使用説明書
296
U
A
内蔵フラッシュを発光させない場合の表示について
手順
1
で[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[
––
]にして内蔵フラッシュを上
げると、表示パネルのフラッシュモード表示から
c
が消灯します。
A
コマンダーモード時の調光補正と表示について
• コマンダーモード時に、
Y
(
M
)
ボタンとサブコマンドダイヤルで調光補正を行
うと、[内蔵フラッシュ]、[
A
グループ]、「
B
グループ」のそれぞれの[補正量]
に加算されます。
•[内蔵フラッシュ]を[
TTL
]にして、[補正量]を
0
以外に設定すると、表示パ
ネルとファインダー内表示に
Y
が点灯します。
•[内蔵フラッシュ]を[
M
]に設定すると、表示パネルとファインダー内表示に
Y
が点滅します。
D
コマンダーモードについてのご注意
• 補助灯は、内蔵フラッシュのモニター発光の光がセンサー窓に入る位置(通常は
カメラより被写体に近い位置)に置きます。特に、手持ちで撮影するときは、モ
ニター発光の光が確実にセンサー窓に入るように、補助灯はカメラより前に構え
てください。
• 補助灯の直接光または強い反射光が、カメラの撮影レンズ([
TTL
]設定時)や
他の補助灯の外部自動調光用受光窓([
AA
]設定時)に入らないようにしてくだ
さい。光が入ると、適正露出が得られません。
• 同時に使用できる補助灯の台数に制限はありません。しかし、センサーに他の補
助灯の強い光が入ると、正常動作できない場合があるため、実用上は
3
台程度が
限度です。
•[内蔵フラッシュ]の[発光モード]を[
––
]にした場合でも、補助灯の発光タ
イミングを合わせるため、モニター発光とは別に、撮影中に内蔵フラッシュが少
量発光を行います。近距離撮影を行う場合、この少量発光が画像に写り込む場合
があります。画像への影響を防ぐには、低い
ISO
感度、または小さい絞り(大き
い絞り値)で撮影するか、別売の内蔵フラッシュ用赤外パネル
SG-3IR
をお使いく
ださい。少量発光の光量が大きくなる後幕シンクロ撮影では、内蔵フラッシュ用
赤外パネル
SG-3IR
をお使いください。
• 撮影準備と配置が終わったら、必ずテスト撮影を行って、画像を確認してくださ
い。