DJ Equipment User Manual
44
Chapter
1
日本語
44
日本語
Chapter
9
PFL/HEADPHONE CUE
(
PFL/
ヘッドフォン・キュー)
一
般的な
DJ
演奏をご覧になればお分かりかと思いますが、
DJ
はターンテーブルとミキサーのセット
の向こう側にヘッドフォンを耳に当てて立っているものです。オーディエンスは、スピーカーか
ら流れる音楽に合わせて踊っているのに、
DJ
はヘッドフォンで何を聞いているのでしょうか
?DJ
は
PFL
を
使用して次に演奏するソングを聞いているのです。ソングのテンポをマッチできたかどうか
DJ
はこのよう
にして確認します。この方法でソングを開始する完璧な時点を見つけるのです。
Torq LE
では、
PFL
シス
テムに
Cue Volume
(キュー・ボリューム)フェーダ、
Cue Split
(キュー・スプリット)ボタン、
Cue
Source
(キュー・ソース)ノブの
3
種類のコントロールが搭載されています。
Volume Control
(ボリューム・コントロール)
Cue Volume
(キュー・ボリューム)フェーダは、オーディオ・インターフェイスに送信されるシグ
ナルの音量を調整します。オーディオ・インターフェイスのボリューム・コントロールに簡単にアクセ
スできない場合(または装備されていない場合)にボリューム・コントローラとして使用することがで
きます。
Split
(スプリット)ボタンと
Source
(ソース)ノブ
Cue Split
(キュー・スプリット)ボタン(ユーザー・インターフェイスでは
Split
と表示されてい
ます)は、
Cue Source
(キュー・ソース)ノブの動作を決定します。
Split
ボタンがオフの時
Cue
Source
ノブは
PFL
オーディオ・シグナル(
DJ
だけに聞こえる)とメイン・ミックス(オーディエンス
に聞こえる)をブレンドします。ノブは、これら
2
つのソースをブレンドすることができるため実際に
ミックスする前にミックスがどのようになるかを聴くことができます。トラックが適切に整列している
ことや音量が適切であることを確認する方法でもあります。
Split
ボタンを押して有効にするとヘッドフォンから聞こえるサウンドが変化します。ヘッドフォンの
左側には左のデッキ
A
のサウンドが聞こえヘッドフォンの右側には右のデッキ
B
のサウンドが聞こえま
す。これはあたかも
2
つのチャンネルの間のミキサーの中に頭を入れて各チャンネルを個別に聞いてい
る状態です。
DJ
によっては、このモードの方が
2
つのトラックのリズムやテンポのずれを簡単に聴くこ
とができる場合もあります。一度試して比較してみて下さい。
注意:
Split
(スプリット)モードでは、
Cue Source
(キュー・ソース)ノブはヘッドフォンで
2
つ
のデッキの相対的なボリュームを調整します。オーディエンスはいずれかのデッキのサウンドを聴くこ
とができることを忘れてはいけません。
PFL/
ヘッドフォン・キュー
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ボリューム・コントロール
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スプリットボタンとソースノブ
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