User's Manual
UNO Synth
4 – Front panel interface
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4.3 – パフォーマンスコントロール(Performance controls)
パネル上のキーボードとパフォーマンスボタンは、UNO Synthのみでプリセット音色を演奏する際に使用します。
4.3.1 – パフォーマンスボタン(Performance Buttons)
5つのパフォーマンスボタンは、特定の演奏効果を扱います。リアルタイム演奏中は勿論、アルペジエーターやシーケンス再生中でも使用す
ることが可能です。ビブラート(VIBR)、ワウワウ(WAH)、トレモロ(TREM)は、LFOを使用した演奏効果です。従いまして、これらのボタンを押
した際の効果や速度は、LFOの波形(WAVE)と速度(RATE)設定によって、定義されます。
各ボタン操作時のモジュレーションの深さは、MIDI CC(コンティニュアスコントローラー)によって、操作することが可能です。
以下のパフォーマンスボタンが用意されています:
VIB:
オシレーターピッチを上下に揺らして、ビブラート効果を生み出します。ビブラート変化の動きはLFO波形、ビブラートの細かさはLFOス
ピ ードによって 決 定 づ けら れ ます。
WAH: フィルターカットオフを動かして、 ワウ効果による音色変化をもたらします。ワウ効果の動きはLFO波形、変化の速度はLFOスピードに
よって 決 定 づ けら れ ます。
TREM: 音量を周期的にカットするトレモロ効果を生み出します。トレモロ変化の動きはLFO波形、トレモロの細かさはLFOスピードによって
決定づけられます。
DIVE:
1音幅のピッチベンドダウンを実行します。実際の動作はフィルターエンベロープのディケイをオシレーターピッチに適用することで、
この効果が発生します。
SCOOP: 1音幅のピッチベンドアップを実行します。実際の動作はフィルターエンベロープのディケイをオシレーターピッチに逆相で適用す
ることで、この効果が発生します。