DJ Equipment User Manual
Torq MixLab
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15
Torq MixLab
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15
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Slider Range
(スライダの範囲)
デフォルトでは、
Speed Adjuster
(スピード調整)の範囲は
+/- 8%
です。スライダを両方の一番端まで動かしてもソングのス
ピードは
8%
しか変化しません。スピード調整スライダの左側には、スライダの現在の範囲設定を表示するディスプレイが装備さ
れています。
スピード調整の範囲を変更するには、スライダの横にあるディスプレイをクリックします。クリックする度に、範囲は次の設定値
へと上がります。設定値の順序は
8%
、
10%
、
20%
、
50%
です。
50%
の次にクリックすると
8%
に戻ります。範囲を広げる必要
があるのは、スピードが極端に異なる
2
つのソングをマッチさせたり、スペシャル・エフェクトとして極端なスピードの変化を加
える時だけです。
経験豊かな
DJ
は、スピード調整スライダを使用して手で
2
つのソングを単純にマッチさせます。これはソングをマッチさせるのに
単純明快な方法です(実際、これが長年に渡り使われている方法です)。
1
つのソングの速度がもう
1
つのソングよりも速いかど
うかを聞き分けるには相当の訓練を必要とします。
DJ
演奏の経験がない場合には、
Torq LE
に搭載された特別機能の幾つかは有効
な手段となります。特別機能には、自動ビート・ディテクション、
BPM
ディスプレイ、移動波形ディスプレイ、自動シンク(同
期)等が含まれます。
<
BPM
ディスプレイ
テンポは、ソングのスピードの単位で通常一分間
のビート数(
BPM
)で表します。
BPM
が大きく
なると、ソングのスピードは早くなります。
2
つの
ソングのビートを調整してミックスするには、
2
つ
のソングは同じテンポで再生されている必要があ
ります。この理由で
Torq LE
のデッキには
Speed
Slider
(スピード・スライダ)が装備されていま
す。
DJ
はイベントで異なるテンポの
2
つのソング
をミックスする時に、次のソングのテンポを現在
演奏しているソングのテンポに一致させるために
Speed Slider
(スピード・スライダ)を使用する
必要があります。
»
自動
BPM
検知
デッキに新規トラックをロードする度に、
Torq LE
はソングを分析しソングのテンポ
を判断しようとします。一般的なダンス・
ミュージック(
4
つ打ち等の一定のビート
が強調されている)なら、
Torq LE
は正確にテンポを判断することができます。スキャンが終われば、ソングのテンポはそ
れぞれのデッキのスピード調整スライダの左側にある
BPM
ディスプレイに表示されます。
ここに表示される
BPM
は「リアルタイムな値」です。スピード調整スライダでソングのスピードを変更するとこの値も変
化します。
2
つのソングを同期させる場合には、それぞれのディスプレイに表示された
BPM
値を一致させるだけで
2
つのソ
ングのテンポをほぼ一致させることができるので大変に役に立ちます。
» Double/Halve
(ダブル
/
ハーフ)ボタン
Torq LE
がソングのテンポを不正確に認識した場合、オリジナルのテンポの半分のテンポまたは
2
倍のテンポになることが
多くあります。ドラム
&
ベースのトラックで
170BPM
程度のテンポのトラックを使用する場合に頻繁に発生します。
Torq
LE
は、ソングのテンポが実際の半分のテンポである
85BPM
と勘違いする場合があります。この場合にはダブル
/
ハーフ・
ボタンを使用します。
このボタンを一度押すと上向きの矢印が点灯し、現在のソングのテンポは
2
倍になります。もう一度このボタンを押すと下
向きの矢印が点灯しソングのテンポはオリジナルの半分になります。更にもう一度このボタンを押すと矢印の点灯は消え、
検知された最初のテンポに戻ります。










