KN4116
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2 段階カスケード接続のセットアップ
KVM スイッチの最大ポート数を超えるサーバーを操作した場合は、最大 40 台の KVM スイッ
チをカスケード接続することで対応が可能です。2 段階のカスケード接続によって、最大 640 台
のコンピューターを操作することができます。
カスケード接続の構成では、KN2124v/KN2140v/KN4124v/KN4140v または
KN2132/KN4116/KN4132 が 1 段階目のユニットとして、また、本製品とのカスケード接続に使用
する KVM スイッチは 2 段階目のユニットとしてそれぞれ使用されます。
注意:
本製品には KH1516 等の KVM スイッチをカスケード接続することができます。対応
KVM スイッチの詳細については p.289 をご参照ください。
製品を 2 段階のカスケード接続の構成でセットアップする場合は、p.53 の接続図を参考にしな
がら以下の手順で作業を行ってください。
1. 製品以外の既存のデバイスを含め、セットアップするすべてのデバイスの電源が切られて
いることを確認してください。
2. カテゴリ 5e に対応した LAN ケーブルで、1 段階目の KVM スイッチの使用可能なポートに
コンピューターモジュール(p.28 参照)を接続してください。
3. 手順 2 で接続したコンピューターモジュールのキーボード、モニター、マウスの各コネクター
を、2 段階目のユニットのコンソール部分の対応するポートにそれぞれ接続してください。
注意:
1 段階目のユニットと 2 段階目のユニットの距離が 40m(または 50m)を超えな
いようにセットアップしてください。(最大延長距離はコンピューターモジュール
の種類により異なりますので、詳細はコンピューターモジュールの仕様をご確
認ください。)
4. KVM ケーブル(詳細はカスケード接続する KVM スイッチのマニュアルを参照)を使って、2
段階目のユニットとセットアップするコンピューターのキーボード、モニター、マウスの各ポ
ートを接続してください。