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Working Mode
◆ ICMP が有効になっている(「Enable ICMP」の項目にチェックが入っている)と、製品は ping へ
の応答を行い、ARP コマンドで IP アドレスを設定することができます。ICMP が有効になってい
ないと、製品は ping への応答を行わず、ARP コマンドでも IP アドレスの設定ができなくなりま
す。デフォルトでは有効に設定されています。
◆ Web ブラウザによる製品へのアクセスを許可する場合は、「Enable Browser」の項目にチェック
を入れてください。Web ブラウザによるアクセスが無効である場合は、アプリケーション版の
Windows クライアントまたは Java クライアントを使ってアクセスする必要があります。デフォルト
では有効に設定されています。
◆ 「Multiuser operation」の項目にチェックを入れると、最大 32 ユーザーが同時ログインし、リモ
ートバスを共有することができます。この項目が有効になっていないと、製品がリモートバスを
所有しているユーザー数(2 または 4)だけが同時にログインすることができます。デフォルトで
は有効に設定されています。
◆ 「Force all to grayscale」の項目にチェックを入れると、製品に接続されている全デバイスのリモ
ート画面はグレースケール表示になります。グレースケール表示にすることで、低帯域のネット
ワーク環境での I/O 転送速度を向上させることができます。
◆ 「Enable Device List」の項目にチェックを入れると、Windows クライアントのサーバーリストに製
品が表示されるようになります。この項目が有効になっていないと、製品がオンラインになって
いても、サーバーリストには名前が表示されなくなります。
◆ 「Enable Adapter ID」の項目にチェックを入れる(デフォルト)と、製品には各ポートで使用して
いるコンピューターモジュールの情報が格納されますので、コンピューターモジュールを別の
ポートに接続すると、そのコンピューターモジュールの情報は移動先のポートで確認すること
ができます。(p.54 参照)
この機能が無効になっていると、コンピューターモジュールを別のポートに接続した場合には、
そのモジュールのプロパティを移動先のポートで設定しなおす必要があります。(p.123 参照)