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Evolution UC-33e 初級編マニュアル はじめに Evolution UC-33e をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。この製品を使用して、PC/MAC のソ フトウェアをコントロールしたり、他のシンセサイザや音源モジュール、ドラムマシン、サンプラーなどの 外部 MIDI 機器をコントロールしたりすることができます。 UC-33e は、多種多様のパラメータをコントロールすることができます。MIDI CC データや RPN/NRPN データ、 MIDI バンクチェンジ LSB/MSB、16ch でのプログラムチェンジを送出することができるので、UC-33e だけ で簡単に MIDI システムをコントロールすることができます。 シーケンサソフトウェアやバーチャルインストゥルメントをご使用の場合は、UC-33e のプリセットメモリーを すぐにご利用頂けます。コントローラ類は、ご使用のソフトウェアにアサインされています。また、任意の機 能をアサインして、33 のメモリーロケーションのいずれかにセットアップ状態を保存することもできます。 ここでは、UC-33e に用意されたパワフルな機能をご
Evolution UC-33e 初級編マニュアル 目次:UC-33e 初級編マニュアル はじめに ............................................................................................................................................................... 1 UC-33e の主な機能 .............................................................................................................................................. 1 目次:UC-33e 初級編マニュアル .......................................................................................................................
Evolution UC-33e 初級編マニュアル コントローラのミュート .................................................................................................................................... 5 ドローバーモード................................................................................................................................................ 5 UC-33e プログラミングと編集 プログラミングオプション ................................................................................................................................ 8 編集で使用するコントローラの選択 ...
Evolution UC-33e 初級編マニュアル UC-33e 全体図 2 11 C33 PRESETS 1 9 2 3 4 10 C25 PROGRAM BANK LSB STORE BANK MSB 7 CTR MUTE SELECT C17 DEV.ID ASSIGN MEM.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル USB MIDI IN MIDI OUT POWER DC 9-12V ON OFF 12 16 13 14 15 1. MIDI アサイナブルな 70mm ストロークのフェーダ 9 本(F1 ∼ F9) 2. MIDI アサイナブルなロータリーコントローラ 24 個(C10 ∼ C33) 3. MIDI アサイナブルな 4 個のボタン(C34 ∼ C37) 4. MIDI アサイナブルな 10 個のボタン(C38 ∼ C47)。エディットモードでは、0 ∼ 9 の数値キーとして使用。 5. + ボタン/ - ボタン。2 つを同時に押すと、スナップショットコマンドを送出します。 6. 特定のファンクションキーを組み合わせて 2 つ同時に押すと、ドローバーモード、グローバル MIDI チャ ンネル、USB からの MIDI 出力の各機能を使用することができます。 7.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル パッケージの内容 Evolution UC-33e のパッケージには、以下の製品が入っています。 • UC-33e コントローラ本体 •初級編マニュアル • Evolution インストーラ CD-ROM • USB ケーブル • 4 枚のオーバーレイ(セッティングシート) 欠品のあった場合には、お手数ですが本製品をお買上げ頂いたディーラーまでご連絡下さい。 マニュアルについて 本書では、UC-33e の基本的な操作について説明しています。P.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル Windows 98/ME でのドライバインストール コンピュータを起動します。 1. Evolution インストーラ CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。 2. インストーラの画面が自動的に表示されます。表示されない場合は、 [スタート]メニューから[ファイル名を指 定して実行]を選択し、 d:¥autorun と入力(CD-ROM ドライブが D ドライブの場合)して、 Enter キーを押します。 [Driver]をクリックします。 3. 4. 画面上の指示に従って、インストールを行います。 5. インストールが完了したら、セットアップを終了します。 6.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル UC-33e OMS ドライバのインストール 1. OS 9 ウィンドウ内の USB Drivers Installer をドラッグして、デスクトップに移動します。 2. アイコンをダブルクリックします。ウィンドウが表示されたら、 [Open]をクリックします。 3. 4. デスクトップ上に新たに作成された USB Drivers Installer をダブルクリックします。 [Install]をクリックします。 ドライバは自動的にシステムフォルダの正しい場所にインストールされます。 5. ドライバのインストールが完了したら、 [Restart]をクリックします。 6. UC-33e の電源オン/オフスイッチ(図中 15)をオンにします。 OMS のセットアップ OMS セットアッププログラムを起動します。 1. 2.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル UC-33e の概要 これで、ドライバなどのインストール作業が終了しました。ここからは UC-33e について説明します。 UC-33e は次のようなコントローラを備えた USB コントローラです。 • ALPS 製のフェーダ 9 本(F1 ∼ F9)(図中 1) • ロータリーコントローラ 24 個(C10 ∼ C33)(図中 2) • MIDI ボタン(B34 ∼ B47)(図中 3・4) 合計 47 個のコントローラはすべて MIDI アサイナブルです。また、 8 個のファンクションキー(図中 6・7・8・9) やバックライト付き LCD ディスプレイ(図中 11) 、4 つのワンタッチプリセット呼出しボタン(図中 10)など も用意されています。8 個のファンクションキーには、様々なプログラミングや操作を割り当てることができ ます。バックライト付き LCD ディスプレイには、 現在操作している内容の情報が表示されます。4 つのワンタッ チプリセット呼出しボタンを使用すると、UC-33e のプリセット 1 ∼ 4 を簡単に呼び出すことができます。
Evolution UC-33e 初級編マニュアル Native Instruments B4 UC-33e で、Native Instruments 社の B4 を聞いてみましょう。このプリセットをインストールしていない場 合は、まず Evolution インストーラ CD-ROM のデモ演奏を聞いてみて下さい。 1. ワンタッチプリセット呼出しボタン 2(図中 10)を押します。 現在のプリセット 2 の B4 が選択されます。 2. B4 が起動します。 3. B4 が UC-33e からの信号を受信していることを確認します。 4. B4 オーバーレイ(セッティングシート)を UC-33e の上に置きます。 これで、どのコントローラがどの機能にアサインされているかが分かります。 5. ウィンドウの右上に表示されている B4 のロゴマークをクリックし、Keyboard View から Control View に切り換えます。 6.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル Native Instruments FM7 FM7 のプリセットを操作するには、FM7 にセットアップファイルをロードする必要があります。 1. FM7 を起動します。 2. FM7 の [Master] セクションを選択します。 3. FM7 の Controller Define ウィンドウで、[Load] をクリックします。 4. Evolution インストーラ CD-ROM 内の UC-33e Application Files フォルダを選択します。 5. UC-33e.f7c ファイルを選択します。 6. ファンクションキー RECALL (図中 7)を押します。 7.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル 8. UC-33e ドライバを選択します。 9. [OK] をクリックして Device Setup を閉じます。 10. [Device] メニューから [Generic Remote] を選択し、Generic Remote ウィンドウを開きます。 このウィンドウで各項目を選択することにより、1 ∼ 48 のマルチチャンネルとチャンネルストリップを 簡単に切り換えることができます。 11. UC-33e で、プリセット 1 を選択します。 プリセット 1 では、ソフトウェアの Generic Remote ウィンドウでどのセッティングが選択されているか によって、チャンネル 1 ∼ 8,17 ∼ 24,33 ∼ 40 をコントロールします。 12.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル Evolution Sound Studio Pro II 1. プリセット 12 を選択します。 2. Evolution インストーラ CD-ROM の Demo フォルダから、Sound Studio Pro II Demo をインストールし ます。 3. Sound Studio Pro II Demo を起動します。 4. [Options|MIDI Devices] メニューで、MIDI IN のデバイスに UC-33e が選択されていることを確認します。 また、MIDI OUT にはご使用のサウンドカードを選択します。MIDI OUT では、1 種類のデバイスだけ を選択して下さい。 5. トラックウィンドウで、[Multitrack Record] を選択します。 6.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル プリセットの保存と並べ換え UC-33e のプリセットについてよく理解できたら、次にプリセットを任意の順に並べ換えをしたり、保存し たりしてみましょう。頻繁に使用するプリセット(4 つまで)は、ロケーション 01 ∼ 04 に保存しておくと、 ワンタッチプリセット呼出しボタンで簡単に呼び出すことができるので便利です。 プリセットは UC-33e の ROM に保存されているので、いつでも元の状態に戻すことができます。 ここでは、例としてプリセット 28 の GS/XG/GM2 Synth Control を 03 に移動します。 1. ファンクションキー RECALL (図中 7)を押します。 2. 数値キー(図中 4)を使用して、 28 と入力します。 3. ファンクションキー STORE (図中 9)を押します。 4.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル プログラミング操作の基本 プリセットについてよく理解できたら、次に基本的な設定のプログラミングと変更を行います。 ここでは、Reason を例として手順を説明します。 1. Reason を起動します。 2. Reason で任意のトラックを選択し、MIDI データが受信されていることを確認します。 3. そのトラックにアサインされているデバイスを Reverb に変更します。 トラックの矢印ボタンをクリックし、マウスボタンを押したままにすると、 Reverb に変更することが できます。 4. UC-33e のファンクションキー RECALL (図中 7)を押します。 5. 数値キー(図中 4)を使用して、 33 と入力します。 このプリセットは比較的シンプルな構造なので、新たにプログラムを始める際のベースとして使用する と便利です。 6. フェーダ 1(図中 1)を動かします。 7. ファンクションキー ASSIGN (図中 7)を押します。 8.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル UC-33e をスタンドアローンで使用する UC-33e は、コンピュータに接続しないでスタンドアローンで使用することができます。この場合は、電源 アダプタ(P.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル MIDI コントローラキーボードや UC-33e から各セットアップをインタラクティブにコントロールするには、 さまざまな方法があります。最初の 4 つのフェーダからは MIDI チャンネル 1 ∼ 4 に、次の 4 つのフェーダ からは MIDI チャンネル 8 ∼ 12 に送出するように設定します。ボリュームをコントロールするには、各フェー ダから MIDI コントローラナンバー 7 が送出されるように設定します。 同じ MIDI チャンネルを使用して、ロータリーコントローラでフィルタレゾナンスやカットオフ、パンをコ ントロールするよう設定することができます。音源モジュール(a)が XG 対応音源の場合は、一番上のロー タリーコントローラには MIDI コントローラナンバー 74 を割り当ててカットオフをコントロールし、次の ロータリーコントローラには 71 を割り当ててレゾナンスをコントロールすることができます。パンをコン トロールするには、MIDI コントローラナンバー 10 を割り当てます。音源モジュール(b)が GS 対応音源 の場合は、第 2
Evolution UC-33e 初級編マニュアル トラブルシューティング • インストールを終えて演奏を始めたら、コントローラが突然動作しなくなった 電源スイッチをオフにして 10 秒ほど待ち、コンピュータを再起動して使用してみて下さい。それでも問題 が解決しない場合は、ドライバを再インストールして下さい。 • デバイスマネージャではドライバが認識されていて、通常に動作しているように見えるが、ソフトウェ アでは UC-33e を認識することができない Windows 2000 や Windows XP では、一度にインストールすることができる MIDI デバイスドライバの数に制 限がありますが、その最大数に達している場合でも、警告などが表示されることはありません。このため、 ドライバは問題なくインストールされているように見えます。 解決方法:エムオーディオジャパンの Web サイト http://www.m-audio.co.jp/dowanload/index.html を開き、 この問題に関するリンクをクリックして下さい。リンク先から実行ファイル(.
Evolution UC-33e 初級編マニュアル お問い合わせについて 安全上のご注意 技術的なお問い合わせについて Evolution 製品本体内に取り付けられている電子部 品・基板の配線パターン、USB コネクタ部分に無 不明瞭な部分・疑問点などございましたら、株式 理な力を加えたり、部品を分解したりしないで下 サービスまでお問い合わせ頂く前に、株式会社エ さい。感電、火災、故障などの原因になります。 ムオーディオジャパン Web サイトの FAQ 情報、本 次のような場所での使用や保存はしないで下さい。 ユーザーズガイド共ご確認下さい。 会社エムオーディオジャパンカスタマーサポート 温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、 暖房機器の近く、発熱する機器の近くなど) 株式会社エムオーディオジャパンカスタマーサ 水気の近くや湿度の高い場所・ホコリの多い場所・ ポートサービスをご利用になる場合は、お客様のお 振動の多い場所 名前・製品名・製品のシリアルナンバー・コンピュー タの機種名およびスペックの詳細(CPU・メモリ搭 製品保証について 載量・接続している周辺機器