ゴルフ用レーザー距離計 使用説明書 Jp
Jp 目次 はじめに 本書について .......................................................... 3 安全上・使用上のご注意........................................ 4 お使いになる前に 特徴 ......................................................................... 6 各部名称/構成 ...................................................... 7 内部表示 ................................................................. 8 機能について 近距離優先アルゴリズム........................................ 9 LOCKED ONサイン(近距離優先検出サイン)..... 9 直線モードサイン.................................................
はじめに ■ 本書について Jp このたびは、ニコン ゴルフ用レーザー距離計をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 製品をお使いになる前に本書をよくお読みになり、正しくお使いください。 お読みになった後は、いつでも見られるところに保管してください。 ● 使用説明書について • 使用説明書の一部または全部を無断で転載することは、固くお断りいたします。 • 本書の測定表示を含むイラストは、実際と異なる場合があります。 • 使用説明書の誤りなどについての補償はご容赦ください。 • 製品の外観、仕様、性能は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。 ● 電波障害自主規制について この装置は、クラスB機器です。この装置は、住宅環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジ オやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。 使用説明書に従って正しい取り扱いをしてください。 VCCI-B 3
■ 安全上・使用上のご注意 Jp この使用説明書には、あなたや他の人々への危害や財産 単眼鏡に関する安全上のご注意 への損害を未然に防ぎ、この製品を安全にお使いいただ 警告 くために、守っていただきたい事項を記載しています。 • 太陽や強い光、レーザー光をこの製品で絶対に直接見な 内容をよく理解してから、製品をご使用ください。 いでください。目を痛めたり、失明する恐れがあります。 警告 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡ま たは、重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 注意 この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を 負う可能性が想定される内容および、物的損害のみの発生が 想定される内容を示しています。 レーザーに関する安全上のご注意 この製品は、目に見えないレーザー光を使用しています。次 のことに十分注意してください。 警告 • レーザー光の照射窓をのぞき込んで、PWRボタンを押さな いでください。視力障害の原因となることがあります。 • 人の目は狙わないでください。 • 人に向かって、レーザー光を照射しないでください。 • レンズや双眼鏡などの光学的
リチウム電池に関するご注意 リチウム電池は誤った使い方をすると破裂する恐れがあり、 また液漏れをおこして機器を腐食させたり、手や衣類などを 汚す原因となります。 次のことを必ず守ってください。 • +(プラス)と-(マイナス)の向きを確認して、正しくセッ トしてください。 • リチウム電池が消耗したり、長時間使用しないときは、 リチウム電池を取り外してください。 • リチウム電池を水や火の中に入れたり、分解したりしな いでください。 • リチウム電池を充電しないでください。 • 電池室の端子をショートさせないでください。 • コインや鍵などが入ったポケットや鞄に入れて、電池を 持ち運ばないでください。電池がショートし、高温にな る原因となります。 • リチウム電池から漏れた液が体に付着したときは、水で よく洗い流してください。また、目や口に入ったときは よく洗い流した後、すぐに医師の診断を受けてください。 • リチウム電池を廃棄するときは、各自治体の指示に従っ てください。 取り扱い・操作に関するご注意 • この製品に衝撃を与えないでください。 • 誤って強い衝撃を与えてしまったり、地面に落としたり し
お使いになる前に Jp ■ 特徴 • ピンフラッグが測りやすい「近距離優先アルゴリズム」 搭載 • 重なり合った目標物を検出し、最も近い目標物までの 距離を表示する際に「LOCKED ONサイン(近距離優 先検出サイン) 」が点灯 • 多層膜コーティングを施した、6倍の高性能ファイン ダー • のぞきやすい大きな接眼レンズ径 • 内部表示の測定表示モードは、Gモード(加減算距離 と直線距離)とDモード(直線距離)の2種類切り換え 可能 • Gモード(初期設定)では、ゴルフで有用な加減算距 離(水平距離±高さ)を表示 • 直線モードサイン搭載 •「連続測定」と「単発測定」の2種類の測定機能を搭載 • 連続測定機能は、ボタンを押し続けると最大約8秒間 の連続測距が可能 • オートパワーオフ(測距スタンバイ状態から無操作約 8秒後) • 生活防水性能[JIS/IEC 保護等級4(IPX4)相当(当社 試験条件による) ] • 目に見えないレーザー光(EN/IEC クラス1M)を使用 この製品は、レーザー光を使用し、照射から目標物に反 射して受光するまでの所要時間を計測しています。 測定場所の天候や、目標物の色、
■ 各部名称/構成 Jp 1 1 MODE ボタン 2 PWR ボタン(電源オン/ 測定ボタン) 3 6 倍単眼鏡接眼レンズ 2 9 3 0 4 a 5 6 b c 8 7 4 5 6 7 8 9 0 a b c 接眼目当て兼視度調整リング 視度調整指標 ストラップ取り付け部 電池室カバー 電池室カバー開閉マーク 単眼鏡対物レンズ/ 不可視レーザー光照射窓 直線モードサイン 不可視レーザー光受光窓 製造番号ラベル 表示 構成 • 本体 ×1 • ケース ×1 • ストラップ ×1 • リチウム電池(CR2)×1 • ケースに付属のカラビナ風のリングは、レーザー距離計を携帯するためのものです。 重いものを吊り下げたり、強く引っ張ることはしないでください。クライミングや登山に使用することはできません。 7
Jp ■ 内部表示 ※ 1 直線距離(Gモード時) : 測定失敗、または測定不能 2 ターゲットマーク : 距離を測りたい目標物を狙います。 十字線の中心に目標物を重ねます。 3 距離単位表示(m:メートル/YD:ヤード) 4 距離表示 : 測定失敗、または測定不能 5 電池残量表示 ※ 6 Gモードマーク 7 レーザー光照射マーク : レーザー光照射中に表示されます。表示中は 対物レンズ側から覗かないでください。 8 LOCKED ONサイン(近距離優先検出サイン) 1 8 2 7 6 3 4 5 : 重なり合った目標物を検出し、最も近い目標 物までの距離を表示する際に点灯します。 ※ 詳細は、「測定表示モードを変更する」を参照してください。 • 本製品の内部表示は、接眼レンズにより拡大されています。 そのため、入り込んでいるごみなどが見えることがありますが、測定精度には影響がありませんので 安心してご使用ください。 8
機能について ■ 近距離優先アルゴリズム Jp 近距離優先アルゴリズムの搭載により、重なり合った目標物が検出された場合、最も近い目標物までの測定距離 を表示します。 ■ LOCKED ONサイン(近距離優先検出サイン) ピンフラッグと背景の林など、複数の重なり合った目標物が検出された場合、最も近い目標物までの測定距離を 表示する時に、ファインダー表示上に「LOCKED ONサイン(近距離優先検出サイン)※」が点灯します。 ※単発測定時は、重なりあった目標物を検出し、一番近い目標物までの距離を表示する場合にサインが点灯します。 連続測定時は、表示されている距離よりも近い距離表示へ切り替わる場合にサインが点灯します。 LOCKED ONサイン(近距離優先検出サイン) (点灯時) ■ 直線モードサイン 測定表示モードがDモード(直線距離)のときは、電源がオンの間、直線モードサインが点滅します。 傾斜計機能を使用してないことが一目でわかります。 9
電池を入れる/交換する Jp ■ 使用電池の種類 3 V リチウム電池 CR2×1本 ■ 電池の入れ方・交換方法 1. 電池室カバーを外します。 電池室カバーを反時計回りに回して、電池室カバーを外します。 2. 電池を入れます。 電池を交換する場合は、先に古い電池を取り出してから、新しい電池を入れます。 電池室内の電池挿入マークに従って、電池の+と-を正しい向きで入れてください(電池の-が上を向くよ うに入れます)。正しく入っていないと、電源は入りません。 3.
測定表示モードを変更する ゴルフのプレースタイルに合わせ、2種類のモード(下図参照)を切り替えます。モードに よって、表示される項目が異なります。初期設定は、Gモードです。 Jp 1. PWRボタンを押して電源をオンにします。 2.
距離表示単位を変更する Jp 測定結果の表示単位を、YD(ヤード)とm(メートル)から選びます。初期設定は、YD(ヤード)です。 1. PWRボタンを押して電源をオンにします。 2. MODEボタンを1.
測定する 注意 ー ここに規定した以外の手順での制御、調整又は使用は、レーザー光の放射により、障害を負う可能性があります。 Jp • 測定を始める前に、「測定表示モードを変更する」および「距離表示単位を変更する」を参照し、各設定を確認 してください。 ■ 内部表示のピントを合わせる 内部表示が見えにくい場合は、以下の手順で調節してください。 1. PWRボタンを押して電源をオンにします。 2. 接眼レンズを覗き、視度調整リングを回して、内部表示のピントを合わせます。 視度調整リング ■ 測定する 1. PWRボタンを押して電源をオンにします。 • ボタンを操作しない状態が約8秒続くと、電源 が自動でオフになります。 2. 照準を定めます。 • 目標物にターゲットマークの中心を重ねます。 ターゲットマーク 電源オン直後 3.
Jp ■ 単発測定 PWRボタンを1回押すと、1回測定(単発測定)を行い、測定結果を表示します。 測定値表示の例 測定失敗の例 ■ 連続測定 PWRボタンを押し続けると、最大約8秒間連続して測定することができます。 測定中は、レーザー光照射マークが点滅し、連続して測定結果を表示します。ボタンから指を離すと、連続測定 が終了します。 測距スタンバイ状態 PWRボタンを1回押す PWRボタンを押し続ける 単発測定 連続測定 ●ゴルフでグリーン上のピンフラッグを測定するときは 連続測定でピンフラッグをターゲットマークの中心に狙い続けると、手ブレの影響を軽減することができます。 14
資料 ■ 仕様 測定範囲(直線距離) 距離表示ステップ 測定精度(直線距離)※1 倍率(×) 対物レンズ有効径(mm) 実視界(˚) アイレリーフ(mm) ひとみ径(mm) 視度調整範囲 大きさ(長さ×高さ×幅) (mm) 質量(重さ)(g) 動作温度(℃) 動作湿度(%RH) 電源 構造 Jp 7.5-1,460 m/8-1,600 yd. 直線距離(上段):1 m/yd.単位 直線距離(下段):0.5 m/yd.単位 加減算距離(下段):0.2 m/yd.単位 ±0.75 m/yd.(700 m/yd.未満) ±1.25 m/yd.(700 m/yd.以上、1,000 m/yd.未満) ±1.75 m/yd.(1,000 m/yd.以上) 6 21 7.5 18.0 3.
Jp 電波規格 環境 レーザー規格 波長(nm) パルス幅(ns) 出力(W) ビーム広がり角(mrad) FCC Part15 SubPartB class B, EU:EMC directive, AS/NZS, VCCI class B, CU TR 020, ICES-003 RoHS, WEEE IEC60825-1: Class 1M/Laser Product FDA/21 CFR Part 1040.10:Class I Laser Product 905 9.7 33.8 垂直: 0.25、水平: 1.
■ 修理・アフターサービス Jp この製品の動作がおかしいとお感じになったときは、ご購入店やニコンサービス機関にお問い合わせいただく前 に、以下の項目をご確認ください。 l 故障かな?と思ったら こんなときは • 電源が入らない • 距離が測定できない • 測定値がおかしい • 内部表示に[ ]と表示さ れる 考えられる原因や対処法 • • • • • PWRボタンを押してください(本体上面)。 電池が正しく入っているか確認してください。 電池を新しい電池に交換してください。 設定を確認してください。 近くの大きな目標物(例:15 mくらい先の建造物など)を測定できるか確認 してください。 • レンズ表面が汚れている場合は清掃してください。 • 故障時のエラー表示です。 ご購入店やニコンのサービス機関に修理をご依頼ください。 l 修理を依頼される場合は、ご購入店やニコンサービス機関にご依頼ください。 お客様ご自身での修理や分解は、重大な事故の原因になりますのでおやめください。 また、万一修理や分解をされた場合は、メーカーの保証の対象外となりますのでご注意ください。 l 補修用性能部品について 本
Memo
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PL341 Printed in China, 912C_1_2001