使用説明書
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測光・露出
適正な露出を得るためにカメラが被写体の明るさを測る方法(測光モー
ド)を設定します。
•
P
、
S
、
A
、
M
以外の撮影モードの場合、それぞれの撮影シーンに適した
測光モードが自動的に選ばれます。
測光モードを設定する
撮影モード
P
、
S
、
A
、
M
のみ
a
マルチ
パターン
測光
ほとんどの撮影状況に対応できる測光モードです。画面の広い領域を
測光して、被写体の輝度(明るさ)分布、色、距離や構図などさまざ
まな情報を瞬時に分析するため、見た目に近い画像が得られます。
Z
中央部重点
測光
画面の中央部分を重点的に測光します。画面中央にメインの被写体
を大きく配置して撮影する場合などに適しています。
• 露出倍数のかかるフィルターをお使いになるときは、中央部重点
測光をおすすめします。
•
ファインダー撮影時、測光範囲はカスタムメニュー
b4
[中央部重点
測光範囲](
0
272
)で変更できますが、非
CPU
レンズ使用時は
φ
8mm
相当になります。
b
スポット
測光
ファインダー撮影時、
フォーカスポイントに重なるφ
3.5 mm
相当
(全画面の約
2.5
%)の部分だけを測光します。逆光時や被写体の明
暗差が激しいときなど、狭い範囲での露出を基準にして撮影したい
場合に適しています。
• 測光エリアは、フォーカスポイントに連動します。ただし、ファ
インダー撮影時の
AF
エリアモード(
0
82
)がオートエリア
AF
の
ときや、非
CPU
レンズ使用時は、中央のフォーカスポイントに相
当する部分を測光します。