Owners Manual
56
レベルコントローラー (4)
ベース音のボリュームを好みに合わせるには、このコントローラーを用いて次のように行います:
1 . アンプの ベ ースコントローラー を 中 央(リニア)に 設 定しま す。
2 . 非 常 に 重 要:レベ ルコントロ ー ラー を 出 来 る 限り左 に 回して お き ま す(最 も 低 い ボリューム)。
3. 音楽をかけてから、希望の音量になるまでアンプのコントローラーを徐々に上げていきます。
4. レベルコントローラーを用いて、ベースレベルを希望の音量に合わせます。
分離周波数コントローラー (3)
サブウーファーが 機 能 するぎりぎりの 最 高 周 波 数に設 定するには、このコントローラーを用います。棚型ス
ピーカーとの併用時には周波数を50 Hz ~ 150 Hzに設定してください。スタンド型ス ピーカーをご使用の
際には50 Hz ~ 100 Hzに設定することをお奨めします。
位 相 スイッ チ ( 5 )
位相スイッチは、通常0°に設 定しておいてください。サブウーファーとフロントサテライトとの間の距離が大
きい場合や、仕様空間の音響特 性が好ましくない場合など、位相設 定を180°にしておいた方が有利なこと
が、稀にあります。しかし原 則としては、基 本音 域 下 部がフルに響く位置 が適切な設 定といえます。
修理が必要にならないためのTIPPS
全てのマグナット・スピーカーは 、音 質レベル・コントローラーが中間に設 定された 場 合に、つまりアンプの
リニア再生時に最良の音響が出るように前もって調整されています。音 質レベルを上げすぎると、スピーカ
ーに必要以上の負荷がかかるようになり、高いボリュームでは損傷することもあります。
ボリューム・コントローラー に注意!!!
仕様に記載されているボックスの負荷能力よりもかなり高い出力をもつアンプをご使用の場合は、非常にま
れですが、ボリュームの出し過ぎによってスピーカーが 損 傷することもあります。
逆に、弱い出力を持つアンプでは、パワーのあるアンプよりもずっと早くボリュームのつまみの上げすぎにな
ってしまうた め に 、中 間 の 位 置 の ボリュームでもボックスを 傷 め る 恐 れ が ありま す。この つまみ の上 げ す ぎ
は、スピーカーに非常に危険な、明らかに測定可能で耳でも聞き取れるほどのひずみを起こす原因となり
ま す。
従って、ボリュームを 調 整 する 時 に は ひず み に 十 分 に 注 意し、ひずみ が 出 たらすぐ に ボリュームを 落 としてく
ださい。ボリュームの 高 いサウンドを好 む方 は 、少なくともボックスが 耐えられる出 力 にアンプ を調 節する
ようにしてください。