KN4116
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Service Ports
セキュリティのためにファイアウォールが使用されている環境では、アドミニストレーターはファイア
ウォールで開放するポートを設定する必要があります。また、この場合、ユーザーはアクセスする際
にこのポートを指定しなければなりません。無効なポート番号が入力されていたり、ポート番号が入
力されていなかったりすると、製品にアクセスできなくなる場合があります。各項目の内容は下表の
とおりです。
項目
説明
Program Windows、Java の各クライアント(Web ブラウザ、またはアプリケーション)を
使って接続する場合、またはバーチャルメディア機能を使って接続する
場合に使用するポートです。デフォルトでは 9000 に設定されています。こ
の項目には 1024~65535 の整数値を設定してください。
デフォルトで設定されたポート以外のポートを使用する場合、Windows、
Java の各クライアントツールを使ってログインする際には、アクセスに使用
するポートを指定する必要があります。このとき、ポートが未指定であると
製品に接続することができなくなります。詳細は p.66「Windows クライアン
トからのログイン」、p.70「Java クライアントからのログイン」をご参照くださ
い。
HTTP Web ブラウザによるログインで使用するポート番号です。デフォルトでは
80 に設定されています。
HTTPS Web ブラウザによるログイン(暗号化通信)で使用するポート番号です。デ
フォルトでは 443 に設定されています。
注意:
1. これらのポートは重複しないように別々のポートを指定してください。
2. ファイアウォールをセットアップしている場合は、ユーザーがファイアウォールの
外側から製品にアクセスできるように「Program」、「HTTPS」の各項目で設定した
ポートをファイアウォール側でも開放する必要があります。