使用説明書
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撮影メニュー(撮影時の設定)
C カラー設定についてのご注意
・ カラーマネジメント機能を持たないアプリケーションで画像を開くときやプリントするとき、また
はダイレクトプリントや、プリントサービス店にプリントを依頼するときは、[モードⅠ
a (sRGB)]
または[モードⅢ
a (sRGB)]をおすすめします。
・[モードⅡ(
Adobe RGB)]の 画 像 を Adobe Photoshopなどのカラーマネジメント機能を持ったア
プリケーションで開く場合は、色空間を
Adobe RGBに設定してください。詳しくは、アプリケー
ションの説明書をご覧ください。
D 色空間とは
色を数値化して表現するときに、どの色にどの数値を対応させるかを定めたもので、「カラースペー
ス」ともいいます。一般には
sRGB色空間が利用されています。Adobe RGB色空間は出版・印刷など
で使われる場合があります。
D 色合い調整の意味
色は「彩度(鮮やかさ)」「色相(色合い)」「明度(明るさ)」の
3要素で成り立っており、「色合い調
整」はこのうち「色相」を変化させるものです。調整の単位が角度で表されているのは、色彩管理な
どで用いられる「色相環(赤から紫までの色相を環状につなげたもの)」を何度回転させるかで、色
相の変化の度合いを示しているためです。
ホワイトバランス
ホワイトバランスを変更します(A52)。撮影メニューで設定
できるホワイトバランスの種類は、「撮影設定変更画面」での
[ホワイトバランス]
に加えて、蛍光灯の種類を細かく設定でき
ます。また、ホワイトバランスを微調整できます(A
104)。微
調整の必要がないときは、微調整値を[
0]にしてQボタン
で決定してください。
蛍光灯の種類を選ぶ
[蛍光灯]を選ぶと次の項目から選べます。
l
ナトリウム灯混合光
野球場、体育館などのナトリウム灯の混合光を使った撮影に適しています。
m
電球色蛍光灯
電球色蛍光灯下での撮影に適しています。
n
温白色蛍光灯
温白色蛍光灯下での撮影に適しています。
o
白色蛍光灯(初期設定)
白色蛍光灯下での撮影に適しています。
p
昼白色蛍光灯
昼白色蛍光灯下での撮影に適しています。
q
昼光色蛍光灯
昼光色蛍光灯下での撮影に適しています。
r
高色温度の水銀灯
色温度の高い水銀灯などを使った撮影に適しています。
ホワイトバランス
オート
電球
蛍光灯
晴天
フラッシュ
曇天
晴天日陰