使用説明書
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測光方式を変更する
測光モード
撮影設定変更画面から[測光モード]を選んで設定します(操作手順:A48)。
カメラが被写体の明るさを測る方式を設定します。測光方式は、撮影モードがa、b、
c、dのときのみ、測光モードで次の設定を選べます(撮影モードがe、f 、g、
h、i、j、k、lの場合、測光モードは常にマルチパターン測光になります)。
C 測光方式について
・ 非
CPUレンズをお使いの場合は、測光できません。測光モードも選べません。
・ このカメラは、
420分割RGBセンサーを搭載しています。
・ マルチパターン測光のときは、
GタイプまたはDタイプレンズ使用時に、このセンサーから得られ
る様々な情報を最大限に利用できる「
3D-RGBマルチパターン測光Ⅱ」という測光方式になります。
その他の
CPUレンズ使用時は、距離情報を考慮しない「RGBマルチパターン測光Ⅱ」という測光方
式になります。
E 05 測光モード
カスタムメニュー(A
109)でも測光モードを切り換えられます。
p
マルチパターン測光(初期設定)
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を測光して、被写体
の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図など様々な情報を瞬時に分析するため、見た目
に近い画像が得られます。
q
中央部重点測光
画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被写体を大きく配置して撮
影する場合などに適しています。
r
スポット測光
フォーカスポイントに重なる部分だけを測光します。逆光時や被写体の明暗差が激しい
ときなど、狭い範囲の露出を基準にして撮影したい場合に適しています。
・ 測光エリアは、フォーカスポイントに連動します。
・[
AF エリアモード](A58)が N(至近優先ダイナミック AF モード)のときは、中
央のフォーカスポイントに相当する部分を測光します。