使用説明書
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レンズを取り付ける
手ブレ補正機能(VR)を使う
AF-S DX NIKKOR 18–55mm f/3.5–5.6G VRには、手ブレ補正機能(VR)があります。
このレンズでは、シャッタースピードで約
3段分
※
(焦点距離55mm時)の手ブレを
補正します。パンニング(流し撮り)にも対応しています。
※ 当社測定条件によります。また、手ブレ補正効果は、撮影者や撮影条件によって異なります。
・ 手ブレ補正機能を使うときは、手ブレ補正スイッチを[ON]にしてく
ださい。
・ シャッターボタンを半押しすると、手ブレを補正します。このときファ
インダー内の画像のブレも補正するため、ピント合わせが容易で、構図
が決めやすくなります。
・ 手ブレ補正スイッチを[
OFF]にすると、手ブレを補正しません。
B 手ブレ補正使用時のご注意
・ パンニング(流し撮り)でカメラの向きを大きく変えた場合、流した方向の手ブレ補正は機能しま
せん。例えば、流し撮りで横方向にパンニングすると、縦方向の手ブレだけが補正され、流し撮り
ができます。
・ 手ブレ補正の原理上、シャッターをきるとファインダー像がわずかに動くことがありますが、異常
ではありません。
・ 手ブレ補正中にカメラの電源スイッチを
OFF にしたり、レンズを取り外したりしないでください。
(その状態でレンズを振るとカタカタ音がすることがありますが、故障ではありません。カメラの
電源スイッチを再度
ONにすれば、音は消えます。)
・ 内蔵フラッシュ充電中には、手ブレを補正しません。
・ 三脚を使用するときは、手ブレ補正スイッチを[
OFF]にしてください。ただし、三脚を使っても
雲台を固定しないときや、一脚を使用するときには、スイッチを[
ON]にするようおすすめします。
D レンズの画角と焦点距離について
D60 ではさまざまなニコン一眼レフカ
メラ用レンズが使用できます。ただし、
これらのレンズを
D60 に装着したとき
の画角は、レンズに表記されている焦点
距離の
1.5倍のレンズに相当する画角に
なります。これは
35mm判カメラの撮影
画面サイズ(
36 ×24 mm)に対して、
D60の撮影画面(約23.6×15.8 mm)が
小さいためです。
例:
D60 に 24mm のレンズを装着した
場合の画角は、
35mm 判カメラ換算
でおおよそ
36mm の焦点距離とな
ります。
レンズ
35mm判撮影画面サイズ
(36×24 mm)
画面対角線
D60の撮影画面サイズ
(23.6×15.8 mm)
35mm判の画角
D60の画角