使用説明書
122
l
調光量を補正して撮影する(調光補正)
調光補正とは、フラッシュの発光量を意図的に変えることで、背景に対する被写体の明るさ
を調整したいときなどに使います。発光量を多くしてメインの被写体をより明るく照らした
り、発光量を少なくしてメインの被写体に光が強く当たりすぎないようにするなど、発光量
の微妙な調整ができます。
❚❚
調光補正の設定方法
M
(
Y
)ボタンを押しながら、サブコマンドダイヤルを回す
• 調光露出補正値は、表示パネルに表示されます。
• 調光補正は、
1/3
段ステップで−
3
段〜+
1
段の範
囲で設定できます。
• 補正量を設定すると、表示パネルとファインダー内表示に
Y
(調光補正)マークが表示されます。
•
M
(
Y
)ボタンを押すと、表示パネルとファインダー内表示で
設定した補正量を確認できます。
• 被写体を明るくしたいときは+側に、暗くしたいときは−側に
補正するのが基本です。
• 調光補正を解除するには、補正量を
0.0
にしてください。カメラ
の電源を
OFF
にしても、補正量の設定は解除されません。
A
別売スピードライトの調光補正について
• 別売のスピードライト
SB-910
、
SB-900
、
SB-800
、
SB-700
、
SB-600
、
SB-400
、
SB-R200
使用時も、調光補
正ができます。
SB-910
、
SB-900
、
SB-800
、
SB-700
、
SB-600
使用時は、スピードライト側でも調光補正が
できます。
• カメラ側とスピードライト側で同時に調光補正を行う場合、両方の補正値を加算します。
A
関連ページ
• 調光補正のステップ幅を変更する →
A
b2
[露出設定ステップ幅](
0
240
)
• フラッシュ撮影時に露出補正した場合に調光量も補正するかどうかを設定する →
A
e4
[フラッシュ使用時
の露出補正](
0
257
)
• 調光補正値を変えながら撮影する →「
AE
ブラケティング、フラッシュブラケティングの撮影方法」(
0
133
)
撮影モード
P
、
S
、
A
、
M
のみ
M
(
Y
)ボタン
サブコマンド
ダイヤル
補正なし(
M
(
Y
)ボタン
を押したとき)
−
0.3
段補正
+
1
段補正