User Manual
Japanese – 539
燃料の安全について
下記の条件では、決して本機を始動しないでください。
1 本機に燃料がこぼれた場合。きれいに拭き取り、表面に
残った燃料が蒸発するのを待ちます。
2 皮膚や衣服に燃料がかかったときは着替えます。皮膚
についた燃料を洗い流してください。石鹸と水を使用し
ます。
3 燃料が漏れている場合。燃料キャップと燃料ホースの
漏れを定期的に点検してください。
搬送と保管
• 本機と燃料は、電気機器、電気モーター、リレー/スイ
ッチ、ボイラーなど、火花や裸火を発するものから離し
て保管・運搬し、液体漏れやガスによる火災発生の危
険性をなくしてください。
• 燃料の保管や搬送を行う場合は、必ず認可された専用
容器を使用してください。
• 本機を長期間保管するときは、必ず燃料タンクを空に
してください。余剰燃料の廃棄場所は最寄りのガソリン
スタンドにご相談ください。
• 長期間保管する前に本機を清掃し、入念に整備してく
ださい。
• 本機を搬 送したり保管したりするときは 、カッティング
アタッチメントに搬送用カバーを必ず取り付けてくだ
さい。
• 搬送中、機器をしっかりと固定してください。
!
警告!燃料の取り扱いには十分注意してくださ
い。火災や爆発、有毒ガスの吸引などの危険
にご 注 意 くだ さ い 。
燃料
注 意!本機は 2 サイクルエンジンを搭載しているため、運転
に はガソリンと 2 サイクルオイルの混合燃料が必要です。
正しい割合で混合するには、オイルの量を正確に計量する
ことが重要です。少量の燃料を混合する場合は、わずかな
誤差でも配合に多大な影響を及ぼすことがあります。
!
警告!燃料や燃料ガスは、非常に可燃性が高
く、人 間 が それを吸 いこんだり、皮 膚 に 付 けた
りすると深刻な傷害を引き起こすことがありま
す。このため、燃料の取り扱いには細心の注意
を払い、十分な換気を確保するようにしてくだ
さい。
ガソリン
注 意!オクタン 価 90(RON)以上の高品質ガソリン/オイル
混合燃料を必ず使用してください。触媒コンバータ装備の
製品(主要諸元の項を参照)を使用する場合は、高品質の
無鉛ガソリン/オイル混合燃料を必ず使用してください。
有鉛ガソリンを使用すると、触媒コンバータの破損につな
がります。
入手可能であれば、低排気ガソリン(アルキレートガソリ
ン)を使用してください。
•
推奨する最低オクタン価は 90(RON)で す 。オ ク タ ン 価
が 90 未満のガソリンを使用すると、ノッキングの原因と
なります。ノッキングが起きるとエンジンの温度が上がっ
て、エンジンの深刻な損傷につながることがあります。
• 高回転を継続させて作業する場合、オクタン価の高い
ガソリンを推奨します。
2 サイクルエンジンオイル
• 最良の効果と性能を得るには、ハスクバーナ 2 サイク
ルエンジンオイルをご使用ください。このオイルは本機
に使用される空冷式 2 サイクルエンジン用として特別
に調合されています。
• アウトボードオイル(TCW)とも呼ばれる水冷エンジン
用の 2 サイクルオイルは絶対に使用しないでくださ
い。
• 4 サイクルエンジンオイルも絶対に使用しないでくだ
さい。
• 低品質のオイルや、オイルと燃料の比率が高すぎると、
正常な動作の障害となったり、触媒コンバータの寿命
を縮めたりする原因になります。
• 混合比
1:50(2 %)、ハスクバーナ 2 サイクルオイル
1:33(3 %)、オイルクラス JASO FB または 2 サイクル
エンジン空冷用 ISO EGB
注記! エンジンオイルの容器に記載されている混合比に従
ってください。
ガ ソ リ ン 、リ ッ ト ル
2 サイクル エンジ
ンオイル、リットル
2 %( 1:50) 3 %( 1 : 33)
5
0.10 0.15
10
0.20 0.30
15
0.30 0.45
20
0.40 0.60
燃料の取り扱い