User's Manual
UNO Synth
4 – Front panel interface
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4.2.9 – ディレイタイムとミックスボタン(DELAY TIMEとMIX)
DELAYのTIMEとMIXボタンは、それぞれ内蔵デジタルディレイのディレイタイムとエフェクトバランスを設定します。ボタンを押した後、DATA
ボタンを使用して、値を設定します。
このディレイのフィードバック量は固定となります。
4.2.10 – 追加機能ボタン(ALT)
ALTボタンは、いくつかのキーボードボタンをグローバル設定ボタンとして扱う際に使用します。ALTボタンを押した後、その下のラベル印字
されていますボタンを押して、該当する機能にアクセスします。機能の選択後、DATAボタンで値を設定します。設定後、ALTボタンをもう一度
押して、キー ボードとして機 能するように戻します。
ALTボタンでアクセスする機能は以下の通りです:
METRONOME: シーケンスレコーディング時 のクリック音(メトロノーム)をオン、または オフにします。
SYNC:
MIDI Clockの設定をします。 デフォルトでは、内蔵クロック(Internal)のテンポ設定を使用します。DATAボタンを使用して、MIDI入力
で受信したクロック信号(External)、或いはUSB接続を通じたMIDIクロック信号と同期設定をすることが可能です。
MIDI: UNO SynthのMIDIチャンネルを設定します。DATAボタンを使用して、1から16のいずれかをMIDIチャンネルとして設定します。UNO
SynthはMIDI入力と出力チャンネルを個別に設定出来ます。いずれもデフォルト設定はチャンネル1で、一度目のMIDIボタン操作で、LEDは
緑色に点灯し、入力チャンネルを設定します。もう一度MIDIボタンを押すことで、LEDは橙色に点灯し、出力チャンネルを設定します。
TUNE:
シンセ自動チューニングを実行します。設定中にこのボタンをもう一度押すと、調整が中断されます。シーケンサー(SEQ)またはアル
ペジエーター(ARP)動作時、この機能は無効となります。
4.2.11 – アルペジエーターとシーケンサーボタン(ARP、SEQ、DIR、RANGE)
この4つのボタンは、内蔵アルペジエーターとシーケンサーの操作に使用します:
ARP: ア ル ペ ジ エ ー タ ー を オ ン・オ フ し ま す 。
SEQ: シ ー ケ ン サ ー を オ ン・オ フし ま す 。
DIR: アルペジエーターまたはシーケンサーの演奏順や方向を設定します。ARPボタンをオンにした際、DIRボタンを押すことで、予め用意
された10種類のモードからアルペジオ演奏のパターンを設定します。 SEQボタンをオンにした場合、3つの演奏方向:正順(Forward)、 逆順
(Backward)、正逆交互(Forward-Backward)の中から1つを設定します。
RANGE: アルペジエーターのオクターブ範囲、またはシーケンスの長さを設定します。ARPボタンをオンにした場合、RANGEボタンでアル
ペジオ演奏のオクターブ範囲を1から4の間に設定します。SEQボタンをオンにした場合、RANGEボタンでシーケンスの長さ:1から16ステッ
プを指定することが出来ます。
4.2.12 – トランスポート機能(Transport Functions)
トランスポートは、シーケンサー機能の一部分です。これらの機能、ボタンは内蔵シーケンサーが動作している時のみ扱えます。
PLAY: 再生()ボタンは、シーケンス再生の開始と停止を行います。
REC: レコ ー ディン グ( ● )ボ タン は シー ケンスレコ ー ディン グを 操 作 します。こ の ボ タン の み を押 した 場 合 、ス テップ レコ ー ディン グを 開 始し
ます。再生ボタンとともに押した場合、リアルタイムレコーディングモードで記録をします。ALTボタンと共に押した場合、ステップエディットレ
コ ー ディン グモ ードが 有 効 に なります。