使用説明書
86
t
撮影モード
P
、
S
、
A
、
M
を使う
撮影モード
P
、
S
、
A
、
M
では、撮影の意図に応じて、シャッタースピード
と絞り値のそれぞれを自分で設定したり、カメラまかせにしたりするこ
とができます。
P
プログラムオート
(
0
87
)
シャッターチャンスを逃したくないスナップ撮影などに使います。
シャッタースピードと絞り値の両方をカメラが自動制御します。
S
シャッター優先オート
(
0
88
)
被写体の動きを強調して撮影したいときなどに使います。シャッター
スピードを自分で設定し、絞り値はカメラが自動制御します。
A
絞り優先オート(
0
89
)
背景のぼかし方を調節して撮影したいときなどに使います。絞り値を
自分で設定し、シャッタースピードはカメラが自動制御します。
M
マニュアル(
0
90
)
シャッタースピードと絞り値の両方を自分で設定します。長時間露出
(バルブ、タイム)撮影も、このモードで行います。
D
レンズの絞りリングについて
CPU
レンズ(
G
タイプレンズを除く)の絞りリング(
0
221
)は、必ず最小絞り(一番大きい数値)に
セットしてください。
A
露出について
シャッタースピードと絞り値を調整して、画像を意図した明るさ(露出)で撮影することを、「露出を
合わせる」といいます。同じ露出の画像でも、シャッタースピードと絞り値の組み合わせによって、撮
影される画像の流動感や背景のぼかし具合などが変わってきます。
シャッタースピード 絞り値
速いシャッター
スピードのとき
シャッタースピード:
1/1600
秒
遅いシャッター
スピードのとき
シャッタースピード:
1
秒
絞りを開いたとき
(絞り値が小さいとき)
絞り値:
F5.6
絞りを絞り込んだとき
(絞り値が大きいとき)
絞り値:
F22