使用説明書
75
• 液晶モニター表面を強くこすったり、強く押した
りしないでください。液晶モニターの故障やトラ
ブルの原因になります。もしゴミやほこり等が付
着した場合は、ブロアーで吹き払ってください。
汚れがひどいときは、柔らかい布やセーム革等で
軽く拭き取ってください。万一、液晶モニターが
破損した場合、ガラスの破片などでケガをするお
それがあるので充分ご注意ください。中の液晶が
皮膚や目に付着したり、口に入ったりしないよう、
充分ご注意ください。
● モアレについて
モアレは、被写体の模様と撮像素子の配列とが干渉
して起きる現象で、連続するパターンのある画像
(建物の格子や格子模様、格子状に並んだビルの窓
など)や、規則的に繰り返す細かい模様を持つ被写
体(カーテンレースの網目や衣類など)を撮影した
ときに発生することがあります。
モアレが発生しやすい被写体を撮影するときは、撮影
距離を変える、ズームレンズをご使用の場合はズーミ
ングして焦点距離を変える、被写体に対する角度を変
えて撮影する、などの方法をおすすめします。
バッテリーの取り扱いについて
● 使用上のご注意
•
バッテリーの使用方法を誤ると液もれにより製品が
腐食したり、バッテリーが破裂したりするおそれが
あります。次の使用上の注意をお守りください。
-
バッテリーはカメラの電源を
OFF
にしてから入
れる。
-
バッテリーを長時間使用した後は、バッテリー
が発熱していることがあるので注意する。
-
バッテリーの端子は、汚さないように注意する。
-
必ず指定のバッテリーを使う。
-
バッテリーを火の中に投入したり、ショートさ
せたり、分解したりしない。
-
カメラやチャージャーから取り外したバッテ
リーには、必ず端子カバーを付ける。
• カメラの使用直後など、バッテリーの温度が高く
なっている場合は、温度が下がるのを待ってから
充電してください。バッテリー内部の温度が高い
状態では、充電ができなかったり、または不完全
な充電になるばかりでなく、バッテリーの性能が
劣化する原因になります。
• しばらく使わない場合は、カメラでバッテリーを
使い切った状態で涼しいところで保管してくださ
い。周囲の温度が
15
℃
∼
 25
℃くらいの乾燥した
ところをおすすめします。暑いところや極端に寒
いところは避けてください。
• 使用後のバッテリーは半年以内に充電するようお
すすめします。長期間保管する場合は、半年に一
回程度充電した後、カメラでバッテリーを使い
切ってから涼しいところで保管してください。
• 使用しないときは必ずバッテリーをカメラや
チャージャーから取り外してください。付けたま
まにしておくと、電源が切れていても微少電流が
流れていますので、過放電になり使えなくなるお
それがあります。
● 撮影前にバッテリーをあらかじめ充電する
撮影前にバッテリーを充電してください。付属のバッ
テリーは、ご購入時にはフル充電されていません。
● 予備バッテリーを用意する
撮影の際は、充電された予備のバッテリーをご用意
ください。特に、海外の地域によってはバッテリー
の入手が困難な場合があるので、ご注意ください。
● 低温時にはフル充電したバッテリーを使用
し、予備のバッテリーを用意する
低温時に消耗したバッテリーを使用すると、カメラ
が作動しないことがあります。低温時にはフル充電
したバッテリーを使用し、保温した予備のバッテ
リーを用意して暖めながら交互に使用してくださ
い。低温のために一時的に性能が低下して使えな
かったバッテリーでも、常温に戻ると使えることが
あります。
● バッテリーの残量について
• 電池残量がなくなったバッテリーをカメラに入れ
たまま、何度も電源の
ON/OFF
を繰り返すと、バッ
テリーの寿命に影響を及ぼすおそれがあります。
電池残量がなくなったバッテリーは、充電してお
使いください。
• 充分に充電したにもかかわらず、室温での使用状
態でバッテリーの使用時間が極端に短くなってき
た場合は、バッテリーの寿命です。新しいリチャー
ジャブルバッテリー
EN-EL14a
をお求めください。
● 充電が完了したバッテリーを続けて再充電し
ない
バッテリー性能が劣化します。
● 小型充電式電池のリサイクル
不要になった充電式電池は、貴
重な資源を守るために、廃棄し
ないで充電式電池リサイクル協
力店へお持ちください。
数字の有無と数値
は、電池によって
異なります。










