Printer Reference Guide
はじめに
5-3
日
日日
日本
本本
本語
語語
語
HTTP
HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、ワールドワイドウェブ(WWW)
で使用されている基礎となるプロトコルです。HTTP では、メッセージの書
式、送信方法や、各種コマンドに対する Web サーバとブラウザの動作が規
定されています。例えば、ブラウザで URL を入力すると、実際には、要求
した Web ページの取得と送信を指示する HTTP コマンドがその Web サー
バに送られます。
IPP
IPP(Internet Printing Protocol)は、インターネット経由での印刷を行うプ
ロトコルです。IPP により、ユーザは、プリンタの機能の確認、プリンタへ
のプリントジョブの送信、プリンタやプリントジョブの状況確認、送信済み
のプリントジョブのキャンセルが可能です。
IPP の使用方法についての詳細は、「IPP(Internet Printing Protocol)印刷」
(p. 5-5)を参照してください。
LPD/LPR
LPD/LPR(Line Printer Daemon/Line Printer Request)は、TCP/IP 上で動
作する、プラットフォームに依存しない印刷プロトコルです。もともと
BSD UNIX 用に開発されましたが、一般のコンピュータでも使用されるよう
になり、今では業界標準となっています。
SLP
SLP(Service Location Protocol)は、いくつかのネットワークサービスを
自動化することにより、プリンタなどのネットワークリソースの確認、利用
を簡単に行うプロトコルです。
従来は、ネットワーク上のサービスの場所を確認するためには、利用したい
サービスを提供しているコンピュータのホスト名やネットワークアドレスを
ユーザが入力する必要がありました。そのために多くの管理上の問題が発生
しました。
ところが、SLP を使用して、いくつかのネットワークサービスを自動化す
ることにより、プリンタなどのネットワークリソースを簡単に確認、利用で
きるようになりました。
SLP のユーザはネットワークのホスト名を把握しておく必要がなくなり、
代わりに、利用したいサービスの内容のみを知っておくだけでよくなりまし
た。さらに、SLP は利用したいサービスの URL を返すこともできます。