Sono 88 日本語 ユーザーガイド
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 1 はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3 ProKeys Sono 88の特徴 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4 製品パッケージ内容. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 2 Latency(レイテンシー). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 About(アバウト). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27 MIDIデータをコンピュータと送受信する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 3 はじめに M-AudioのProKeys Sono 88をお買い上げ頂きまして誠に有り難うございます。ProKeys Sono 88は、88鍵盤セミウエイテッド、ベロシティ・センシティブのデジ タルピアノ、USBオーディオ・インターフェイス、MIDIコントローラを統合したオールインワンの便利なパッケージです。スタンドアロンのデジタルピアノとして収録さ れているプレミアム・キーボードのサウンドで演奏したり、ProKeys Sonoにマイクロフォンとギターを接続し同梱されている音楽ソフトウエアを使用してコンピュー プロデュースしたりすることができます。ProKeys Sonoは、 コンピュータを即時に多様性のある音楽スタジオに変えるための全て タで演奏をレコーディング、編集、 を提供します。 ProKeys SonoをUSBケーブルでコンピュータに接続すればクラスコンプライアント(OS標準ドライバで動作)の機器として認識されます。つまりドライバを別途、 インストールしなくてもコンピュータはProKeys Sonoを認識し、内蔵のMIDIインターフェイ
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド ProKeys Sono 88の特徴 キーボード部: | オーディオ・インターフェイス部: ベロシティ対応の88鍵セミウエイテッド・キーボード 16-bit/44 1kHz、入出力2系統のオーディオ・インターフェイス 7種類の高品位な音色を収録(グランド・ピアノ、ブライト・ピアノ、電子ピ XLRマイクロフォン/1/4インストゥルメント/RCA入力端子装備 オルガン、 クラビネット、 ストリングス、 クワイヤ) アノ、 リア・パネルに1/4メインの出力端子2系統装備 128音色収録のGM音源内蔵でMIDIファイルの再生可能 フロント・パネルにヘッドフォン出力端子2系統装備 レイヤー・モードで2音色を同時に演奏 シグナル/ピークLED装備の専用インストゥルメント/マイクロフォン・ゲ リバーブ及びコーラス・エフェクト搭載 イン・コントロールノブ装備 ピッチベンド・ホイール装備 ほぼゼロのレイテンシーでモニタリング可能なダイレクト・モニタリング
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 5 最低システム必要条件 スタンドアロン・モード スタンドアロン・モードは 、コンピュータで ProKeys Sono を 使用しない 場合 のモードです 。スタンドアロン・モードで ProKeys Sonoを使用する場合には、9V 500mAセンター・プラスの電源アダプタ(別売)が必要です。 USBバス電源モード USBバス電源モードでは、USBケーブルを使用してProKeys SonoをPCまたはMacに接続します。ProKeys Sonoを コンピュータで使用するには、使用するコンピュータのシステムが以下の条件を満たしている必要があります: USBタイプの外部電源アダ プタ (別売) M-Audio ProKeys Sono 88 Windows XP(SP2)3 • Pentium® III 1GHzまたはAMD K7 Athlon 1GHz(ノートパソコンにはこれ以上のCPU が必要です) Windows Vista 32-bit • Pentium ® IV 1 6G Hz また は AM D Athlon XP 2800+(ノー
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 6 コントローラとコネクタ トップパネル図解 7 8 9 10 6 11 12 13 14 15 5 4 3 2 1 16 トップパネル解説 1 モジュレーション・ホイール(Modulation) :このコントローラは、特定のエフェクトの強さを変更することで演奏に豊かな表現力を加えるために使用しま またはトレモロ をコントロールします。モジュレーション・ す。モジュレーション・ホイールは通常、選択した音色のビブラート (音程が変化) (ボリュームが変化) コントローラのMIDIデータの範囲は0から127で、0 (ホイールを手前いっぱいに回転)は音色に変更がない設定です。ピッチベンド・コントロールと同様に、 実際のモジュレーションの量は音色の設定に依存します。 モジュレーション・ホイールはモジュレーション (MIDI CC 1)以外のMIDIパラメータをコントロールするよう割当てることができます。本ユーザーガイドの 「編集モードにおけるProKeys Sonoの応用機能」のセクションを参照して下さい。 2 ヘッドフォン出力(P
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 9 | 7 モノ・ボタン(Mono) このボタンがマイクロフォン/インストゥルメント/Aux入力端子からの入力をミックスしてスピーカーやヘッドフォン :デフォルトでは、 ステレオ・パノラマの中心 で聞くことができます。このボタンが有効の時、入力シグナルはステレオ・スピーカーやヘッドフォンの左右両方に同量が送信され、 に出力されるように聞こえます。 デフォルトではモノ・ボタンはどのように聞こえるかにだけに影響します 。言 い 換 えれば 、モノ・ボタンを有効にしても 、マイクロフォン、インストゥルメン ト、Aux入力端子からの入力シグナルはコンピュータで、左右別のチャンネルに別れて送信され、音楽ソフトウエアではマイクロフォン入力は左チャンネル、 インストゥルメント入力は右チャンネルに送信されます (Aux入力の左右のチャンネルは音楽ソフトウエアでそれぞれ左右のチャンネルに送信されます)。 また、入力シグナルをモニタリングで聞こえる通りに録音するようモノ・ボタンの機能を変更することもできます。モノ・ボタンの機能を変更する方法は、 「編 集モードにおけるPro
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 8 リアパネル図解: 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 :これらの 端子 は、アンバランスTS のメイ 17 ¼メインのオーディオ出力( Output R̶ L/Mono ) ヒント:ProKeys ンのオーディオ 出力 で 、ミキサー 、パワード・スピーカー 、アンプリファイヤ 等 に出力します 。この Sono の Auxiliar 入力端 子 は 入 力 ゲイン・ノブを 装 備して いませ ん 。 時、ProKeys Sonoに収録されているピアノ・サウンドとキーボードの全ての入力端子(マイク、イ そ の た め 、これら の 入 力 端 子 の ボリュー ム からのシグナルとコンピュータからのオーディオ・シグナルがミックスされて ンストゥルメント、Aux) は 入 力 ソー ス 側 で 調 節 し 、入 力 シグ ナ ル が 出力されます。モノラル(1チャンネル)の機器またはアンプリファイヤを接続するには左側の1/4 ProKeys Sono の 入力端子 でクリッピング( 出
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 9 ハードウエアの接続 オーディオ入力端子 ダイナミック・マイクロフォンは、ProKeys Sonoのリアパネルに装備されたXLR入力端子に接続し、ギターやベース等の楽器は、XLR入力端子の横にある1/4 入力端子に接続します。これらの2つの入力端子には、それぞれ独立したプリアンプが内蔵され、シグナル/ピークLED装備の専用ゲイン・コントロール・ノブが装備 されています。アナログRCA Auxiliary入力端子2系統もリアパネルに装備されており、 これらの入力端子からのシグナルはマイクロフォン/インストゥルメント入 力とミックスされてからUSB接続を経由してMacやPCにルーティングされます。 オーディオ出力端子 ProKeys Sonoのリアパネルに装備されている1/4出力端子2系統には、パワード・モニター、アンプ、ミキサー等を接続します。フロントパネルに装備されている 1/4ステレオ・ヘッドフォン出力端子には、ヘッドフォンを2台まで接続してモニタリングすることができます。 MIDI接続 ProKeys SonoとコンピュータはUSB経由でM
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 10 接続例 以下にProKeys Sonoを外部ハードウエアに接続する場合のセットアップ方法を2例、紹介します。 ギター マイク 0RO+EYS 3ONO (リアパネル) /UTPUT 2 ,<-ONO !UX )NPUT 2 , )NSTRUMENT -ICROPHONE 3USTAIN -)$) /UT 6 $# 53" パワード・モニター コンピュータ #$プレイヤー セットアップ例1 セットアップ例1:ProKeys Sonoのマイクロフォン入力端子にマイクロフォンを接続し、インストゥルメント入力端子にエレキギターを接続します。Aux入力端子 Sonoのメインの出力端子にはモニタリング・システム(本例ではパワード・スピーカー)を接続します。USBケーブルで 接続されたコンピュータから電源を供給されます。コンピュータの音楽ソフトウエアはオーディオ/MIDIデータの入出力全てを処理することができます。詳しい説 明は本ユーザーガイドの「ProKeys Sonoをコンピュータと使用する」を参照して下さい。 にCDプレイヤーを
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 11 -)$)出力 0RO+EYS 3ONO (リアパネル) /UTPUT 2 ,<-ONO !UX )NPUT 2 , )NSTRUMENT -ICROPHONE 3USTAIN -)$) /UT 6 $# 53" パワード・モニター コンピュータ セットアップ例2 セットアップ例2:ProKeys SonoのAux入力端子にはドラムマシンを接続し、メインの出力端子にはパワード・スピーカー1ペアを接続します。ProKeys Sono の MIDI Out端子にはドラムマシンの MIDI入力端子を接続します。コンピュータにインストールされている音楽ソフトウエアはUSB経由でオーディオ/MIDI データを処理します 。ProKeys Sonoとコンピュータがどのようにオーディオ/MIDI データをやりとりするかについての 詳しい 説明 は本 ユーザーガイドの 「ProKeys Sonoをコンピュータと使用する」を参照して下さい。 このセットアップにより以下の操作が可能になります: 1 ProKeys Sonoキーボードまたはコンピ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 12 ProKeys Sonoをスタンドアロンのインストゥルメントとして使用する スタンドアロン・モードは、ProKeys Sonoをコンピュータで 使用しない 場合 のモードです 。スタンドアロン・モードで ProKeys Sonoを使用 する場合には、9V 500mAセンター・プラスのUSBタイプ電源アダプタ(別売)が必要です。 注意:ProKeys Sonoは2種類の電源ソースから電源供給を受けることができますが、実際にProKeyes Sonoが動作するた めに必要な電源ソースは1種類だけです。つまり、電源ソース1つ(例:USBタイプの電源アダプタ)がProKeys Sonoに接続 されていれば、2つ目の電源ソース を接続する必要はありません。 (例:9V、500mAの電源アダプタ) ProKeys Sonoはスタンドアロンのインストゥルメントとして動作し、高品位な音色7種類とGM音源のサウンド全てを提供します。収録されているサウンドに加え て、ProKeys SonoのMIDI Out端子に接続されているシンセサイザーや音源モジュー
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 13 MIDIをレイヤー・モードで使用する レイヤー・モードは解除されます。 任意のボイス・セレクト・ボタンを1つ押すと、 レイヤー・モードは外部に接続したMIDI機器 5を関連して使用することもできます。レイヤー・モードが有効の時、ProKeys SonoはMIDIチャンネル1でMIDI メッセージを送信し続けますが、同じMIDIノートをMIDIチャンネル2でも送信しレイヤーされる2番目のボイスを送信します。 外部シンセサイザーでMIDIチャンネル1と2がMIDI情報を受信し、それぞれを異なるインストゥルメントのサウンドにルーティングされるよう設定します。キー ボードを演奏すると外部シンセサイザーを使用してレイヤーされたサウンド・エフェクトが作成されます。 5 マルチ・ティンバーのMIDI機器 (同時に2種類以上のサウンドを演奏することができる機器)が必要です。 注意:ProKeys Sonoがデフォルトのチャンネル1以外のチャンネルでMIDIメッセージを送信するよう設定されている場 合、2番目のボイスについての情報が送信されるMIDIチャ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 14 ProKeys Sonoをスタンドアロンのマイクロフォン・プリアンプリファイヤ/ミキサーとして使用する ギター マイク 0RO+EYS 3ONO (リアパネル) /UTPUT 2 ,<-ONO !UX )NPUT 2 , )NSTRUMENT -ICROPHONE 3USTAIN -)$) /UT 6 $# -)$)出力 パワード・モニター !#電源アダプタ ヒント:ProKeys Sono の M I D I Out 端 子 へ 外 部 M I D I シンセ サ イ ザ ー また は 音 源 モジュー ルを 接 続します 。外 部 M I D I 機 器 のライン 出 力 端 子 を ProKeys Sono の Aux 入 力 端 子 へ 接 続 します 。P roKe ys S o no の 鍵 盤 を 演 奏 すると 、外 部 M I D I 機 器 の M I D I サ ウンドがトリガ ー さ れ、ProKeys Sonoのメインの出力端子から聞くことができます。 ProKeys Sonoは簡単なライブ・パ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 15 Windows環境でのProKeys Sonoの基本的なセットアップ方法 Windowsドライバのインストール方法は製本版クイックスタートガイドに記載されています。 ProKeys Sonoは自動的にコンピュータに検知されるため、M-Audioドライバ・ソフトウエアをインストールする必要はありませんが、ProKeys Sonoドライバをイ ンストールするとオーディオのパフォーマンスが向上し、以下の通り追加のプロフェッショナルな機能にアクセスが可能になるため、M-Audioドライバのインストール を推奨します: 低レイテンシーでソフトウエア・モニタリング: ソフトウエア・シンセサイザーを演奏したり、 アクション から 低レイテンシーでソフトウエア・モニタリングを行うことで、 (例:キーを押す、ギターを引く、歌を歌う) スピーカーやヘッドフォンでサウンドを聞くまでにかかるレイテンシーを最小に抑えて音楽ソフトウエアでオーディオ入力をモニタリングすることができます。 マルチクライアントでMIDIを操作: この機能は同時に2つ以上の音楽ソフ
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 16 Mac OS XでProKeys Sonoをセットアップする ProKeys SonoはM-Audioドライバ・ソフトウエアをインストールしなくてもコンピュータに認識されますが、ProKeys Sonoに対応するPro Tools M-Powered softwareで使用する場合は、M-Audioドライバをインストールする必要があります。 ➜重 要:ドライバのインストールの前に、コンピュータにProKeys Sonoが接続されていないことを確認して下さい。 以下の手順で指示があるまでProKeys Sonoをコンピュータへ接続しないで下さい。 1 M-Audioのウエブサイトwww m-audio jpのサポート>ドライバ/アップデータのページから最新のProKeys Sonoドライバをダウンロードして下さい。 ウエブサイトには、常に最新のドライバがアップロードされています。コンピュータがインターネットに接続されていない場合は、製品に付属するM-Audio ドライバをインストールします。 ProKeys Sonoドライバと関連書類の収
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 17 ProKeys Sonoをコンピュータと使用する ProKeys Sono は 様々 な 特徴 を 装備し、コンピュータに搭載 されている音楽ソフトウエアで 使用 すると可能性 は 無限大 です 。本 ユーザーガイドで 前述 の 通 り、ProKeySonoは数種類の機器を一つの製品にまとめたものです。これらの機能は多くの方法でコンピュータ・ソフトウエアと連動させることができます。音楽ソフト ウエアは通常、様々な種類のトラックを提供するため、ProKeys Sonoの数多くの特徴を活用することができます。 ProKeys Sonoでは「オーディオ」と「MIDI」の2種類のデータを送受信します。オーディオはラジオ、テレビ等で電源を入れると聞こえてくるサウンドで、日常的に経 験する種類のデータです。オーディオはマイクロフォンやエレキギター/ベース等のインストゥルメントからスピーカーやアンプリファイヤへ送信されるシグナルです。 これに対してMIDIプロトコルはシンセサイザー、音源モジュール、キーボード、 コンピュータのソフトウエアに収録されているバーチ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 18 マイクロフォンからオーディオ・ トラックに録音する 12:02:101 Song1 Add A Track 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 USB 30 Audio Out Mic Audio Out Instr USB Audio Out Aux Stereo Audio Out Virtual Inst MIDI Active MIDI Sono 88 Voices MIDI Active MIDI Sono 88 MIDI Output MIDI Active 音楽ソフトウエア USB USB パワード・モニター ProKeys Sono 88 このシナリオでは、 ProKeys マイクロフォン Sonoでマイクロフォン入力を録音するためのオーディオ・インターフェイスとして使用し ます: マイクロフォンの出力シグナルはProKeys ヒント:ProKeys Sono のマイクロ フォン入力 からのシグナルは、通常、
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 19 インストゥルメントをオーディオ・ トラックに録音する 12:02:101 Song1 Add A Track 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 Mic Audio Out Instr Audio Out USB 2 Audio Out Aux Stereo USB Audio Out Virtual Inst MIDI Active MIDI Sono 88 Voices MIDI Active MIDI Sono 88 MIDI Output MIDI Active 音楽ソフトウエア USB ProKeys Sono 88 USB インストゥルメント パワード・モニター 先に解説したシナリオと同様にProKeys Sonoはオーディオ・インターフェイスとして使用しますが、本例はインストゥルメント入 をコンピュータに録音します。 力を使用してエレキギター(またはベース) ギターの出力シグナルはProKeys Sonoの1/4インス
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 20 Aux入力をオーディオ・トラックに録音する 12:02:101 Song1 Add A Track 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 Audio Out Instr Audio Out Audio Out Aux Stereo USB 30 Mic Audio Out Virtual Inst USB MIDI Active MIDI Sono 88 Voices MIDI Active MIDI Sono 88 MIDI Output MIDI Active 録音ソフトウエア USB RCA ProKeys Sono 88 音源モジュールまた はCDプレイヤー USB パワード・モニター ここでも同様にProKeys Sonoはオーディオ・インターフェイスとして使用しますが、本例ではAux入力を使用して外部 を録音します。 機器(音源モジュール、CDプレイヤー等その他のラインレベルの機器) ヒント:ProKeys 外部機器
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 21 MIDIトラック: MIDIトラックにはProKeys Sonoキーボードで演奏したノートをMIDIデータとして録音することができます 。MIDIトラックを使用すると、録音されたそれ ぞれのノートのあらゆる特徴を簡単に変更 することができるという利点 があります 。例 えばレコーディングが 終了してからインストゥルメントのピッチ 、音 の 継続時間を変更したり、インストゥルメント自体 の 音を変更 することもできますが 、MIDIトラックを再生 するには常にMIDI 機器を接続しておく必要 がありま す。ProKeys Sonoにはサウンドエンジンが搭載され、標準General MIDI規格に基づく128種類の音色(ProKeys Sonoのプレミアム・サウンド7種類を含む) が含まれます。更に、音楽ソフトウエア内でバーチャル・インストゥルメント・ソフトウエアを使用するよう選択したり、MIDI音源モジュール(別売) をProKeysSono のMIDI Out端子に接続すれば、サウンドの選択肢は更に広がります。 以下、典型的な音楽ソフトウエ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 22 MIDIを録音し、ProKeys Sonoに収録されているサウンドをトリガーする 12:02:101 Song1 Add A Track 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 注意:ほとんどの MIDI 録音ソフトウエアで 22 24 26 28 Audio Out Mic アがこのように 動作 するよう設定 されてい ウンドを 使 用して い れば 、音 楽 ソフトウエ て、 MIDI Active MIDI Sono 88 Voices MIDI Active されます 。この 場合、ProKeys 「ProKeys Sono Voices」 端子 の 側 でも 収録 されているサウンドを 直接ト リガーします 。ProKeys Sono からトリガ ーされるサウンドと、音楽ソフトウエアから ProKeys Sono へMIDIシグナルがもどる ために再生されるサウンドと、つまり同じノー MIDI Active 録音ソフトウエア MIDI (USB経由) Sono の
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 23 MIDIを録音して外部音源モジュールのサウンドをトリガーする 12:02:101 Song1 Add A Track 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 Mic Audio Out Instr Audio Out Audio Out Aux Stereo Audio Out Virtual Inst MIDI Active MIDI Sono 88 Voices MIDI Active Sono 88 MIDI Output MIDI MIDI (USB 経由) MIDI Active 録音ソフトウエア MIDI (USB経由) MIDI RCA MIDI (USB経由) 「ProKeys Sono MIDI Out」 端子 パワード・モニター ProKeys Sono 88 「MIDI Out」機 能、 編集モードで 切り替え可能 ヒント:外部音源モジュールの出力を音 楽ソフトウエアでオーディオとして録音 するには、本章 の「
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 24 ProKeys Sonoのオーディオ設定とコントローラ マイクロフォンとインストゥルメント入力端子を使用する ProKeys Sonoのマイクロフォン入力とインストゥルメント入力を音楽ソフトウエアに録音する: 1 音楽ソフトウエアの設定メニューでオーディオ入力機器に「ProKeys Sono 88」または「USB Audio Interface 10」を選択する。設定方法について は音楽ソフトウエアの取扱説明書を参照して下さい。 2 音楽ソフトウエアの設定メニューでオーディオ出力に「ProKeys Sono 88」または「USB Audio Interface 10」を選択する。設定方法については音 楽ソフトウエアの取扱説明書を参照して下さい。 ProKeys Sonoにはマイクロフォン(チャンネル1)入力とインストゥルメント(チャンネル2)入力にハイ ゲイン、低ノイズのプリアンプが 装備 されています 。チャンネル 1には XLR 端子 が 装備 された 低 インピ ーダンスの 入力端子 が 装備され 、ダイナミック・マイクロフォンの
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 25 Aux入力を使用する ProKeys Sonoには「Aux Input」と書かれたラインレベルの入力端子2系統が装備されています。こ ドラムマシ れらのRCA入力端子はライン・レベルのシグナルを出力する任意のソース (シンセサイザー、 からのシグナルを受信するようデザインされています。 ン、CDプレイヤー等) ヒント:Ableton Live Lite等の音楽ソフトウ エアを使用してMIDIファイルを演奏し外部シ ンセサイザーへ 送信しシンセサイザーの 出力 Ableton Live Lite等の音楽ソフトウエアを使用する場合、ラインレベルの出力端子を装備する任意の をコンピュータへ 録音 することができます 。こ ソース (CDプレイヤーやドラムマシン等)からオーディオをコンピュータへ録音することができます。 れによりソフトウエアの「プラグイン」エフェク トを録音したトラックへ 適用 することができま ➜重 要:デフォルトではAux入力とインストゥルメント/マイクロフォン入力とProKeys Sonoに 収録されているサウン
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 26 典型的なダイレクト・モニタリングの応用としては、マイクロフォンとギターをリアパネルにあるインストゥルメント入力端子に接続します。任意のモノラルのトラッ クでチャンネル1を録音し、もう一つのモノラルのトラックでチャンネル2を録音するよう設定します。コンピュータの音楽ソフトウエアでチャンネル1と2を録音可 能な状態に準備し、ProKeys Sonoのゲイン・コントロールを使用して録音レベルを設定します。次にダイレクト・モニタリングを設定すると録音可能な状態になり コンピュータから再生されるトラックと比較しながらダイレクト・モ ます。コンピュータに既に録音されているトラックを聞きながらマイクとギターを録音する場合、 ニタリング・レベルを設定します。 ➜ 重要:ダイレクト・モニタリング・ノブは、ProKeys Sono のオーディオ入力端子に入力される全てのオーディオ・シ グナルのモニタリングを有効にします。また、バーチャル(コンピュータのソフトウエアベースの )MIDIインストゥ ルメントを聞くためには音楽ソフトウエアの方で ProKeys So
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 27 (Windowsのみ) ProKeys Sonoのオーディオ・コントロールパネル・ソフトウエア ProKeys Sono のコントロー ル パネ ル・ソフトウエアから 特定 のオーディオ・ハ ードウエア・パラメータやステータスの 表示 にアクセスすることが できま す。ProKeys Sonoのドライバをインストールするとコントロールパネル・ソフトウエアも同時にコンピュータ・システムにインストールされます。 ProKeys Sonoのコントロールパネル・ソフトウエアのアイコン( はタスクバーに表示されていますが、 ) Windowsのコントロールパネルからもアクセスできます。 M-Audioコントロールパネルのアイコンをダブルクリックしてコントロールパネル・ソフトウエアを起動します。 (レイテンシー) Latency レイテンシーとは、 オーディオ入力のシグナルがコンピュータを通過し、ProKeys Sonoの出力端子でオーディオとして出力されるまでにかかる時間(遅れ)とし レイテンシーを調整することもできます。 て定義されています。こ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 28 MIDIデータをコンピュータと送受信する MIDIに精通していなければ、コンピュータとProKeys SonoがMIDIをコミュニケーション・プロトコルとして使用し、互いに通信するという方法を理解するのが難し いかもしれません。ここで理解しておくべき基本原則は、MIDIはコントロール・プロトコルであり、MIDI接続により2つの機器 (ProKeys Sonoとコンピュータ)が実際 のオーディオシグナルではなく指令を交換することができることです。言い換えれば、ProKeys Sonoのキーボードの任意の鍵盤を押すと、MIDI情報がコンピュータ ここではMIDI接続で実際のオーディオ・シグナルは通信されません。 (ProKeys Sonoとコンピュータ)へ送信され、特定のノートを特定の「ベロシティ」で再生し、 下図ではMIDIノート・メッセージがMIDI接続により転送され録音後にMIDI音楽ソフトウエアに表示されている典型的な例を紹介します。 { Ó £ Î Ó £ { x Î 図 の 左側では音楽ソフトウエアの「ピアノロール 」エ
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 29 MIDIシグナルを音楽ソフトウエアへ送信する ほとんどの音楽ソフトウエアでは使用するMIDI入力機器を選択する必要があります。選択の方法は、音楽ソフトウエアで適切なMIDIセットアップのメニューの 中からMIDI入力機器に「ProKeys Sono」11を選択しますMIDIセットアップメニューの名称や場所はソフトウエアにより異なりますが、通常は「Setup (設定)」や 「Preference (プリファレンス)」等のメニューに含まれます。MIDI入力の詳しい設定方法については音楽ソフトウエアの取扱説明書を参照して下さい。 11 *コンピュータに表示されるProKeys Sonoの名前は多少、変化する場合があります。 Windowsを使用する場合:Windows XPで別途ドライバをインストールしていない場合、ProKeys SonoのMIDI入力端子は「USB Audio Device」 Sono 88」と表示されます。Windows VistaではProKeys Sono 88はドライバの有無にか かわらず、 「ProKeys 88」と
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 編集モードにおけるProKeys 30 Sonoの応用機能 と書かれたボタンを使用してキーボードの追加応用機能へアクセスすることができます。ボタンを押すとキーボードは編集モードに 鍵盤部の左側にある「Edit Mode」 なり、編集モードボタンの上のLEDが点灯します。ボタンを再び押すと編集モードは解除され、編集モードボタンのLEDが消えて通常の操作に戻ります。 編集モードではキーボードの黒鍵を使用して機能を選択し、白鍵を使用してデータ入力やチャンネルを選択します。 機能を選択するか、CANCELまたはENTERキーを押すと、ProKeys Sonoの編集モードは解除されます。編集モードボタンの上のLEDは消えてキーボードを使用 してノートを演奏できるようになります。機能によりEnterやCancelキーを押して確認をする必要がないものもあります。これらの機能を選択すると、キーボードは自 動的に編集モードを解除して演奏モードに戻ります。 ➜ 重要:音楽ソフトウエア全てがProKeys Sonoが送出可能なMIDIメッセージの全種類を処理でき
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 31 USB Record(USB録音)キー この設定は収録されているProKeys Sonoのサウンドがコンピュータに送信されて全てのオーディオ入力からのシグナルとともに録音されるかどうかを決 定します。デフォルトでは、ProKeys Sonoを使用してオーディオ録音をすると、収録されているインストゥルメントのサウンドのうち録音中に再生されてい るものがあれば、そのサウンドもオーディオ録音に含まれます。 編集モードでD#2キーを押すと、ProKeys Sonoに収録されているサウンドをコンピュータと通信するUSB接続から切り離し、収録されているサウンドが オーディオ入力端子からのシグナルと同時に録音されないようにします。言い換えれば、収録されているサウンドはメインの出力端子から出力されますが、 コンピュータへ(USB経由で) 送信されて録音されることはありません。 D#2キーを押すとUSB録音設定と編集モード解除を切り替えます。このプロセスを繰り返すとUSB録音はデフォルトの状態に戻ります。 ボタン、 ノブ、 ホイール、 ペダル端子の割当て
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 32 データ・ボタンに割当て可能なオプション: 1.
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 33 4.
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 34 ホイールの割当て モジュレーション・ホイールには、様々なMIDIコントローラ番号を割当てることができます。これらのパラメータはMIDI CCと呼ばれるものです。割当て可 と追加でM-Audioの専用コントローラ番号4つを加えて全部で132の番号が付けられて 能なコントローラと機能には、0から127まで合計128(0を含む) コントローラ番号0から131までを受信可能です。128以上の番号のメッセージは、本来なら非常に複雑になる特定 います (0を含む)。ProKeys Sonoは、 のマルチパートMIDIメッセージの送信を、簡単にするために使用するM-Audio専用の方法です。コントローラ値の全てを記載したリストは本マニュアルの コントローラ値を受信する音楽ソフトウエアまた 最終セクションの付録Cに記載されています。これらのコントローラ値でサウンドにエフェクトを加えるには、 はMIDI機器がMIDIコントローラ・メッセージに対応している必要があります。 役に立つMIDI CC例: 01 モジュレーション モジュレーション・ホイール
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 35 ペダルの割当て サスティーン・ペダルにはMIDI CC番号0から127までとM-Audio専用コントロール番号128から131までを割当てることができます。サスティーン・ペダ ルはデフォルトでMIDI CC番号64が割当てられています。編集モードでG#5キーを押して、サスティーン・ペダルのMIDI CC割当てを変更します。 サスティーン・ペダル端子にMIDI CCメッセージを割り当てる: ヒント:ProKeys 1 Edit Modeボタンを押します。 2 を押します。 「Pedal Assign」の機能を持つG5の右の黒鍵(G#5) 3 数値入力キー(G5からB6)を使用してサスティーン・ペダル 端子に割り当てるMIDI CC番号を入力します。 4 MIDI リバーブのデプスを変更する ム・ノブはProKeys CCの数値の入力を間違えてもCANCELキー(C3)を押せば編集モードを解除でき、サス CC値に変更はありません。 サスティーン・ペダル端子をデフォルトの機能に戻す: Sonoに収録されているリ バーブのデ
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 36 デフォルトの割当てを回復する Default(デフォルト)キーを使用してコントローラの 割当 てを抜粋してリセットできます 。特定 のコントローラの 割当 てまたはパラメータ値をリセットす リセットするパラメータのキー(Knob Assign、Pedal Assign、Wheel Assign等) を押し る場合、キーボードが編集モードであることを確認します。 を押します。デフォルト・キーを押すと、パラメータはデフォルト値に戻りキーボードは演奏モードに戻ります。 て、Default (デフォルト)キー(F5) 注意:ProKeys Sono の電源をオフにする度に、特定のコントローラに割当てられていたオプションのMIDIパラメータ情報は 失われ、デフォルト値が回復します。 ProKeys MIDI出力設定 ベロシティ・カーブの選択 ProKeys Sonoには3種類のベロシティ・カーブが搭載され、様々な演奏スタイルに対応します。搭載されているLow(低)、Mid(中)、High(高)のベロシ ティ・カーブに対して編集モードでは専用 のキーが
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 37 チャンネル: 編集モードで「Channel」キーを使用してMIDI転送チャンネルを変更する方法: 1 Edit Modeボタンを押します。 2 D3からE5までの16のチャンネル・キーのうちMIDI転送に使用するチャンネルのキーを押します。チャンネル・キーを押すと、ProKeys Sonoは 編集モードを解除します。 注意:GM規格に従い、標準的なドラム/パーカッションのサウンドがチャンネル10に収録されています。 チャンネル10でデータを送信する: 1 Edit Modeボタンを押します。 2 ProKeys SonoでF4キーを押してチャンネル10を選択します。 MIDI Outモード・キー MIDI Outモード・キー(G#4)は、ProKeys SonoのMIDI Out端子へ送信するデータを決定します。編集モードでこのキーを押すことにより以下の2つの 機能を切り替えることができます。 1)ProKeys Sonoのキーボードを演奏することで生成されたMIDIデータを外部MIDI Out端子へ送信する(デフォルト)。 2)Pro
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 38 Panic(パニック) ProKeys Sonoは、コンピュータでできるだけ簡単にMIDIを操作できるようデザインされていますが、時には調子が狂って音詰まり(ノートが延々となり続 ける) やMIDI CCデータ入力を誤りサウンドが予期せず変更される等のエラーが発生することもあります。そのような場合は、ProKeys Sonoに装備され ている 「パニック」機能で対処します。 この機能は、 と 「コントローラ全てをリセット」 「ノートオフ・コマンド全て」を全てのMIDIチャンネルに送信するものです。音色が鳴り止まない場合や適用した MIDI CCエフェクトを取り除く場合等、CC番号がわからなくてもこの機能によりコントロール値が通常の状態へ戻すための有効な手段と言えます。 MIDIパニック・メッセージを送信する: 1 Edit Modeボタンを押します。 2 を押します。 「Panic」の 機能を持つF4の右の黒鍵(F#4) 3 編集モードは解除され、不適切な音色やモジュレーションが停止します。 バンク・チェンジまたはプログラム・チェ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 39 MIDIメッセージの解説 プログラム・チェンジとバンク・チェンジ GM(General MIDI)が最初に規定された時には、プログラム・チェンジ・メッセージを使用して128音色(ボイスNO 0∼127)にアクセスが可能でした。MIDI機 器が発達してそれ以上の音色を含むようMIDI規格が更新され、バンクメッセージが導入されて128音色以上のサウンドにアクセスできるようになりました。 音楽機器間 でコミュニケートするために使用されるMIDI 規 格から、合計128 の 実行可能なプログラム(127 のプログラ "ANK -3" "ANK ,3" 0ROGRAM に対してプログラム・チェンジのコ ム+プログラム「0」=128) 0ROGRAM 0ROGRAM 0ROGRAM マンド0から127を出すことが可能です。MIDIコミュニケー ション・プロトコル特有の制限により、直接アクセスできるプロ グラムの 数 は128を超 えて 拡張 すること簡単にはできませ ん。それで、バンクの各128のサウンドを含むシステムが確率 されMID
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 40 ほとんどのMIDI機器がプログラム・チェンジ・メッセージに対応し、 また多くはGM規格のリストに従って分類されています。一般的にGM機器では、機器ごとに同 じ方法でサウンドが整理されています。ピアノのサウンドはこの場所、 ストリングスのサウンドはあの場所、 ドラムは、、、 という風に続きます。全てのGM機器 (ハー はそのように明確に分類され、GM規格のリストに従いいかに順序良く並んでいるかがわかります。GM機器がMIDIプ ドウエアとDAWの音源モジュール両方) ログラム・チェンジを受信すると、GMサウンドセットから予想通りのサウンドを呼び出します。GM機器でない機器は全て、MIDIプログラム・チェンジを受信すると メモリからユニークなサウンドを呼び出します。GM機器でない機器のサウンドは規格通りの順番で配列されていないため、使用するサウンドがメモリ・ローケー ションのどこにあるかを確認しておく必要があります。Native InstrumentsのFM7やPropellerheadのReasonのシンセ・モジュール等の多くのVSTインストゥ
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 41 トラブルシューティング ProKeys Sonoは、様々なシステム条件と動作環境でテストされていますが、それでも予測を超えるような悪条件に遭遇し誤作動を起こすことがあるかも知れませ よくあるご質問とその回答をまとめてあります。 ん。このセクションでは、起こり得る全ての事態に対応することはできませんが、 質問:ProKeys Sonoがコンピュータにインストールしてから正常に動作していたのですが突然動かなくなりました。 回答:コンピュータで動作している全ての音楽ソフトウエアを終了します。ProKeys Sonoの電源をオフにしてそのまま10秒間待ちます。コンピュータを再 起動しProKeys Sonoに電源を入れて正常に動作することを確認して下さい。 質問:ProKeys Sonoにサスティーン・ペダルを接続しましたが動作が逆(ペダルを踏んでいない状態でノートがサスティーンし、ペダルを押すとサスティーンが になっています。 停止する状態) 回答:サスティーン・ペダルの極性は、ProKeys Sonoの電源が入った段階で検知されます。電源ON時
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 42 ノブ、 データ・ボタン等) を動かしてもMIDI出力端子からデータが出力されません。 質問:キーを押してもMIDIコントローラ (ホイール、 回答:ProKeys SonoがMIDI OutモードがUSBに設定されていること原因だと思われます。MIDI OutモードをUSBに設定すると、キーボードのコント ローラはMIDI Out端子にデータを全く送信しません。本ユーザーガイドの「ProKeyse MIDI出力設定」のセクションを参照してProKeysSonoで生成 Outモードを切り替えて下さい。 されたMIDIデータを送信するようMIDI 別の解決策としてはProKeys Sonoの電源をオフにして再び電源をオンにすると、MIDI出力端子はProKeys Sonoキーボードが生成したMIDIデータを 送信するようになります。 質問:ProKeys SonoをWindows XP/Vistaで使用するとProKeys Sonoのメインの出力端子からコンピュータのサウンドが出力されません。 回答:まずProKeys Sonoのドライバを
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 付録 – 有効なMIDIデータ 付録A – General MIDIインストゥルメント Piano Bass Reed Synth Effects 0 Acoustic Grand Piano 14 32 Acoustic Bass 64 Soprano Sax 96 SFX Rain 1 Bright Acoustic Piano 33 Electric Fingered Bass 65 Alto Sax 97 SFX Soundtrack 2 Electric Grand Piano 34 Electric Picked Bass 66 Tenor Sax 98 SFX Crystal 3 Honky Tonk Piano 35 Fretless Bass 67 Baritone Sax 99 SFX Atmosphere 4 Electric Piano 1 14 36 Slap Bass 1 68 Oboe 100 SFX Brightness 14 5 Electric Piano 2
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 付録B – チャンネル10ドラム・マップ Key# Drum Sound Key# Drum Sound 35 Acoustic Bass Drum 59 Ride Cymbal 2 36 Bass Drum 1 60 Hi Bongo 37 Side Stick 61 Low Bongo 38 Acoustic Snare 62 Mute Hi Conga 39 Hand Clap 63 Open Hi Conga 40 Electric Snare 64 Low Conga 41 Low Floor Tom 65 High Timbale 42 Closed Hi-Hat 66 Low Timbale 43 High Floor Tom 67 High Agogo 44 Pedal Hi-Hat 68 Low Agogo 45 Low Tom 69 Cabasa 46 Open Hi-Hat 70 Maracas 47 Low-Mid Tom 7
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 付録C – 標準MIDIコントローラ番号(MIDI CCs) 00 Bank Select 49 Gen Purpose 2 LSB 98 NRPN LSB 01 Modulation 50 Gen Purpose 3 LSB 99 NRPN MSB 02 Breath Control 51 Gen Purpose 4 LSB 100 RPN LSB 03 Controller 3 52 Controller 52 101 RPN MSB 04 Foot Control 53 Controller 53 102 Controller 102 05 Portamento Time 54 Controller 54 103 Controller 103 06 Data Entry 55 Controller 55 104 Controller 104 07 Channel Volume 56 Controller 56 105 Controller 105 08 Balance 57 Controller 57
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 付録D | 46 – 追加のRPNメッセージ 前述 の MIDIコントローラ番号 の 説明 の 中 で MIDI CC 番号 は0 から127まで 128 あると述 べましたが 、付録 Cには132 の 割当 て 可能 なコントローラ・メッ セージがリストされています 。これは 128 から131 が GM 規格 の 中 で RPNメッセージとして 定義 されている別 のタイプの MIDIメッセージであるからで す 。M-Audio はこれらの 4 つのメッセージを追加し、これらのメッセージはMIDI CCと同様 の 用法 で 送信 することができますが 、実際には一連 の RPNメッ CCメッセージを送信 するのと変わらない 簡単 な 方法 で 送信 するこ とができます 。これら4 つのメッセージはProKeys Sonoに装備されたコントローラに通常 の MIDI CCを割当 てる時と同様 の 方法 でこれらのメッセージ を割当 てることができます 。RPNメッセージの 機能 は以下 の 通りです 。 セージを送信 することになります 。これに
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 技術仕様 特に明記しない限りサンプリングレートは44 1kHzです。 マイク入力 入力インピーダンス 最小ゲインでの最大入力レベル SNR ダイナミック・レンジ 歪み率 周波数特性 有効なプリアンプ・ゲイン 4 4kΩ -2 2dBu(0 6Vrms)バランス -96dB(A特性) 96dB(A特性) 0 004%(-88dB)@ -1dBFS 1kHz 20Hz∼20kHz(+/- 0 5dB) 41dB インストゥルメント入力 入力インピーダンス 最小ゲインでの最大入力レベル SNR ダイナミック・レンジ 歪み率 周波数特性 有効なプリアンプ・ゲイン 1MΩアンバランス +12dBV(4Vrms) -94dB(A特性) 94dB(A特性) 0 00782%(-82 1dB)@ -1dBFS 1kHz 20Hz∼20kHz(+/- 0 6dB) 40dB Aux入力 入力インピーダンス 最大入力レベル SNR ダイナミック・レンジ 歪み率 周波数特性 10KΩアンバランス +2dBV アンバランス -96dB(A特性) 96dB(A
ProKeys Sono 88ユーザーズガイド | 48 技術資料 警告:静電放電、高速過渡、伝導RF干渉等により、本体が誤作動する場合があります。そのような場合には、本体の接続を外した後、再接続し通常の動作を回復します。 注意:M-Audio製品は家庭用または事務用として使用するためのFCC基準に適合するよう検査されています。製造者により認可されていない変更等は、使用者がこ の機器を操作する権限を無効にします。 注意:本機器はFCC規則、第15章に準拠するClass Bデジタル機器の制限に適合するよう検査されています。これらの制限は、住宅への設置において有害な妨害に 対する適正な保護を提供することを目的としています。本機器はラジオ周波数エネルギーを生成し使用し、発することができ、指示通りに設置せず使用しない場合、無 これは機器の電源をオン/オフすることにより 線通信に対し有害な妨害を引き起こす可能性があります。本機器が無線やテレビの受信状態に有害な妨害を引き起こし、 またはそれ以上を試行してこの状態を是正することを推奨します。 決定されるため、以下に挙げる方法を1つ、 < 受信アンテナの位置
| ProKeys Sono 88ユーザーズガイド 49 製品保証 ハードウェアについての一年間の限定的保証 この期間限定保証は、エムオーディオ、エムオーディオ正規ディーラー及び製品取り扱い店からエムオーディオ製品を最初にご購入頂いたお客様のみが対象と なります。正規ディーラー及び製品取り扱い店の一覧はhttp://www.m-audio.jp/index.php?do=store.
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