する装置の数を制限することによって、騒音レベルを
抑えてください。 できるだけ周囲の迷惑にならないように、
以下の簡単な指示を読み、従ってください。
• このブロワーはハンドヘルドタイプです。 手でハンド
ルを持って保持します。 運転中はハンドルによって操
作および制御します。 風速はスロットルで制御しま
す。 用途に最も適した速度を選択してください。 ブロ
ワーの使用中、常に指でスロットルを握っておかな
いようにするため、必要なスロットルはスロットルア
ジャスタに設定できます。 スロットルアジャスタを完
全に押し込むとフルスロットルになります。
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• ブロワーはできるだけ最低のスロットルで使用しま
す。 フルスロットルが必要になることはめったにあり
ません。ほとんどの作業は半分のスロットルで処理で
きます。 低スロットルの場合、騒音と粉塵も少なく、ま
た集めたごみの扱いが簡単になります。
• 熊手かほうきを使い、集めたごみを片付けます。
• ブロワーの開口部を地面にできるだけ近づけます。
ブローパイプの長さを活かして空気流が地面に近く
なるようにします。
• 最後に片づけをします。 よその庭にごみを吹き入れ
なかったか確認してください。
• 本機は通常の労働時間帯に使用して、不必要な騒音
を出さないようにします。 朝早くまたは夜遅くの作業
は避けてください。
!
警告! 周囲の環境に気をつけましょう。 作業エ
リアに人が近づいて来たら、その人との間に
安全な距離が確保できるまでスロットルコン
トロールを最低のスロットルに保ちます。 人、
動物、遊び場、開いた窓、車などにブロワーを
向けないようにします。
安全に関する基本事項
• 周囲 15 メートルの作業エリアに、許可なく人や動物
が入らないようにします。
• 燃料を充填する場合は、エンジンが冷えるまで待ち
ます。
• 体のあらゆる部分を、高温の表面から遠ざけるように
してください。
• エンジンの稼働中は、スパークプラグやイグニション
ケーブルに触れないでください。 スパークプラグや
プラグに触れると、感電する場合があります。
• 強力な風力で物体を高速で動かすため、物体が撥ね
かえり、目に重傷を与える可能性があります。
• 空気流を人や動物に向けないでください。
• アクセサリーや部品を着脱する前に、電源をオフに
し、バッテリーを取り外してください。
• 濃霧、豪雨、強風、厳寒など、気象条件の悪いときは、本
機を使用しないでください。悪天候下での作業は、疲
れやすく、また、足元が滑りやすくなるなど危険です。
作業技術