Operation Manual
34
それぞれのお好みに応じた適切なサウンド調整をおこなってください。様々な再生空間のための基本的設
定として、以下のスイッチポジションをお勧めします:
再生空間 例 スイッチポジション
„treble“
スイッチポジション
„woofer“
防音設備のあまり
整っていない設備
湿度の高い室内、硬い反射面、
タイル、大きなガラス面、家具
のあまり置かれていない室内
-3dB -3dB
通常の防音設備が
整っている設備
絨毯床、ガラス面の前にカーテ
ンがある、革製家具、通常の量
の家具が設置されている室内
0dB 0dB
防音設備がよく
整っている設備
絨毯床、クッション家具、厚
めのカーテン、たくさんの
家具が設置されている室内
+3dB 0dB
ツイーターでは最大35°までの旋回を可能とした「スイベル」技術が利用されています。このため、理想的な
音放射が実現し、リスニングポジションに確実にあわせられます 。
ステレオアンプ への 接続
図 5 では、ステレオアンプへのスピーカー 接続方法を 図示しています。
修理を必要としないためのアドバイス
MAGNATのスピーカーはすべて、トーンコントロールが中央のポジションに設定されている
時、つまりアンプのリニア再生状態の場合には、最良の音質が出るように調整されています。トーンコントロ
ールのつまみを大きく回すと、低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、ボリュームが高い
場合にはスピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、音量を無理に上げる
と、非常にまれではありますが、スピーカーが損傷する場合があります。
しかし、出力パワーがもっと弱いアンプの場合ですと、強力なアンプよりもずっと早くボリュームが上がるの
で、中程度の音量でもボックスを損傷する恐れがあります。このようなボリュームの上げ過ぎは明らかに測
定可能で耳に聞き取れるひずみを起こし、スピーカーにとって致命的です。
したがって、ボリュームを調整の場合にはひずみにはくれぐれもご注意ください。そし
て、ひずみが出た場合にはただちにボリュームを下げてください。大きい音量を好まれる方は、アンプが、
少なくともボックスが堪えられるだけの出力パワーに抑えるよう、ご注意ください。
一般には…
アンプ、チューナー、およびCD/DVDプレイヤーは、低価格の製品に限らず、耳には聞こえ
ないような、高周波の振動を再生することがあります。お持ちの高音用スピーカーが低
い、または中程度のボリュームで音が出なくなることがございましたら、専門の技術者に点検してもらってく
ださい。