使用説明書
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● ミラーやレンズの手入れ方法について
ミラーやレンズは傷が付きやすいので、ゴミやほこりが付いているときは、ブロ
アーで軽く吹き払う程度にしてください。なお、スプレー缶タイプのブロアーの場
合、スプレー缶を傾けずにお使いください(中の液体が気化されずに吹き出し、ミ
ラーやレンズを傷つける場合があります)。レンズに万一指紋などが付いてしまっ
た場合は、柔らかい清潔な布に市販のレンズクリーナーを少量湿らせて、軽く拭き
取ってください。
● 撮像素子の手入れ方法について
撮像素子のクリーニングの方法については
0
314
、
316
をご覧ください。
● レンズの信号接点について
レンズの信号接点を汚さないようにご注意ください。
● シャッター幕に触れない
シャッター幕は非常に薄いため、押さえたり、突いたり、ブロアーなどで強く吹く
などは、絶対にしないでください。傷や変形、破損などの原因となります。
● 風通しのよい場所に保管する
カビや故障などを防ぐため、風通しのよい乾燥した場所を選んでカメラを保管して
ください。防虫剤があるところ、磁気を発生する器具のそば、高温となる夏季の車
内、使用しているストーブの前などにカメラを置かないでください。故障の原因に
なります。
● 長期間使用しないときは、バッテリーを取り出し、乾燥剤と一緒に保管する
カメラを長期間使用しないときは、バッテリーの液もれなどからカメラを保護する
ために、必ずカメラからバッテリーを取り出しておいてください。保管する際は、
カメラをポリエチレン袋などに乾燥剤と一緒に入れておくとより安全です。ただ
し、皮ケースをビニール袋に入れると、変質することがありますので避けてくださ
い。バッテリーは高温、多湿となる場所を避けて保管してください。乾燥剤(シリ
カゲル)は湿気を吸うと効力がなくなるので、ときどき交換してください。カメラ
を長期間使用しないまま放置しておくと、カビや故障の原因となることがあるの
で、月に一度を目安にバッテリーを入れ、カメラを操作することをおすすめします。
● バッテリーや
AC
アダプターを取り外すときは、必ずカメラの電源を
OFF
にする
カメラの電源が
ON
の状態で、バッテリーを取り出したり、
AC
アダプターを取り外
すと、故障の原因となります。特に撮影中や記録データの削除中に前記の操作は行
わないでください。