使用説明書
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カメラとバッテリーの取り扱い上のご注意
カメラの取り扱い上のご注意
● 強いショックを与えない
カメラやレンズを落としたり、ぶつけたりしないよ
うにご注意ください。強い衝撃や振動を加えると、
破損したり精密に調整された部分に悪影響を及ぼ
します。
● 水にぬらさない
カメラは水にぬらさないようにご注意ください。カ
メラ内部に水滴が入ったりすると部品がさびつい
てしまい、修理費用が高額になるだけでなく、修理
不能になることがあります。
● 急激な温度変化を与えない
極端に温度差のある場所に急にカメラを持ち込む
と、カメラ内外に水滴が生じ、故障の原因となりま
す。カメラをバッグやビニール袋などに入れて、周
囲の温度になじませてからお使いください。
● 強い電波や磁気の発生する場所で撮影しない
強い電波や磁気を発生するテレビ塔などの周囲や、
強い静電気の周囲では、記録データが消滅したり、
撮影画像へのノイズ混入等、カメラが正常に機能し
ないことがあります。
● 長時間、太陽に向けて撮影または放置しない
太陽などの高輝度被写体に向けて長時間直接撮影
したり、放置したりしないでください。過度の光照
射は撮像素子の褪色・焼き付きを起こすおそれがあ
ります。また、その際撮影された画像に、真っ白く
にじみが生じることがあります。
● カメラ本体のお手入れについて
カメラ本体のお手入れの際は、ブロアーでゴミやほ
こりを軽く吹き払ってから、乾いた柔らかい布で軽
く拭いてください。特に、海辺で使った後は、真水
を数滴たらした柔らかい清潔な布で塩分を拭き
取ってから、乾いた柔らかい布で軽く拭いて乾かし
てください。
● ミラーやレンズの手入れ方法について
ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこ
りが付いているときは、ブロアーで軽く吹き払う程
度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロ
アーの場合、スプレー缶を傾けずにお使いください
(中の液体が気化されずに吹き出し、ミラーやレン
ズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋
などが付いてしまった場合は、柔らかい清潔な布に
市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き
取ってください。
● ローパスフィルターの手入れ方法について
撮像素子の前面にあるローパスフィルターのクリー
ニングの方法については
活用ガイド
をご覧ください。
● シャッター幕に触れない
シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突
いたり、ブロアーなどで強く吹くなどは、絶対に
しないでください。傷や変形、破損などの原因と
なります。
● 風通しのよい場所に保管する
カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した
場所を選んでカメラを保管してください。ナフタリ
ンや樟脳の入ったタンスの中、磁気を発生する器具
のそば、高温となる夏季の車内、使用しているス
トーブの前などにカメラを置かないでください。故
障の原因になります。
● 長期間使用しないときは、バッテリーを取り
出し、乾燥剤と一緒に保管する
カメラを長期間使用しないときは、バッテリーの液
もれなどからカメラを保護するために、必ずカメラ
からバッテリーを取り出しておいてください。保管
する際は、カメラをポリエチレン袋などに乾燥剤と
一緒に入れておくとより安全です。ただし、皮ケー
スをビニール袋に入れると、変質することがありま
すので避けてください。バッテリーは高温、多湿と
なる場所を避けて保管してください。乾燥剤(シリ
カゲル)は湿気を吸うと効力がなくなるので、とき
どき交換してください。カメラを長期間使用しない
まま放置しておくと、カビや故障の原因となること
があるので、月に一度を目安にバッテリーを入れ、
カメラを操作することをおすすめします。
● バッテリーや
AC
アダプターを取り外すとき
は、必ずカメラの電源を
OFF
にする
カメラの電源が
ON
の状態で、バッテリーを取り出
したり、
AC
アダプターを取り外すと、故障の原因
となります。特に撮影中や記録データの削除中に前
記の操作は行わないでください。
● 液晶モニターについて
• モニター画面は、非常に精密度の高い技術で作ら
れており、
99.99%
以上の有効ドットがあります
が、
0.01%
以下でドット抜けするものがあります。
そのため、常時点灯(白、赤、青、緑)あるいは
非点灯(黒)の画素が一部存在することがありま
すが、故障ではありません。また、記録される画
像には影響ありません。あらかじめご了承くださ
い。
• 屋外では日差しの加減で液晶モニターが見えに
くい場合があります。










