使用説明書

Z
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Z
測光・露出
適正な露出を得るために、カメラが被写体の明るさを測ることを「測光」
といいます。
測光モードを設定する
L
マルチパターン
測光
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い
領域を測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構
図などさまざまな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画
像が得られます。
M
中央部重点
測光
画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被
写体を大きく配置して撮影する場合などに適しています。
露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部
重点測光をおすすめします。
測光範囲はカスタムメニュー
b6
中央部重点測光範囲
0
324
で変更できますが、
CPU
レンズ使用時はφ
12mm
相当になります。
N
スポット
測光
フォーカスポイントに重なるφ
4mm
相当(全画面の約
1.5
%)
の部分だけを測光します。逆光時や被写体の明暗差が激しいと
きなど、狭い範囲での露出を基準にして撮影したい場合に適し
ています。
測光エリアは、フォーカスポイントに連動します。ただし次の場
合は中央のフォーカスポイントに相当する部分を測光します。
AF
エリアモード
0
99
がオートエリア
AF
グループ
エリ
AF
HL
)またはグループ
エリア
AF
VL
)の場合
CPU
レンズ使用時
t
ハイライト重点
測光
画面のハイライト部分を重点的に測光します。舞台撮影など、
ハイライト部分の白とびを軽減して撮影したい場合に適して
います。