User Manual
ポップアップエンジンフード
ポップアップエンジンフードの作動
歩行者と衝突し、ある一定のレベルを超えた衝撃が車両前部に加わったとき、
エンジンフードの後端が瞬時に持ち上がりエンジンフード下の部品との空間を
広く保つことで歩行者の頭部がエンジンフードへ衝突したときの衝撃を緩和し
ます。
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電源モードが
のとき作動します。
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警告
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ポップアップエンジンフードの部品や配線を修理したり、電気テスターを使ってシ
ステムの回路診断をしないでください。誤って作動したり、正常に作動しなくなる
おそれがあります。
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フロントバンパーの交換やエアロパーツの取り付けなどを行うときは、三菱自動車
販売会社にご相談ください。不適正な改造をすると衝撃を正しく検知できません。
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不適正なエンジンフードに交換しないでください。正常に作動しなくなるおそれが
あります。
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ポップアップエンジンフードが作動したときは、エンジンフードリリースレバーを
引かないでください。
エンジンフードリリースレバーを引くと、更にフードが上がり視界の妨げとなるた
め危険です。また、フードを無理に押し戻さないでください。作動したフードは手
動では下げることができないため、フードが変形したり、思わぬケガをするおそれ
があります。
ポップアップエンジンフードが作動したときは、必ず三菱自動車販売会社にご相談
ください。
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フロントバンパーに衝撃が加わったときは、ポップアップエンジンフードが作動し
なくてもセンサーが故障している可能性があるため、必ず三菱自動車販売会社にご
相談ください。
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注意
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電源モードを
後、約
秒間はメーター内のポップアップエンジンフード警告灯
が点灯し、システムチェックを行うため、ポップアップエンジンフードは作動しま
せん。警告灯が消灯してから走行してください。
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廃車にするときやポップアップエンジンフードのアクチュエータを破棄するとき
は、必ず三菱自動車販売会社にご相談ください。アクチュエータの作動により、思
わぬ傷害を受けるおそれがあります。
アドバイス
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ポップアップエンジンフードは、一度作動すると再使用できません。三菱自動車販売会社で
交換してください。
ポップアップエンジンフードの作動