使用説明書
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n
● ミラーやレンズの手入れ方法に
ついて
ミラーやレンズは傷が付きやすいの
で、ゴミやホコリが付いているときは、
ブロアーで軽く吹き払う程度にしてく
ださい。なお、スプレー缶タイプのブ
ロアーの場合、スプレー缶を傾けずに
ご使用ください(中の液体が気化され
ずに吹き出し、ミラーやレンズを傷つ
ける場合があります)。レンズに万一指
紋などが付いてしまった場合は、柔ら
かい清潔な布に市販のレンズクリー
ナーを少量湿らせて、軽く拭き取って
ください。
● ローパスフィルターの手入れ方
法について
撮像素子表面にあるローパスフィル
ターのクリーニングの方法については
P.373
、
P.376
ページをご覧ください。
● レンズの信号接点について
レンズの信号接点を汚さないようにご
注意ください。
● シャッター幕に触れない
シャッター幕は非常に薄いため、押さ
えたり、突いたり、ブロアーなどで強
く吹くなどは、絶対にしないでくださ
い。傷や変形、破損などの原因となり
ます。
● 風通しのよい場所に保管する
カビや故障などを防ぐため、風通しの
よい乾燥した場所を選んでカメラを保
管してください。ナフタリンや樟脳の
入ったタンスの中、磁気を発生する器
具のそば、極度に高温となる夏季の車
内、使用しているストーブの前などに
カメラを置かないでください。故障の
原因になります。
● 長期間使用しないときは、バッ
テリーを取り出し、乾燥剤と一
緒に保管する
カメラを長期間使用しないときは、
バッテリーの液漏れなどからカメラを
保護するために、必ずカメラからバッ
テリーを取り出しておいてください。
保管する際は、カメラをポリエチレン
袋などに乾燥剤と一緒に入れておくと
より安全です。ただし、皮ケースをビ
ニール袋に入れると、変質することが
ありますので避けてください。バッテ
リーは高温、多湿となる場所を避けて
保管してください。乾燥剤(シリカゲ
ル)は湿気を吸うと効力がなくなるの
で、ときどき交換してください。カメ
ラを長期間使用しないまま放置してお
くと、カビや故障の原因となることが
あるので、月に一度を目安にバッテ
リーを入れ、カメラを操作することを
おすすめします。