使用説明書
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ISO感度を設定する
撮影設定変更画面から[ISO感度]を選んで設定します(操作手順:A48)。
暗い場所で撮影するときは、シャッタースピードが遅くなり手ブレしやすくなります
が、
ISO感度を標準(ISO 100)よりも高くすれば、より速いシャッタースピードで
撮影でき、手ブレしにくくなります。
ISO感度はISO 100∼1600の間で、1段刻みで
設定できます。また、
ISO 1600から、さらに約1段感度を上げることもできます
(
Hi 1:ISO 3200相当)。
設定できる
ISO感度は、撮影モードによって次のように異なります。
[
AUTO]に設定すると、カメラが自動的に100∼1600の間でISO感度を決めます。
B ISO感度[Hi 1]についてのご注意
[
Hi 1]で撮影した画像には、ざらつき、色むら、色つきが発生しやすくなります。
C ISO感度の設定について
撮影モードダイヤルをa、b、c、d からデジタルイメージプログラムに切り換えると、デジタルイ
メージプログラムの
ISO感度の設定は[AUTO]にリセットされます。
C ISO感度の自動制御について
撮影モードa、b、c、dでは、[カスタムメニュー]の[
10 感度自動制御](A111)で、ISO感度
の自動制御を設定できます。ただし、
ISO 感度の設定を[Hi 1]にしているときは、感度自動制御は
行われません。
C 関連ページ
高感度撮影時のノイズを低減する
→ 撮影メニュー「ノイズ低減」(A108)
D ISO感度とは
フィルムカメラで使うフィルムの
ISO感度に相当します。一般的に、ISO感度を高くするほど、より
高速のシャッタースピードで撮影できます(同じ被写体を同じ絞り値で撮影する場合)。このため、
暗い場所での撮影や動いている被写体の撮影などに効果的ですが、撮影した画像が多少ざらつく場合
があります。
E ISO感度
撮影メニュー(A
100)でもISO感度を設定できます。
F 11 F/Gボタンの機能(A112)
コマンドダイヤルでも
ISO感度を設定できます。
e、f、g、h、
i、j、k、l
AUTO(オート、初期設定)、100∼1600、Hi 1
a、b、c、d
100(初期設定)∼1600、Hi 1