Operating instructions

Table Of Contents
328 日本語
張力のかかった木を切る
危険
チェーンソーと木材の制御不能な動き
生命にかかわる切傷、切断する木材による怪
作業の前にあらかじめ切断作業の内容を計画し、危険
を認識してください。
チェーンソーは常に両手でしっかりと持ってください
張力のかかった木は、他の木によって幹、枝、根のあ
る切り株または苗木が張力を受けて曲がったときに発
生します。
1. かかられた木には注意してください。元の位置に
跳ね返る可能性があります。
イラスト U
2. 圧のかかった側から曲がった木を注意深く切断し
ます (以下の章も参照:
圧のかかった木の玉切
)。
イラスト V
枝払い
危険
キックバック
命にかかわる切傷
枝払い作業の際には、ガイドバー/チェーンが挟まれ
ないように注意してください。
警告
枝払い時の重量配分の変化
幹の制御不能な動きによる負傷の危険
危険が生じないような作業領域を選択してください。
成長の方向に枝払いをします。
イラスト W
上から下に向かって枝を切ります。
木を地面の上に保持するためのサポートとして、
大きな枝を下に残します。
チェーンソーを可能な限り支えてください。
幹を立てた状態で枝払いしないでください。
ガイドバーの先端で切断作業をしないでください。
かかり木により曲がった枝に注意してください。
曲がった枝は下から上に切ります。
一度に複数の枝を切らないでください。
切り落とされた枝は定期的に作業エリアから取り
除いてください。
玉切りをする
危険
チェーンソーの制御不能な動き
深い切り傷による生命の危険性
作業の前にあらかじめ切断作業の内容を計画し、危険
を認識してください。
チェーンソーは常に両手でしっかりと持ってくださ
い。
注意
地面との接触によるチェーンの損傷
チェーンが地面に触れないようにしてください。
1. チェーンソーをスパイクバンパーの位置に置きま
す。
2. 幹を均等に切断します。
圧のかかった木の玉切り
危険
チェーンソーの制御不能な動き
命にかかわる切傷
圧のかかった木を玉切りするときは、圧のかかった側
で負荷を取るための切断から始め、張力側で切り離し
のための切断の順序に従ってください。
幹は2つの側で支えます:
a 圧のかかった側で負荷を取る切断については、
幹の直径の約1/3を上側から切り口を入れま
す。
イラスト X
b 張力側に下からカットを入れます。
幹は片側で支えます:
a 圧のかかった側で負荷を取る切断については、
幹の直径の約1/3を下側から切り口を入れま
す。
イラスト Y
b 張力側に上からカットを入れます。
充電式電池パックの取外し
注意事項
長時間作業を中断する場合は、機器から充電式電池
パックを取外し、不正使用から保護してください。
1. 充電式電池パックのロック解除ボタンを充電式電
池パックの方向に引きます。
イラスト Z
2. 充電式電池パックのロック解除ボタンを押して、
充電式電池パックのロックを解除します。
3. 充電式電池パックを機器から取出します。
運転の終了
1. 充電式電池パックを機器から取出します (参照;
 章
充電式電池パックの取外し
)。
2. 機器を洗浄します (参照; 章
機器の清掃
)。
搬送
注意
重量無視
怪我と損傷が引き起こされる危険
輸送の際には装置の重量に注意してください。
注意
無制御の入電
切り傷危険
充電式電池は運搬前に機器から取り外してください。
チェーンソーは、チェーンカバーを取り付けた状態で
のみ運搬してください。
1. 充電式電池パックを取外します (参照; 章
充電
式電池パックの取外し
)。
2. ハンドガード/チェーンブレーキレバーをガイド
バーに向かって押します
イラスト N
チェーンブレーキがかかります。
3. チェーンカバーを取り付けます。
イラスト F
4. チェーンソーは必ずハンドルを持ち、ガイドバー
を後ろに向けて持ち運んでください。
5. 長距離を運ぶ際にはチェーンオイルタンクを空に
してください。
a チェーンオイルタンクのふたを取り外します。
イラスト G
b チェーン潤滑油を適切な容器に入れます。
c チェーンオイルタンクのふたを締めます。
6. 車両での搬送時には、機器の滑りあるいは転倒を
防止してください。
保管
注意
重量無視
怪我と損傷が引き起こされる危険
保管の際には装置の重量に注意してください。