使用説明書
161
x
A
非
CPU
レンズを使用する場合は
• 非
CPU
レンズ使用時は、セットアップメニューの[レンズ情報手動設定](
0
151
)で焦点距離と開
放絞り値(開放
F
値)を設定してください。
• 非
CPU
レンズ(
0
312
)は、撮影モードが
A
、
M
のときのみ使用できます(
0
48
、
49
)。
• 絞り値の設定は、レンズの絞りリングで行ってください。
A
ライブビュー撮影時の露出について
• ファインダー撮影時とライブビュー撮影時では、シーンによっては、露出が異なる場合があります。ライブ
ビュー撮影時は、ライブビュー表示に適した測光を行うため、
液晶モニターに表示された明るさに近い露出
で撮影されます。
• 撮影モード
P
、
S
、
A
、
M
、
%
の場合、
E
ボタンを押しながらメインコマンドダイヤルを回すと、露出補正の
設定ができます(±
5
段の範囲)(
0
85
)。ただし、画面で露出を確認できるのは±
3
段の範囲に限られます。
D
ライブビュー撮影時のご注意
• 静止画ライブビュー中は、液晶モニターの表示に次のような現象が発生することがありますが、実際に記録
される画像に影響はありません。
-
電車や自動車など、高速で画面を横切る被写体が歪んで表示される
-
カメラを左右に動かした場合、画面全体が歪んで見える
-
ジャギー、偽色、モアレ、輝点が発生する
-
周囲でスピードライトやフラッシュなどが発光されたり、イルミネーションなどの点滅する光源がある場
合、画面の一部が明るくなったり、明るい横帯が発生する
• 蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯などの照明下で、ライブビュー表示中に画面にちらつきや横縞が生じる「フ
リッカー現象」は、セットアップメニューの[フリッカー低減](
0
271
)で低減できますが、設定してい
るシャッタースピードによっては、撮影した静止画に記録されることがあります。
• レンズを取り外すと、ライブビュー撮影は終了します。
• 長時間ライブビューで撮影すると、カメラ内部の温度が上昇することがあるため、ノイズ(ざらつき、む
ら、輝点)が発生する場合があります。撮影時以外は、ライブビューを終了してください。
• 次のような場合は、高温によるカメラへの損傷を抑えるために、ライブビューの開始を制限したり自動的に
終了したりすることがあります。
-
撮影時の気温が高い場合
-
ライブビュー撮影や動画撮影を長時間行った場合
-
連写(連続撮影)を行った直後など
カメラが熱くなってライブビューを開始できない場合は、カメラ内部の温度が下がるまでライブビューを一
時休止してください。このとき、カメラボディー表面が熱くなることがありますが故障ではありません。
• 適正露出に影響を与える接眼部からの逆入射光を防ぐため、シャッターボタンを押す前に付属のアイピース
キャップ
DK-5
を取り付けてください(
0
58
)。
• ライブビュー表示中は、太陽など強い光源にカメラを向けないでください。内部の部品が破損するおそれが
あります。
• 静止画ライブビュー時に動画撮影ボタンを押しても動画撮影はできません。ライブビューセレクターを
1
に
合わせて動画ライブビューに切り換えてください(
0
163
)。
D
ライブビュー残り時間のカウントダウンについて
• 自動的にライブビューを終了する
30
秒前から、液晶モニターの左上にカウントダウンを表示します(
0
159
)。
-
カスタムメニュー
c4
[液晶モニターのパワーオフ時間](
0
243
)の設定により終了する場合は、終了
30
秒前から黒字で表示し、終了
5
秒前から赤字で表示します。
-
[液晶モニターのパワーオフ時間]の[ライブビュー表示]を[制限なし]に設定している場合も、カメラ
内部の温度上昇などによりライブビューが終了する場合があり、この場合は終了
30
秒前から赤字で表示し
ます。撮影条件によっては、ライブビュー開始後すぐにカウントダウンが始まることがあります。
•
画像再生時はカウントダウンを表示しませんが、カウントダウン時間でライブビューを自動的に終了します。