User Manual
Japanese – 548
549 – Japanese
メンテナンスのスケジュール
本機で実施すべきメンテナンス手順のリストは以下の通りです。ほとんどの項目は、メンテナンスのセクションで説明されて
います。使用者は本取扱説明書に記載されているメンテナンスとサービスだけを実施してください。本書に記載されている
内容以外のメンテナンスは、必ずお近くの認定サービスショップ(販売店)に依頼してください。
メンテナンス
使用前に、以下の項目
を点検してください。
40 時間
使用後
100 時間
使用後
本機の外側を清掃します。
毎使用後
冷却システムの空気取り入れ口を、葉や木くずで塞がないようにしてください。
安全の観点から、スロットルトリガーロックとスロットルが正しく機能するこ
とを確認します。
X
火災の危険を軽減するため、マフラー、排気パイプ、エンジンから汚れ、葉、
余分な潤滑剤を除去します。
X
ストップスイッチが正常に機能するか確認します。
X
エンジンのアイドリング中にブレードが動作しないことを確認します。
X
ブレードに破損がないか、ひびや損傷の兆候がないか検査します。必要に
応じブレードを交換します。
X
ブレードガードに損傷や歪みがないことを確認します。ブレードガードに
曲がりや損傷がある場合、交換します。
X
ブレードガードに曲がりや損傷がある場合、カッティングユニットを交換します。
X
ハンドガードに損傷がないか確認します。損傷がある場合、ハンドガード
を交換します。
X
ナットおよびねじが確実に締結されているか確認します。
X
エンジン、タンク、燃料系から漏れないか確認します。
X
エアフィルターを掃除し、オイルを塗布します。 (25 時間毎)
特に汚れがひどい場合には、清掃の頻度を増やします。
スターターおよびスターターロープを点検します。
X
防振装置に損傷がないか点検します。
X
スパークプラグの外側を清掃します。スパークプラグを取り外し、電極ギャップ
を確認します。ギャップを 0.5 mm に調節するか、スパークプラグを交換しま
す。スパークプラグがサプレッサーに正しく装着されていることを確認します。
X
本機の冷却システムを洗浄します。
X
キャブレターの外側とその周りを掃除します。
X
ギアハウジングにグリスを補給します。約 25 時間運転する毎に補充してく
ださい。
X
ブレ ードを固 定しているネジが正しく締まっていることを確認してください。
X
マフラーのスパーク防止ネットを点検、掃除します(触媒コンバータ付きマ
フ ラ ー の み )。
X
燃料タンクを清掃します。
燃料フィルターに汚れがないか、燃料ホースに亀裂などの異常がないかを
点検します。必要に応じ交換します。
すべてのコードと接続部を点検します。
クラッチ、クラッチスプリング、およびクラッチドラム の 摩 耗 度 を点 検しま
す。必要があれば、認定サービス代理店で交換します。
スパ ークプラグ を交 換します。スパ ークプラグ が サプレッサ ーに 正しく装着
されていることを確 認します。
メンテナンス
主要諸元
主要諸元
122HD45 122HD60
エンジン
排気量、cm
3
21.7 21.7
シリンダー内径、mm
32 32
ストロ ーク、mm
27 27
アイドリング回転数、r/min
2900 2900
推奨最大速度、r/min
9000 9000
ISO 8893 による最大エンジン出力、kW/r/min
0.6/7800 0.6/7800
触媒コンバータマフラー 有り 有り
速度規制付きイグニションシステム 有り 有り
イグニションシステム
スパ ークプラグ
HQT-4 672201 HQT-4 672201
電極ギャップ、mm
0.5 0.5
燃料および潤滑システム
燃料タンク容量、L
0.3 0.3
質量
質量(燃料なし)、kg
4.7 4.9
騒音排出
(注記 1 を参照)
音響パワーレベル、測定値 dB(A)
100 100
音響パワーレベル、保証値 L
WA
dB(A)
101 101
音量レベル
(注記 2 を参照)
EN ISO 10517 に従って測定された使用者の聴覚等価音圧レベル、dB(A):
93 94
振動レベル
(注記 3 を参照)
EN ISO 10517 に従って測定されたハンドルの等価振動レベル (a
hv,eq
)、m/s
2
フロント/リヤハンドル:
2.9/4.9 4.1/3.6
ブレ ード
タイプ 両刃 両刃
長さ、
mm
450 590
ブレード速度、カット/分
4050 4050
注記 1:環境における騒音排出は、EC 指令 2000/14/EC に従って、音響 パワー(L
WA
)として測定しました。本機の騒音レベ
ル報告値は、最高レベルとなるオリジナルのカッティング装置を使用して計測されました。保証音響と計測音響の違いは、
保証音響に計測結果のばらつきと、同じモデルの異なる個体間の変動が含まれているためです。これは指令 2000/14/EC
に則っています。
注記 2:報告データによれば、製品の等価騒音レベルの一般的な統計上のばらつき(標準偏差)は 1 dB(A)で す 。
注記 3:報告データによれば、等価振動レベルの一般的な統計上のばらつき(標準偏差)は 1 m/s
2
です。
主要諸元